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スマホが反応しない!iPhoneのタッチ病について解説 | スマホスピタル

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iPhoneがタッチ病になる原因

iPhoneのタッチ病とは、2014年9月に発売された6や6Plusで発生する症状のことです。何らかの原因で本体が歪むと、ロジックボード(電子基盤)にはんだ付けされている「タッチIC」が外れてしまい、画面が反応しなくなります。お尻のポケットに入れたまま座ったり、落としてしまったりするなどが原因です。

iPhone6や6Plusでは、従来とロジックボードの仕様が異なり、タッチICが外れるのを防ぐ樹脂がありません。タッチICをはんだの溶接だけで固定しているため、本体が歪むたびに溶接がもろくなり、取れやすくなるわけです。

iPhone6s以降は外れるのを防ぐ樹脂が復活し、アルミニウム合金の採用で本体も歪みにくくなりました。画面が反応しなくても原因が異なるので、これに関してはタッチ病とはいわれません。

タッチ病以外で画面が反応しなくなるのは、さまざまな原因があります。例えば画面割れです。そこから液晶が漏れ出すと、触っても反応しません。

本体が歪んでロジックボードには問題が無くても、画面と感知する電極との接触が悪くなって反応しない場合もあります。バッテリーが膨張して内側から圧迫するのも同様です。

また、iPhoneの内部に水が入り込んで、ロジックボードが濡れてしまうと、故障して画面が反応しなくなる恐れがあります。iPhone7以降は耐水性能がありますが、あくまでも雨に濡れたり、飲みものをこぼしたりしたときのダメージを防げる程度のものです。浴槽に沈めたり、シャワーを勢いよく浴びせたりするのは耐えられないでしょう。

本体に問題が無くても、iOSに不具合があると画面が反応しなくなります。設定の変更やiOSの初期化、最新バージョンへの更新で解決するかもしれません。

また、アプリを一度に複数立ち上げて、メモリ不足になっている可能性も考えられます。もしホームボタンを押してアプリを非表示にできるなら、再度ホームボタンを2回押しましょう(iPhoneX以降は画面下から中ほどまでスワイプ)。起動しているアプリの一覧が表示されるので、画面上にスワイプして終了することが可能です。

他にも、画面を保護するフィルムや指の乾燥が原因になる場合もあります。iPhoneの画面は「静電容量方式」を採用しており、画面に指が触れたとき、静電気の量が変化するのを周囲にあるセンサーが読み取って、画面が反応する仕組みです。

フィルムや指の乾燥によって静電気の量が変化しないと、センサーが指の位置を読み取れず、画面が反応しなくなります。あくまでも一時的なもので、原因となるフィルムをはがしたり、指の乾燥が解消したりすれば元通りになるでしょう。

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タッチ病の症状

iPhone6と6Plusのタッチ病は、画面が反応しなくなる前に、特有の症状が現れます。画面の一番上に幅広の灰色っぽいバーが現れ、チカチカ点滅するといった症状です。この時点では、まだ画面に触れても操作はできますが、そのうち一切反応しなくなります。

タッチ病以外で画面が反応しなくなるときは、これといった前兆が無いまま、いきなり起こるのが一般的です。

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iPhoneのタッチ病が起こったときにやること

もしiPhoneの画面がタッチ病などで反応しなくなったら、どのような手順で対処すればいいのでしょうか。

データの保存をする

タッチ病か否かに関係なく、画面が反応しなくなったら、可能な限りデータをバックアップしておきましょう。画面が反応すればiPhoneの本体からiCloud上へ保存できますが、そうでないときは、パソコンに接続してiTunes経由でバックアップすることができます。

iTunesの画面から「今すぐバックアップ」を選択するだけです。設定によってパソコン内部だけでなく、iCloud上へのバックアップもできます。

また、挙動がおかしくなった時点で、パスコードロックをオフにしておきたいところです。画面が反応しなくなったときに何も表示できなくなるのを防げます。

パスコードロックをオフにするには、「設定」→「Face ID(またはTouch ID)とパスコード」の順番です。パスコードを入力した後、「パスコードをオフにする」という項目が表示されます。

ただし、パスコードをオフにするとApple Payは使えません。登録内容がすべて削除されるからです。他にもApp Storeを利用するたびにApple IDのパスワードを入力しなければいけなくなります。クレジットカードなどの重要なデータをiPhone上で簡単に見られるようになるため、うっかり他人の目に触れないよう管理が必要です。

専門家へ修理に出す

タッチ病はロジックボードの不具合が原因なので、自力で直すのは困難です。たとえ直せたとしても、iPhoneを分解した時点でAppleの保証の対象外になってしまいます。

また、iPhone6Plusに限り、Appleの「Multi-Touch修理プログラム」の対象です。Apple Storeや正規のサービスプロバイダに持ち込んで、タッチ病の症状が確認できれば有料で修理してくれます。

有料なのは、Appleにとってタッチ病が、普通に使っている分には起こらず、あくまでもユーザーが故意に歪ませているのが原因という見解だからです。

タッチ病以外で画面が反応しないときは、フィルムやカバーを外し、糸くずの出ない柔かい布を水で少し湿らせて、ホコリや汚れを落としましょう。iPhone11なら頑固な汚れに対して温かい石鹸水を使えますが、それ以外の機種では厳禁です。

その際、予想外の反応を防ぐため、事前にシャットダウンしたほうが良いでしょう。強制終了したいときは、それぞれ以下のボタンの組み合わせでできます。

iPhone8以降 音量を下げるボタン、音量を上げるボタンの順番で押し、最後に電源ボタンを長押しする。
iPhone7、7Plus 音量を下げるボタンと電源ボタンの長押し。
iPhone6s以前 ホームボタンと電源ボタンの長押し。

掃除しても反応しなければ、タッチの設定を変更しましょう。タッチの設定は「設定」→「一般」→「タッチ」の順番です。その中にある「タッチ調整」を変更します。その他では、iOSの更新で解消する場合もあります。画面が反応しないときは、パソコンに接続してiTunesの「アップデートを確認」から可能です。

最後の手段として初期化する方法があります。まずは、先ほど紹介した方法でバックアップを取りましょう。その後でiTunesの「iPhoneを復元」を選択します。

それ以外に、本体の問題で画面が反応しないときは、専門家に任せたほうが無難です。Apple Storeや正規のサービスプロバイダで修理すれば、純正の部品を使えますし、Appleの保証が適用されます。修理のために分解しても保証の対象外にはなりません。

とはいえ、正規店は店舗数が少なく、常に混み合っているのが難点です。ただし、保証の範囲外の修理になると、料金は高額になります。そこでおすすめしたいのがiPhoneの修理を専門とする業者です。当社スマホスピタルもiPhone修理の専門業者として全国展開をしており、割安な料金で修理を受けています。

料金は店舗によって異なりますが、ガラスと液晶を交換するだけなら、iPhone6Plusで1万円以下です。全店共通のSNS割や、店舗独自の割引を適用すれば、さらに安くなります。所要時間は事前に予約していれば30分程度です。※iPhoneの状態によっては30分以上の場合もあります。

ロジックボードを交換するとなれば高額になり、預かりの修理となりますが、すでにAppleの保証が切れている場合は、正規店に依頼するよりもお得になる可能性があります。

また、スマホスピタルでは故障箇所だけの修理を行うので、原則として初期化はしません。万が一バックアップできなくても、データはそのまま残ります(初期化するときは事前に確認します)。

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まとめ

iPhoneのタッチ病は、本体の歪みによってロジックボードからタッチICが外れることで起こります。画面の一番上に灰色のバーが現れて点滅するのが前兆です。AppleではiPhone6Plusに限り、修理プログラムを提供しています。

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