ただいま急増中！気温が上がってくるとどうしても多発する“バッテリー膨張” | スマホスピタル

どんなスマホを使っているうちに起きる可能性がある“バッテリー膨張”というものはご存知でしょうか？

スマホの内部にはバッテリーが搭載されていて、私たちは日々そこに充電をして使用しているわけでスマホを使う上で必ず行なっているものになります。

ただ、この“充電をする”という当たり前にするこの行為自体が今回のバッテリー膨張の原因の一つにもなっていたりするのはご存知でしょうか？

今回はスマホにおける“バッテリー膨張”がどういうものなのか、原因や症状、解決方法などもご紹介させていただければと思います。

“バッテリー膨張“とは？

まずバッテリー膨張というのはどういうものなのかですが、

前述の通りどのスマホも電力供給はこのバッテリーを通して行なっているものになります。

スマホのバッテリーの場合リチウムイオン電池というものが使われている機種が殆どになっており、

このバッテリーは消費をしても再充電をして繰り返し使用可能な画期的なものになっております。

ただこのバッテリーも永久に使い続けることができる物ではなく、使用をしているだけでも経年劣化をしていく物になっています。

一回使い切ったら交換をする必要はないですが、どちらかと言えば“消耗品”として扱うのが妥当でしょう。

そしてこのバッテリーの経年劣化によって様々な症状が出てきたりするわけですが、

その経年劣化の症状の一つであるのが今回ご紹介するバッテリー膨張になっています。

膨張というのは一般的に物が膨らんで肥大化することを指す言葉ですが今回も同じ意味で、

スマホ内部のバッテリーが大きく膨らんできてしまう症状(故障とも言えます)になります。

・バッテリー膨張が起きる原因

さて、バッテリーが膨張してしまう原因としてよくあるものとしては…

①【長年使っているスマホを極端に熱い場所などに放置・高温になりやすい場所での使用をするなどの環境依存】

②【充電ケーブルを挿しっぱなしで長時間動画やゲームなどをやり続ける行為】

③【元々弱ってしまっているバッテリーに何かしら落下などによる衝撃が加わり膨らんでくる】

④【本体自体のバッテリーが元々膨らみやすい(そういう症状が出やすい機種など)】

というものが原因になっていることが多いです。

特にこの中で多い原因でよくご依頼を頂くときによくお聞きするものが①と②になります。

①に関して、バッテリーの膨張が起きやすい時期というのが夏場になっておりまして

毎年夏場になるとバッテリーが膨張してしまったスマホの修理のご依頼が激増します。

長年使っているバッテリーは充電の溜まりが悪くなったり電池残量があっても電源が落ちたり再起動を繰り返したりという症状が出てきたりするのですが、

バッテリーが使い古されてくると電気の流れが変わってきたりする影響で負荷がかかりやすい状態になってしまっている事が多いです。

その弱ってボロボロになってしまったバッテリーに熱が加わるだけでバッテリーが一気に膨らんでくることが多く、

しかもこの膨張に関しては急に膨らんできたりするものや徐々に膨らんでくるもの、気づいたら膨らんでいたものなど多数のパターンがあります。

気付かないうちに膨らんでいるパターンで多いのが「普段ケースに入れっぱなしだったので膨張してくるまで気付かなかった…」というものなので

ケースから普段外さず使用されている方は要注意になります。

②に関しては、充電をしながら消費をする行為になるのでバッテリーに2つの事を同時にさせていることになりますので負荷が物凄くかかりやすくなってしまいます。

例えば動画などを長時間見たりする場合やゲームを長時間する場合、

充電をしていないと消費が激しくて使っていられない等もあるかと思いますので大体の人は充電しながらこれらの行為をしている方が多いと思います。

バッテリーは経年劣化してくるものなので長年使っていればなおさら充電をしながらという事が増える→バッテリーに余計に負荷がかかるという悪循環ループに陥ってしまう事になります。

これによりバッテリーが膨らんできてしまうという事も多いので、充電か消費はどちらかにする事が推奨されます。

・バッテリー膨張は新たな故障原因にも繋がります！

バッテリー膨張の原因は上でも説明した通りですが、次にこのバッテリー膨張が起きたことによるデメリットや起きる故障などの紹介になります。

大体のスマホの構造としては、普段我々が操作する画面の下にバッテリーは搭載されていることが多くなっています。

細かい各スマホの構造はそれぞれ違ったりもしますが、基本はこの構造になっております。

そしてそのバッテリー膨張が起きてくると…

“画面自体を内側から押し上げてしまい、それにより画面が割れる(割れやすくなる)”

“バックパネルも同様に押し上げられてしまい割れる(割れやすくなる)”

“本体フレームとの間に隙間ができてしまい折角の耐水機能などがそれにより失われる”

などの症状や膨張が原因となるデメリットが起きます。

画面が押し上げられて割れてしまうと急に操作ができなくなったり連絡手段として急に使えなくなる可能性や画面交換修理の必要が出てきたり、

割れていなくても膨張したバッテリーのせいで誤反応が起きてしまい操作性に支障が出てきたりすることもあり、余計な出費がかさんだりするという意味でも早めに対処する必要があります。

そして大抵のスマホの場合、最低限内部に水が入りにくくなるように耐水機能が備わっていることが多いのですが隙間が空いてしまうとそれも失われてしまい、

水以外にもホコリや塵などが侵入しやすくなってしまいます。

ホコリや塵、小さなごみが原因でもスマホ本体の基板部分(大事なデータなどが入っている部分)が壊れてしまったりすることも少なからずあり、リスキーな状態となります。

さらにはこのバッテリーが膨張したまま放置するのは危険で早めに対処する必要があるものになっております。

膨張が進むと内部に溜まっている有毒なガスが外部に漏れだして健康被害に及ぶ可能性があったり、

バッテリー自体が限界になってしまうと発煙や発火の恐れがあったりと非常に危険な状態になってしまっているので対処が必要なものになります。

 ・これらバッテリー膨張してしまっているスマホや膨張の疑いがあるスマホ、お持ちであればスマホスピタル高槻店へ！

今回はバッテリー膨張について原因やそれによる症状などを書かせていただきました。

バッテリーが膨張してしまっているスマホにつきましては基本的に《バッテリー交換修理》をさせて頂くことにより改善することができます。

バッテリー交換修理をすることにより古くなったバッテリー(膨張)を新しいバッテリーに交換をする修理で、

この方法であればバッテリーのみを交換する方法になるので内部のデータなども基本的にはそのままでお返しできるということもあります。

あとバッテリー交換修理で無事治れば大体の機種は1時間ほどで修理完了できることが多くなっております。

メーカー修理・正規代理店での修理の場合、

・バッテリー膨張の症状なのに本体ごとの交換と判断されてしまい修理費用が高額になりがち

・修理をする際に内部に入っているデータなどは基本的に初期化をされる

・修理に2週間や最悪1か月ほどかかる可能性がある

など気軽に修理などをすることが難しかったりすることが多いですが、当店スマホスピタル高槻店ではこれらの煩わしいことは一切なく対応可能となっております。

お持ちのスマホのバッテリー膨張があった場合の修理依頼、または修理のご相談のみでも構いませんので

バッテリー膨張やバッテリー交換修理などありましたらスマホスピタル高槻店へお気軽にお問い合わせくださいませ！