バッテリー修理について
新品のスマホのバッテリーを「慣らし充電」する効果ってある? | スマホスピタル
購入直後のスマートフォンバッテリーには、あまり多くはありませんが充電されていることが殆どですね。
しかし、そのまま使っていると充電の持ちがあまり良くないことはご存知でしょうか。
スマホを購入したら、まずバッテリーの「慣らし」を行う事をお勧めします。
初めて聞く方も多いと思いますので、今回はスマホのバッテリーの「慣らし」についてご紹介します。
最近スマホを購入された方は特に知っておいて損はない情報だと思いますので、読み進めてください。
この記事でわかること
- スマホに搭載されているリチウムイオンバッテリーについて
- バッテリーの「慣らし」とは
- 「慣らし」の方法
スマホに搭載されているバッテリーはリチウムイオンバッテリー
携帯電話やスマホで使用される電池はリチウムイオン電池を採用されています。
小型の電子機器のほとんどはリチウムイオンバッテリーが搭載されているといって過言ではないほど、スマホ以外にも様々な電子機器に搭載されています。
まず初めにリチウムイオンバッテリーについてご紹介します。
リチウムイオンバッテリーの中にはプラスとマイナスがあります。
そのプラスとマイナスをイオンが行き来することで電気が生まれます。
リチウムイオンバッテリーは小型の割にはエネルギーの密度が高く、高出力、大容量ということもあり、先ほどもご紹介したように、様々な電子機器に採用されています。
また、リチウムイオンバッテリーは充電をすることで繰り返し使えるという利点もあります。
そういったことにより、リチウムイオンバッテリーを採用する小型家電が多いわけですね。
スマホのバッテリーの「慣らし」とは?
先ほどリチウムイオンバッテリーの性質を簡単にご紹介しました。
ではここで本題に入ります。
スマホのバッテリーの「慣らし」についてご紹介します。
バッテリーの「慣らし」は簡単に説明すると、購入した最初にリチウムイオンバッテリー内のイオンの動きを活発にさせることをいいます。
スマホを購入した際は当然梱包されているので、充電を繰り返ししている環境ではありません。
イオンがあまり活発に活動していない状態なので、そのまま使っているとバッテリーが破損してしまったり、正常に充電ができなくなってしまうこともあります。
そうならないために、バッテリーの「慣らし」が必要なのです。
バッテリーの「慣らし」の手順とは?
では実際にバッテリーの「慣らし」の手順をご紹介します。
- 充電を80%以上にして、バッテリーの稼働のみで20%になるまで放電する
- その後、80%まで再度充電する
- 上記の手順を2回程度行う
電池が無くなるまで使用した方が良いと考えられる方も多いですが、長時間放置すると電池が大幅に劣化してしまい、最後には充電が出来ないようになってしまいます。
そうならないように、リチウムイオン充電池を新品な状態のままで、慣らしておく事で寿命を延ばす効果が期待できます。
バッテリーの「慣らし」で放電能力を上げることで電池本来の性能と寿命を発揮させることが出来るようになります。
今回ご紹介したバッテリーの「慣らし」ですが、効果がない、不要という意見もあります。
ですが、バッテリーの「慣らし」を行うことで、バッテリーの充電異常が改善した、バッテリーの持ちが良くなったなどの意見もありますので、興味があれば是非とも実施してみてください。
最初に行っておくと最後まで持つ強さが異なってくるため、新しいスマホや携帯電話を購入したときに行うのがおすすめです。
また、バッテリーの「慣らし」を行っても改善しない症状や不具合などは、スマホスピタルでも修理可能ですのでお気軽にご相談ください。
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