バッテリーは寒いと消耗が早くなる!?なんで?
いつの間にかもう今年も残り2週間ほど。
大分冷え込んできましたよね。
冷え込んでくると一気に増える修理案件は
バッテリー交換です。
実はスマホのバッテリーも寒さには弱いです。
バッテリー交換で皆様がおっしゃられるのは
「最近一気にバッテリーの消費が早くなった!」
というものです。
なぜ寒くなるとバッテリーの消費が早くなったと感じるのでしょうか?
スマホのバッテリー
スマホのバッテリーにはリチウムイオンバッテリーという電池が搭載されています。
このバッテリーは大変優秀で、
とても軽量・コンパクトなのですが
電気密度が高いのです。
つまり
とてもパワフル
そして
繰り返し充電・放電が出来る為
とても寿命が長いです。
使用頻度によりますが
およそスマホのバッテリーの交換時期は2年前後とされています。
なぜ寒さに弱いの?
では本題のなぜ寒くなる寒くなるとなぜバッテリーの減りが早くなってしまうか ですが
これにはまず、電池の仕組みをおさらいする必要があります
まず電池の中身は2つの部屋に分かれています。
そしてその中にはイオンが入っています
このイオンを電流の向きで右から左へ・左から右へと誘導する事により
充電したり、放電する事が可能なのです
しかしこの部屋には、ゲル状・液状の溶媒液が入っており
これが冷えてしまうと、イオンが移動しづらくなってしまい、
動かすためには、さらに強い電流が必要になり
電池の消耗が早くなってしまう
というカラクリなのです。
ではこれを緩和させる方法は?
とにかく端末が冷え切ってしまうとこうなってしまうので
移動の際はカバンに端末を入れるよりも
ポケットなど、体温が届く場所に入れておくと
これだけでも予防になりますので
ぜひお試しください。
バッテリーの寿命が来てしまったら
しかしどんなに気を付けていても
どんなに大切に使っていても
バッテリーの寿命は訪れてしまいます。
交換時期の目安は
iPhoneであれば
設定画面から
バッテリー→バッテリーの状態→最大容量
という表記が、iOSのシステムバージョンによっては確認することが可能です
この表記はあくまでも目安ですが
85%を下回ってしまうと交換時期とされています
使用方法によりますが
年数としては2年前後で
使用中にバッテリーの減りが早くなったと感じられる方が多いです
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