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バッテリー修理について
iPhoneを落とした、ぶつけた、踏みつけた!液晶・背面パネルだけでなく、iPhone内側へのダメージもあるかもしれません。異常を感じたら一度ご相談ください! | スマホスピタル
今回お客様から、画面の反応がたまに悪くなったり、iPhoneの動きが鈍くなるとお持ち頂いたのですが、以前石にぶつけて当店で画面修理をした際に「バッテリーにわずかにへこみがある」と伝えたのを覚えていらっしゃり、それが原因ではないかとバッテリー交換を希望されていました。繰り返し充電して使用するものですし、へこみというのは少し不安ですね。バッテリーの状態としても最大容量85%を下回っており、そのへこみがなかったとしても替え時としてはいいタイミングかと思います。
実際にバッテリーを見てみると
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お預かりしたiPhoneを開けてみると、バッテリー下部の矢印マークの辺りにへこみが見られますね。外したバッテリーの裏側は、逆に凸が出来ていました。かなりの衝撃だったようで背面ガラスも割れ、背面パネル内側にもへこみが見られました。
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バッテリーを外した状態
傷は深いものの当たり所は悪くなかった
もちろんこういった事故はないに越したことはないのですが、もしこの事故で当たったのが基板の部分だったらどうなっていたでしょう…。一枚目の写真に銀色の細い四角が並んでいるのが確認できるかと思いますが、ここが基板の端子部分になります。背面パネルにまで届く衝撃がここに与えられていたら、端子が曲がったり潰れたり、最悪の場合基板そのものが割れて一切使えなくなるなんてこともあったかもしれません。すぐに交換の可能なバッテリー部分だったのは不幸中の幸いと言えるのではないでしょうか。
一点集中型のダメージは非常に厄介です
画面が割れたというお客様の中には今回のように石にぶつけたという場合や、椅子やソファの足で踏みつけた、角を車に轢かれた、というケースも少なくありません。一点集中型のダメージは液晶ガラスだけでなく液晶画面の故障がほぼ一緒についてきます。その衝撃が内部の他の部品まで届いていたら、画面交換だけでは解決しない不具合が出る場合もあります。例えばカメラなんかも繊細なため、車に轢かれて電源が入らなくなったiPhoneを画面交換したらカメラが一切使えなくなっていたなんて可能性もあり得ます。
最後に
今ではほとんどの方が常に肌身離さず持ち歩く携帯ですが、その分どこでどんな事故にあうかはわかりませんね。ガラスフィルムや頑丈なスマホケースで守ったり、リングを付けてすべり落ちないようにしたりと色んな工夫はされているかと思いますが、もしもの時にはスマホスピタルへご相談ください!今回の例のように、開けてみないと分からない異常などが見つかる場合もありますので、その場合にはお客様のiPhoneがどうなっているかご報告させて頂いております。
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