バッテリー修理について
迷われている方必見!iPhone Xのバッテリー交換時期、3つのサインをご紹介します | スマホスピタル
2017年、iPhone発売10周年に
記念モデルとして発売された「iPhone X」
iPhoneでは馴染み深いホームボタンが廃止され、
フルディスプレイのベゼルレスデザインや、
最新のディスプレイシステム「有機EL」を
iPhoneで初めて採用するなど、
何かと話題になったのが「iPhone X」です。
そんな 「iPhone X」も発売後2年が経過して
お使いの方の中には、そろそろバッテリー持ちが
心配になっている方も多くなっていると思います。
ただ、どのタイミングでバッテリー交換を
行えばいいのかわかりにくいものです。
今回は、iPhone Xのバッテリー交換の
タイミングについてご紹介したいと思います。
iPhone Xのバッテリーが劣化する要因
iPhone Xに限ったことではありませんが、
内蔵バッテリーは、通常使用でも経年劣化していきます。
またバッテリー自体も精密機械のため、
外部からの様々な影響により、
より劣化が進行してしまうこともあります。
まずはiPhone Xのバッテリーが通常以上に
劣化してしまう要因についてご紹介します。
高温の場所で使用する時は注意
iPhone Xを使用する環境温度には正しく動作するための
最適な温度範囲が設定されています。
Appleのホームページでは、
iPhone Xが正しく動作するための最適な温度範囲は、
16℃から22℃となっています。
最適な範囲にしては、かなり幅が狭いですが、
実際には、0℃から35℃の範囲であれば
正常に動作するといわれています。
ただこの範囲を超える、または下回る温度で
使用することはバッテリー自体に回復不能な
ダメージが及ぶ可能性があるので注意が必要です。
温度が0℃を下回る非常に低い環境の場合、
バッテリーの駆動時間が短くなることがありますが、
これは一時的な動作不良の状態であることが多いので、
バッテリー温度が通常の範囲に戻れば、
回復することが多いです。
特に注意が必要なのが、35℃を超える環境での
使用や保管をする場合です。
最近では酷暑で35℃を超える猛暑日が
連日のように続くことが多いので、
こういった状況自体、少なくありません。
iPhone Xに使われるリチウムイオンバッテリーは
高温に弱く、温度が高い場所での使用することで
回復不能の損傷がバッテリーに及ぶことがあります。
また温度の高い場所での使用だけでなく、
充電や保管しているだけでも、
バッテリーが損傷してしまう恐れがあります。
高温下での使用によりバッテリーが損傷した場合、
一回の充電による駆動時間が通常よりも短くなり、
低温の時のように自然回復しませんので注意が必要です。
長時間の充電【過充電】
バッテリーを充電するときにも注意が必要で、
特にやってしまいがちなのが【過充電】です。
つまり充電をやり過ぎてしまうことです。
例えば寝る前にiPhone Xを充電器に繋げて、
起きるまで充電して使っていることも多いと思います。
iPhone Xの充電は一般的な充電器を使えば、
3から4時間くらいでフル充電になると思います。
それを過ぎても充電器に繋げたままの場合、
【過充電】の状態になります。
【過充電】の状態は、本体に熱がたまりやすくなり、
その熱がバッテリーには良くないとされています。
強い衝撃を与えるのも厳禁
iPhone Xの本体だけでなくバッテリー自体も
精密機械です。
少しでも強い衝撃が加わるだけでも、劣化が早まったり、
故障して破損や破裂の原因になることもあるので
衝撃を与えないように注意は必要です。
iPhone Xのバッテリー長持ちのコツ
iPhone Xのバッテリー仕様において、
バッテリー容量は2716mAhとなっており、
同時期に発売されたiPhone 8 Plusよりも
容量が大きくなっています。
単純にバッテリー容量が大きければ、
その分駆動時間も長くなるというもの
でもありませんが、
技術の進歩もあり、モデルチェンジによって
基本的に駆動時間は伸びてきています。
ただ、使い方を気をつけるだけで、
より駆動時間を長くできたり、
バッテリーの劣化も抑えることにも繋がることもあります。
次は、よりバッテリーを有効に使うための方法
についてご紹介していきましょう。
画面を「黒く」「暗く」設定する
まずは画面の明るさについてです。
iPhone Xでバッテリー使用率が最も大きいのが
【画面表示】です。
iPhone Xを使用するためには、画面点灯は不可欠で
バッテリー消費しかたありません。
ですが使い方を少し工夫すれば、長持ちさせることができます。
まずは「色使いの少ない黒めの壁紙を使う」ことで、
明るく色鮮やかな壁紙は、画面のバックライト消費が
大きくなりバッテリーの消費が多くなるため
色の少ない黒めの壁紙を設定すれば
バッテリー消費も節約できるというわけです。
ディスプレイの設定を反転設定にすることも有効です。
ディスプレイの反転設定とは、表示の色調を反転させ
全体的な表示を黒く設定することができるので、
電池消費を抑えることができるようになります。
アプリの使用や位置情報サービスを確認する
iPhone Xを頻繁に使われている場合には、
アプリの使用状況や位置情報サービスの使用状況を
確認することでバッテリー消費が改善することもあります。
使っていないアプリがバックグラウンドで起動していたり、
アプリに位置情報サービスが常に機能して
通信状態になっていると通常以上にバッテリーを消費して
バッテリーの劣化にも繋がります。
特に使用していないにも関わらず、バッテリー消費が多いときは、
余計なアプリが起動していないかの確認も必要で、
気をつけるだけでバッテリー消費を節約できます。
iOSやアプリのバージョンを最新にする
iPhone Xを普通に使っていて急に電池持ちが
悪くなることがあります。
その場合は本体のiOSのバージョンや
インストールされているアプリのバージョンを
最新にバージョンアップさせることで
改善することもあります。
基本的にiOSは最新バージョンで使用することで
アプリとの互換性もよくバッテリーの効率も良くなります。
iOSやアプリのバージョンが最新でないと、動作に余計な
電力が消費されバッテリー消費が大きくなることがあるので、
iOSやアプリのバージョンはできる限りチェックした方が
いいと思います。
iPhone Xのバッテリー交換時期をご紹介
技術・スペックの進歩、容量の増大によって
iPhone Xの高いスペックで電池持ちが良くなっても
長期間使っていれば、どうしてもバッテリーは
劣化してきます。
そんなバッテリーの交換タイミングは
どのタイミングが良いのでしょうか。
バッテリーの持ちが悪い
通常使用の範囲内でも長期間使用していれば、
バッテリーが劣化して電池持ちが悪くなります。
例えば、動画や音楽を毎日のように視聴していた場合、
最初は余裕で何時間も視聴できていたのが、
同じように視聴しても電池残量が
すぐに減って無くなってしまうようになります。
そうなると、そろそろバッテリーの寿命が近づいているので
バッテリー交換を考えてもいいと思います。
充電が遅く100%にならない
バッテリーの劣化の不具合は、
使用している時に限りません。
充電に時間がかかりなかなか100%まで
充電できないときも、バッテリーが劣化していることが
原因のことがあります。
これはバッテリーに備わっている機能で、
バッテリーに負荷がかかると、負荷を低減するために
充電スピードを遅くする機能が働くことが原因です。
バッテリーが劣化することで、通常の充電でも
バッテリー負荷が大きくなり、その負荷を抑えるため
充電スピードを遅くしているというわけです。
ですので、充電にいつも以上に時間がかかるように
なった時はバッテリーが劣化しているので、
交換を検討してもいいかもしれません。
急に電源が落ちる、起動できない
バッテリーの劣化が著しくなると、
バッテリー自体の安全装置が働いて、
その機能が完全に停止してしまうこともあります。
バッテリーが劣化した状態は、その機能が安定しなくなり
通常使用でもバッテリーに相当な負荷がかかっている
場合があるため、無理な動作を防ぐため
起動しなくなることがあるのです。
そうなるとiPhone自体の電源が消えて
起動しなくなってしまうので、
もうバッテリーを交換するしか方法はありません。
バッテリーの状態が80%以下になっている
iPhone Xのバッテリー交換を考えるとき
一つの目安になっているのが、
【設定】にある【バッテリー状態】の確認です。
iOS11.3以降の設定画面はバッテリーの容量の状態を
数値で確認できるようになりました。
確認方法は、ホーム画面から【設定】に進んで、
【バッテリー】の項目から【バッテリーの状態】を
タップすることで確認することができます。
その画面ではバッテリーの最大容量が、
新品の時は100%ですが、使用していくことで
徐々にその数値は減っていきます。
そして80%を下回ってくると劣化による
不具合が起こりやすくなるため、
一般的には80%が交換の目安になっています。
あくまでも目安の数値なので、80%を切ったら
必ず交換した方がいいわけではありませんが、
おおよその基準にはなると思います。
iPhone Xのバッテリーを交換するには
では実際、バッテリーに様々な不調が起きた場合、
どうすれば交換できるのでしょうか。
iPhone Xは少し前のスマホやガラケーのように
バッテリーを自分で取り外して付け替えることは
難しい機種になっています。
基本的には修理店にバッテリー交換を
お願いすることになると思いますが、
もしバッテリー不調や故障でお困りの時は
お気軽に当店までご相談ください。
スマホスピタルでは、iPhone Xのバッテリー交換も対応しておりますので
ぜひ一度お問い合わせください。
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