長期利用の寿命以外にも原因がある、iPhone Xsのバッテリー消費が増える要因とは | スマホスピタル

iPhone Xsも2018年の発売から2年以上経ち、

長く使われている方の中には、

「バッテリーの減りが気になる」と

思われている方も多いのではないでしょうか。

 

出かける前にフル充電で出かけても、

ほぼ使っていないにもかかわらず、

半日ほどで残量が半分になっている

というような経験をされた方もいるのではないでしょうか。

 

iPhone Xsや他のスマートフォンに使われている

「リチウムイオンバッテリー」は消耗品のため

安定して使用できる回数や期間にも限りがあります。

 

ただバッテリー消費が大きくなってしまう原因は

バッテリーの劣化だけが原因ではありません。

 

どうして電池が減ってしまうのか、

その原因を知っているだけでも

電池の減りを抑えることができたり

電池の寿命を延ばして長持ちさせることも

可能です。

 

今回は、そんなiPhone Xsのバッテリー消費と

消費を抑える方法についてご紹介したいと思います。

 

iPhone Xsの電力消費が増加する状況

iPhone Xsの電池消費量が大きくなり、

減りが早くなることには、様々な要因があります。

 

その様々な要因が重なることで

結果的に電池の減りが早くなっていることが多いです。

 

まずはその要因について、いくつかご紹介していきます。

 

 【意外】iOSや設定の状況による電力浪費

iPhone Xsも発売されてから、

何度もiOSのバージョンアップがされていますが、

iOSのアップデート後から、バッテリーの減りが早くなったと

感じたことはありませんか？

 

基本的に最新のiOSは、最新のiPhoneモデルで

効率よく動作するようにプログラムされています。

 

そして新しいiOSにすることで、

iPhoneの機能やパフォーマンスは上がります。

 

ただ、パフォーマンスが上がる分、

必然的に消費電力も増えることは間違いないでしょう。

 

もちろんアップデートプログラムについては、

消費電力を抑えるプログラムも含まれているかもしれませんが、

機能が増えたり、性能が上がったりする上で

消費電力も少なくするというのは、

普通に考えて不可能ではないでしょうか。

 

ましてやそれが旧型のiPhoneならなおさらです。

 

新しいiOSがリリースされると、

iPhoneユーザーとしては新しい機能に目がいって

すぐにバージョンアップをしていまいがちですが、

その時の状態に満足していて、今のバッテリーを

少しでも長く使いたいなら、

iOSのバージョンアップを待ってみるのも

いいかもしれませんね。

 

 【気づきにくい】バックグラウンドでのアプリ動作

ほとんど使っていないのに、

バッテリー残量がみるみる減ってしまう時、

バックグラウンドでアプリ等が

動作している可能性があります。

 

例えばバックグラウンドでアプリが

自動でバージョンアップしていたり、

アプリが位置情報を常に更新していたりすると

実際、そのアプリを使用していなくても

少しづつバッテリーは消費されています。

 

それが一つではなく複数あって、

さらに別のアプリを起動していたりすると

通常以上のパフォーマンスが必要になり

バッテリーの消費はさらに大きくなります。

 

そんな時はまず、使っていないアプリが

バックグラウンドで起動していないかどうか確認して、

オフの状態にしてみることで改善されることがあります。

 

急激に電池が減ってしまうような時は、

一度確認してみてください。

 

【動作環境】低温化での使用について

冬場にiPhoneやスマホを外で使っていると、

バッテリーの減りが早く感じたことはありませんか？

 

iPhoneのバッテリーに使われている

「リチウムイオンバッテリー」は

正常に動作するための最適な温度が存在します。

 

Appleの公式ホームページでも、iPhoneが正常に動作する

最適な温度は16〜22℃とされており、

極端に低い温度ではリチウムイオンバッテリーが

本来の性能を引き出すことができなくなるため、

通常よりも使用時間が短くなてしまうようです。

 

ただ低温化におけるバッテリー性能の低下は

一時的なもので、適正温度に戻ると本体の性能を取り戻すため

一般的な故障というわけではないので、ご安心ください。

 

バッテリーの劣化や故障が原因の不具合

iPhoneを普通に使っていて

急に電池の減りが早くなったとすると

可能性が一番高い要因はバッテリーの不具合です。

 

次は、そのバッテリー不具合の原因について

ご紹介していきます。

 

iPhone Xsの長期利用によるバッテリーの経年劣化

ひとつのiPhoneを長年使用していると、

バッテリー残量の減りが早くなってきたと

思われる方も少なくないと思います。

 

そんな時、一番に思うのはやはりバッテリーの

寿命についてではないでしょうか。

 

iPhone Xs等に使われているバッテリーは

「リチウムイオンバッテリー」で、

【充電↔︎使用】のサイクルが500回を越えると

寿命になるとされており電池持ちが悪くなったり、

減りが早くなったりといった不具合が

起こりやすくなってきます。

 

個体差や減りの感じ方にも個人差があると思いますが、

一日一回充電するとして、だいたい1年半から2年くらいで

劣化してくると一般的には言われています。

 

バッテリーは消耗品のため、

どうしても通常利用でもいずれはパフォーマンスが

低下してくることは避けられません。

 

そうなった時は交換が必要になりますが、

使い方次第ではその寿命を長くすることもできます。

 

例えば、普段の使い方の中で、

充電が満タンにもかかわらず充電器に

繋いだままにしていたり、

充電しながらiPhoneを使ったりすることが

あると思いますが、どちらの使い方も

バッテリーにとっては負担の大きい使い方です。

 

こういったバッテリーに負担の大きい

使い方を控えるだけでも、

寿命は長持ちしてくれると思います。

 

iPhone Xsの水濡れ・水没が原因の故障

iPhone Xsのバッテリーが不具合を起こすのは

何も経年劣化や自然故障だけではありません。

 

iPhone本体が水濡れ・水没したときに

合わせて故障してしまうこともあります。

 

iPhone 7以降のiPhoneには耐水性能が備わり、

本体内部に浸水することは少なくなりましたが、

それでも0ではありません。

 

iPhoneのバッテリーが水濡れ・水没で故障すると

ほとんどがショートして完全に動作しなくなる

ことが多いです。

 

また水濡れ・水没したバッテリーの利用は

危険な事故に繋がることも多いので、

iPhoneが水濡れした時は利用は控えて

なるべく早く修理に出すことをおすすめします。

 

その他のバッテリー故障の要因

もちろんiPhoneの他のパーツ同様に

衝撃が加わることで破損・故障してしまうことも

少なくありません。

 

地面に落としたり、ぶつけたりすることで

電源が入らなくなったとき、

画面の故障の可能性だけでなく状況によっては、

バッテリーが故障してしまうこともあります。

 

落としたりぶつけたりして衝撃が加わった場合、

本体のメイン基板の方が精密機械のため、

破損してしまいそうな感じがしますが、

どちらかといえばバッテリー破損の方が

数は多いです。

 

メイン基板は修理不可になることが多いですが、

バッテリーの破損なら交換修理が可能なので、

不幸中の幸いともいえますね。

 

iPhone Xsのバッテリーの交換方法とは

では、実際に経年劣化でバッテリーが消耗したとき、

バッテリーが様々な理由で故障したとき、

どのようにすれば交換することができるのでしょうか。

 

最後はiPhone Xsのバッテリー交換について、

ご紹介したいと思います。

 

iPhone Xsのバッテリーは自力交換できるのか

スマートフォンが広まり始めた頃の

一部のスマートフォンには、

従来のガラケーと同じように

バックカバーを外してバッテリーパックを

誰でも交換できる構造だったので、

現在のモデルも比較的簡単に交換できると

思われている方も少なくないとおもいます。

現にインターネットショップ等には、

いかにも誰でも交換できます、と

言っているかのように交換用のバッテリーが

売られているので、自身で交換してみようと

チャレンジされた方もいるかもしれませんが、

やはりあまりおすすめできません。

もちろんできないこともありませんが、

使われているリチウムイオンバッテリーは

取り扱いを誤って破損すると発火や爆発の

恐れもありますし、

構造を理解しないまま本体を分解すると

他の箇所も破損してしまう恐れもあるからです。

ですので、安全なバッテリー交換をお考えなら

お近くの修理店にお任せいただくほうがいいと思います。

正規修理店以外でバッテリー交換する方も増えています

修理店にお願いするにしても、

iPhoneの場合、Appleや正規修理店、

それ以外の町の修理店など数多くの修理店があって、

どこに修理に出せばいいのか迷ってしまいます。

しかしながら一番に修理で考えるのは、

正規修理店だと思います。

保証の適用や品質を考えると正規修理店が一番ですが、

ただデメリットもあります。

iPhoneユーザーが多いこともあり、

正規修理店は常にこみあっていることも多く

事前の予約も必須なので、都合のいい時間に

予約がとれず、なかなか修理できないことも

少なくないでしょう。

またバッテリー交換でもデータの消去は必須

なので、事前にバックアップが必要だったりと

面倒なことも多いのがデメリットです。

そんな中、最近利用が増えているのが、

正規修理店以外の町の修理店でのバッテリー交換です。

当店スマホスピタルも、そんな「町の修理店」の中のひとつです。

正規店以外での修理だと技術や品質も気になりますが、

当店は「総務相登録修理業者」として、

確かな技術と品質で資格が認定された

数少ない修理店です。

また全国80店舗以上を展開する

スマホスピタルグループの技術やノウハウで

迅速、丁寧に修理を行っておりますので、

もしiPhoneの不具合や故障でお困りの時は、

お気軽に当店までご相談ください。