【iPhoneが勝手に動く!】ゴーストタッチの原因と対処法を紹介

iPhoneの不具合には、タッチしていないのに勝手に動くというものがあります。いわゆる「ゴーストタッチ」です。そのままにしておくと、誤ったパスコードを入力してロックがかかったり、知らないうちに電話をかけて高額の請求が発生したり、メールを送って相手に迷惑をかけたりするなど、さまざまなトラブルにつながってしまいます。何が原因で、どのように対処すればいいのでしょうか。


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iPhoneが勝手に動く「ゴーストタッチ」の主な原因

iPhoneがゴーストタッチになるのは、大きく分けて3つの原因があります。

画面に問題がある

iPhoneに限らず、最近のスマホの画面は「静電容量方式」を採用しています。画面上には常に微弱な静電気が流れており、指で触れるとくっついて量が変化する仕組みです。これを画面の周囲にあるセンサーが読み取り、その位置で求められている命令を実行します。例えば、アプリのアイコンがあるなら起動する、リンクがあるなら移動するなどです。

しかし静電容量方式は、指以外にも静電気がくっつくものなら何にでも反応してしまうのです。画面についたホコリや汚れ、水滴、傷などです。画面上にフィルムを貼っている場合は、間に入った気泡やゴミが原因になる場合もあります。iPhoneのケースに使われている素材が干渉する事例もあるようです。

内部に問題がある

センサーが読み取った静電気の変化を命令に変えるのは、iOSの役割です。iOSに不具合があると、やはりゴーストタッチになってしまいます。不具合の原因は何らかのトラブルでiOS自体が壊れてしまったり、アプリとの相性だったり、古いバージョンを使っていたり、アップデートに失敗したりするなどです。

ウイルスに感染して、iPhoneが乗っ取られている可能性もあります。iOSは他のOSと比べてウイルスに感染しにくいといわれていますが、100%ではありません。広告が自動で開いたり、強制的にスクロールされたりするなど、意図的な動作を感じるときは、ウイルスが疑われるでしょう。

iPhone本体に問題がある

本体の問題によってゴーストタッチになる場合もあります。特に多いのが落下や水没によるセンサーの故障です。また、バッテリーが膨張すると画面に圧力がかかり、常にセンサーが反応した状態になります。見た目では分かりづらい、ちょっとした膨張でもゴーストタッチになるほど、iPhoneの画面は繊細です。

他にも、長時間の連続使用や充電器につないだままの使用によって本体に熱がこもると、ゴーストタッチが起こりやすくなります。いわゆる熱暴走です。

一部のiPhoneでは、画面の初期不良によってゴーストタッチになります。例えば6や6Plusです。Xに至っては交換プログラムの対象になっています。発売日から3年以内であれば、Apple Storeや正規のサービスプロバイダーでディスプレイモジュールを無償で交換してくれるという内容です。

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iPhoneが勝手に動くときの対処方法

では、ゴーストタッチによってiPhoneが勝手に動くときは、どのように対処すればいいのでしょうか。

画面に問題があるときの対処

画面に問題があるときは、原因を除去することでゴーストタッチを解消できるかもしれません。まずはiPhoneをシャットダウンしましょう。ゴーストタッチのせいで画面上の操作を受け付けてくれなければ強制終了します。

強制終了は画面を使わず、ボタンの組み合わせだけで可能です。iPhone8以降なら、最初に音量を下げるボタンを押し、次に音量を上げるボタンを押し、最後に電源ボタンを長押しします。

7と7Plusは、音量を下げるボタンと電源ボタンの長押しです。6Plus以前は、ホームボタンと電源ボタンを長押しします。

シャットダウンできたら、糸くずの出ない柔らかい布を少し水で湿らせ、ゴーストタッチの原因となる画面上の汚れや水滴、ホコリなどを落としましょう。カバーや保護用のフィルムも、あらかじめ外しておきます。

iPhone11以降を除いて、洗剤を使ってはいけません。コーティングがはがれて画面が傷つきやすくなります。iPhone11以降でも使えるのは温かい石鹸水だけです。

iPhone内部に問題があるときの対処

iPhone内部の問題が疑われるときは、再起動してみましょう。それでもゴーストタッチが改善しない場合は、タッチの設定を変更します。タッチの設定は「設定」→「一般」→「タッチ」です。その中にある「タッチ調整」を変更します。

タッチの設定を変更してもゴーストタッチになるなら、iOSを最新のバージョンに更新すると解消するかもしれません。

iOSの更新は、Wi-Fiに接続した上で、「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」→「ダウンロードしてインストール」という手順です。iOS12以降なら、同じくソフトウェア・アップデート内の「自動アップデート」を有効にすれば、最新バージョンが公開されたときに、自動で更新してくれます。

他にも、パソコンと接続すればiTunes内の「アップデートを確認」から更新が可能です。

それでもダメなら初期化しましょう。後から追加したアプリが削除されてしまい、設定も出荷状態に戻ってしまいますが、意外とそれでゴーストタッチが解消する場合もあります。

iPhoneの初期化は、「設定」→「一般」→「リセット」→「すべてのコンテンツと設定を消去」→「iPhoneを消去」です。パソコンと接続して、iTunesの「iPhoneを復元」から初期化することもできます。必ず、事前にデータをバックアップしておきましょう。

バックアップは、「設定」→(「ユーザー名」)→「iCloud」の中にある「バックアップ」で「iCloudバックアップ」をオンにして、「今すぐバックアップ」を選択するだけです。

iPhone本体に問題があるときの対処

同じiPhone本体の問題でもこもった熱が原因なら、シャットダウンして冷ましたり、充電器を外したりして様子を見ます。それで改善しなければ、修理に出すしかありません。

iPhoneの修理は、Apple Storeや正規のサービスプロバイダー、キャリアショップ、非正規の修理専門店で受け付けています。

非正規の修理専門店とそれ以外の違いは、修理に使う部品とAppleの保証です。非正規の修理専門店は、純正の部品を使えず、Appleの保証も適用できません。修理のために分解すると、期間内であってもAppleの保証は無効になります。

そう考えると正規店のほうが良さそうですが、非正規の修理専門店は、全国各地にあり、修理代も安いので、気楽に利用できるのがメリットです。部品は海外などから同等のものを調達できますから、どんな修理も問題なくできます。

ただし、iPhoneXのようにゴーストタッチが交換プログラムの対象になっている場合は、先に正規店で見てもらうようにしましょう。該当すれば無償で対応してくれるからです。

修理業者の中でも、スマホスピタルは総務省の登録修理業者であり、電波法や電気通信事業法に則った信頼ある修理を行っています。また、研修によって常に知識のアップデートをしており、最新機種の修理にも対応できるのが強みです。いつでも丁寧な顧客対応を心がけています。

ゴーストタッチの場合、ガラスと液晶の交換となり、事前に予約すれば30分程度が目安です。正規店と違って破損箇所のみを修理するので初期化はしません。バックアップを取っていなくてもデータは残ります(万が一、初期化が必要なときは事前に連絡します)。

料金は正規店よりも割安で、特にAppleの保証が切れたり、古かったりするiPhoneほど、その差を実感できるはずです。アプリ割をはじめ、店舗独自のSNS割やクーポンなどによって、さらにお得になります。

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まとめ

iPhoneが勝手に動くのは、画面や内部、本体に問題があって、センサーが誤動作したり、故障したりするからです。画面や内部の問題であれば、掃除やiOSの更新、初期化などで対応できますが、本体の問題であれば修理に出したほうが良いでしょう。

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