iPadが起動しない原因とすぐに試せる対処法を徹底解説

iPadは、プライベートやビジネスなどさまざまなシーンで使用されています。必要な時にiPadが起動しないトラブルが起きた … 続きを読む iPadが起動しない原因とすぐに試せる対処法を徹底解説


iPadは、プライベートやビジネスなどさまざまなシーンで使用されています。必要な時にiPadが起動しないトラブルが起きた場合、故障した可能性を疑うユーザーも多いのではないでしょうか。

iPadが起動しない原因は、バッテリー切れやOSの不具合などさまざまな原因が考えられますが、場合によっては故障ではなく、適切な対処法を施すことでiPadが起動する可能性も高いです。

残念ながらiPadが故障した場合は、正規修理店や一般の修理店などに修理を依頼しましょう。この記事では、iPadが起動しない時の原因と対処法をわかりやすく解説します。

iPadが起動しないときの主な症状

「iPadが起動しない」と一口に言っても、症状はひとつではありません。

例えば、うっかり本体を落下させて画面が真っ黒になる状態や操作中に突然フリーズして電源が落ちてしまう状態などが挙げられます。

このほかには、次のような症状が挙げられます。

  • 電源ボタンを押しても反応しない
  • Appleのロゴマークの表示でフリーズ
  • Appleのロゴマークの表示からホーム画面に移行しない
  • リンゴループと呼ばれる状態に陥る
  • 画面が赤色や青色になる など

リンゴループとは、iPadの画面にApple社のロゴマークが繰り返し表示される状態のことです。iPadに限らず、iPhoneやApple WatchなどのApple社製品では、リンゴループが起きることがあります。

iPadが起動しない原因と対処法

iPadが起動しない原因は、主に次の通りです。

  • 原因その1:バッテリーの充電ができていない
  • 原因その2:OSに不具合が起きている
  • 原因その3:iPadが熱を発している

原因別の対処法が複数の場合もあるため、まずは原因を探ってiPadが正常に起動するまで試してみましょう。

それでは、iPadが起動しない原因と対処法をひとつずつ詳しく解説します。

原因その1:バッテリーの充電ができていない

iPadのバッテリーが充分に充電できていない場合、起動しないことがあります。そのため、iPadが起動しない時にはすぐに故障を疑わず、まずはいつも通りの方法で充電を試してみましょう。

Appleの公式サイトによると、iPadの画面が真っ黒な状態やフリーズした状態で起動しない場合、充電に1時間程度かかることもあるとされています。このほかには、次のような方法で対処できることがあります。

【対処法1】ACアダプタやケーブルを確認する

いつも通りの方法でiPadを充電したと思っていても、接続機器のトラブルで正常に充電できていないことがあります。例えば、iPadの充電に必要不可欠なACアダプタやケーブルです。

iPadが正常に充電できていない場合、ACアダプタやケーブルに異常がないかチェックしてみましょう。通常は、iPadの充電を始めて数分立つと本体の温度が上昇します。

iPadに直接触れて温度が上昇しているようであればACアダプタにトラブルは発生していません。また、ケーブルが断線している場合や端子部分に汚れがある場合は、正常に充電できないことがあるので買い替えたり掃除して対処しましょう。

【対処法2】充電元を確認する

バッテリーの充電が十分にできていない場合、充電元に問題があることも考えられます。充電元のコンセントが次のような状態になっている時には、正常に充電できない可能性があります。

【パソコンのUSBポート】

iPadをパソコンのUSBポートに接続しても、残念ながら充電はできません。なぜなら、iPadにはパソコンを介してデータが盗まれるのを防ぐために搭載されているセキュリティ機能があるからです。

正常に充電するためには、パソコンと接続した後にiPadの画面で「このコンピュータを信頼しますか?」の「信頼」をタップする必要があります。

【車や新幹線の充電ポート】

移動中に充電したい場合、車や新幹線の充電ポートを使用すると便利ですが、新幹線のコンセントは抜けやすい特性があるだけでなく、電力が安定していない可能性もあります。

電力が不安定なのは、車の充電ポートも同様です。このような場合は電力供給が安定せずに充電が正常に行われない可能性があります。

【対処法3】純正品のACアダプタやケーブルを使用する

iPadのACアダプタやケーブルは、純正品以外も販売されています。非純正品はリーズナブルな価格が多い傾向にあるため、購入する方も多いでしょう。

しかし、非純正品のケーブルは、iOSを最新バージョンにアップデートすると使用できなくなることがあるので注意が必要です。

iPadが正常に充電できないトラブルを回避するためには、純正品を選ぶようにしましょう。

原因その2:OSに不具合が起きている

iPadが起動しない場合、OSに不具合が起きている可能性も考えられます。OSは、iPadの操作を正常通りに動作させるためのシステムです。OSに不具合が起きている場合、次のような状態となりiPadを正常に起動できなくなります。

  • 画面が真っ黒になる
  • Appleのロゴマークが表示されたままフリーズ
  • リンゴループする

OSに不具合がある場合は、次の方法で対処できる可能性があります。

【対処法1】強制的に再起動する

OSの不具合でiPadが起動しないと疑われる場合、強制的に再起動すると改善されることがあります。強制的に再起動する手順は、ホームボタン搭載モデルとホームボタン非搭載モデルで異なります。

【ホームボタン搭載モデルの場合】

  1. 「電源ボタン」と「ホームボタン」を同時に長押し
  2. Appleのロゴマークが表示されたらボタンを放す

【ホームボタン非搭載モデルの場合】

  1. 「音量を上げるボタン」を押して素早く放す
  2. 「音量を下げるボタン」を押して素早く放す
  3. 「電源ボタン」を長押し
  4. Appleのロゴマークが表示されたらボタンを放す

【対処法2】リカバリーモードでアップデートする

OSの不具合が原因でiPadが起動しない場合、リカバリーモードでのアップデートを試してみましょう。リカバリーモードとは、バックアップの復元や初期化、アップデートなどが行える機能です。

この対処法は、起動中のフリーズやAppleのロゴマークの表示でのフリーズ、画面が青色・赤色になるなどの症状に効果的です。iPadをリカバリーモードでアップデートする手順は、次の通りです。

【ホームボタン搭載モデルの場合】

  1. iPadとパソコンを接続
  2. パソコン上でiTunesを開く
  3. 「iPad」を選ぶ
  4. 「ホームボタン」と「電源ボタン」または「電源ボタン」のいずれかを同時に押す
  5. パソコン上でモードが切り替わるまで長押し
  6. 「アップデート」をクリック
  7. ソフトウェアのダウンロード開始
  8. アップデート完了

【ホームボタン非搭載モデルの場合】

  1. iPadとパソコンを接続
  2. パソコン上でiTunesを開く
  3. 「iPad」を選ぶ
  4. 「音量を上げるボタン」を押して素早く放す
  5. 「音量を下げるボタン」を押して素早く放す
  6. 再起動するまで「電源ボタン」を長押し
  7. パソコン上で「アップデート」をクリック
  8. ソフトウェアのダウンロード開始
  9. アップデート完了

【対処法3】リカバリーモードで初期化する

OSの不具合が原因でiPadが起動しない場合、リカバリーモードで初期化すると改善されることがあります。

ただし、初期化すると工場出荷状態になるため、iPadに保存されているデータがすべて消えるので注意が必要です。

iPadをリカバリーモードで初期化する手順は、次の通りです。

【ホームボタン搭載モデルの場合】

  1. iPadとパソコンを接続
  2. パソコン上でiTunesを開く
  3. iPadとパソコンの接続を一旦解除
  4. iPadの「ホームボタン」を押しながらパソコンと再接続
  5. iPadの画面がリカバリーモードに切り替わる
  6. パソコン上で「復元」をクリック
  7. 「復元と更新」または「復元とアップデート」をクリック
  8. 「次へ」をクリック
  9. 「同意する」をクリック
  10. 初期化の開始
  11. iPadにロック画面が表示
  12. サインインして「続ける」をクリック
  13. 画面に「新しいiPadへようこそ」と表示
  14. 初期化完了

【ホームボタン非搭載モデルの場合】

  1. iPadとパソコンを接続
  2. パソコン上でiTunesを開く
  3. 「電源ボタン」と「ホームボタン」を長押し
  4. iPadの画面がリカバリーモードに切り替わる
  5. パソコン上で「復元」をクリック
  6. 「復元と更新」または「復元とアップデート」をクリック
  7. 「次へ」をクリック
  8. 「同意する」をクリック
  9. 初期化の開始
  10. iPadにロック画面が表示
  11. サインインして「続ける」をクリック
  12. 画面に「新しいiPadへようこそ」と表示
  13. 初期化完了

【対処法4】DFUモードで強制的にOSを修復する

iPadが起動しない時には、DFUモードで強制的にOSを修復することで改善されることがあります。DFUモードとは、iOSを更新したり復元したりする方法です。

この方法はリカバリーモードで初期化する方法と同様に、iPadに保存されているデータがすべて消えるので注意が必要です。また、正規の対処法ではないため、自己責任で行いましょう。

DFUモードで強制的にOSを修復する手順は、次の通りです。

【ホームボタン搭載モデルの場合】

  1. iPadとパソコンを接続
  2. パソコン上でiTunesを開く
  3. 「電源ボタン」を長押し
  4. Appleのロゴマークが表示
  5. 「電源ボタン」を押したまま「ホームボタン」を5秒以上長押し
  6. 画面が真っ黒になる
  7. 「電源ボタン」だけを放す
  8. パソコン上で「iTunesはリカバリーモードのiPadを見つけました。」と常時
  9. 「OK」をクリック
  10. 画面の案内に従って操作を進める
  11. OSの修復完了

【ホームボタン非搭載モデルの場合】

  1. iPadとパソコンを接続
  2. パソコン上でiTunesを開く
  3. 「音量を上げるボタン」を押す
  4. 「音量を下げるボタン」を押す
  5. 「電源ボタン」を長押し
  6. 画面が真っ黒になる
  7. 「電源ボタン」を押したまま「音量を下げるボタン」を5秒以上長押し
  8. 「電源ボタン」だけを放す
  9. 「音量を下げるボタン」を10秒以上長押し
  10. パソコン上で「iTunesはリカバリモードのiPadを見つけました。」と常時
  11. 「OK」をクリック
  12. 画面の案内に従って操作を進める
  13. OSの修復完了

原因その3:iPadが熱を発している

iPadは本体が熱を発していると正常に起動しないことがあります。これは熱暴走と呼ばれており、内部の部品が放熱できなくなった状態です。熱暴走はiPadのCPUやバッテリーに負荷がかかり過ぎた時に起こりやすくなります。

また、真夏で気温が高い時にiPadを車内に長時間放置した場合、本体の温度が上がって起動しないトラブルにつながることも少なくありません。

【対処法1】熱を冷ます

iPad本体が熱を発している場合、放熱させて冷ますことが大切です。カバーやケースを付けていると放熱を邪魔するため、まずは取り外しましょう。iPadのバッテリーは急な温度変化に弱いため、冷蔵庫や冷凍庫に入れて冷やすことはNGです。

風通しが良くできるだけ涼しい場所にiPadを移動させ、自然に温度が下がるのを待ちましょう。

iPadが起動しない時にしてはいけない対処方法

iPadが起動しない場合、処置方法を誤ると症状の悪化や重大な事故に発展するリスクがあるので注意が必要です。iPadが起動しない時にしてはいけない処置方法は、主に次の通りです。

  • 再起動を繰り返し行う
  • 充電をし続ける
  • 保冷剤で冷やしたりドライヤーで暖めたりする
  • 自分でiPadを分解し修理する

それでは、iPadが起動しない時にしてはいけない対処方法をひとつずつ解説します。

再起動を繰り返し行う

iPadが起動しない場合、再起動すると改善されることも少なくありません。しかし、再起動は何度も繰り返さないようにしましょう。なぜなら、再起動を繰り返すことで症状を悪化させる可能性があるからです。

iPadが起動しない症状は、再起動を繰り返せば必ず改善される訳ではありません。一度の再起動で症状が改善されない場合は、ほかの対処法を試すか修理の依頼を検討しましょう。

充電をし続ける

iPadが起動しない場合、充分に充電できておらずバッテリー切れが原因の可能性もあります。しかし、症状が改善されないからといって、長時間に渡り充電し続けることは避けましょう。

iPadのバッテリーは充電を繰り返すことで劣化につながり、最悪の場合は発火や爆発などの重大な事故に発展するリスクがあります。iPadが起動しない原因は充電切れだとは限らないため、ほかの対処法も試してみましょう。

保冷剤で冷やしたりドライヤーで暖めたりする

iPad本体が熱を発している場合、涼しい場所に移動させて冷えるまで待つのが鉄則です。精密機器であるiPadは、急速に冷やしたり温めることで故障につながる可能性があるからです。

そのため、早く冷やそうとしてiPadに保冷剤を当てたり冷蔵庫で冷やすのは避けましょう。万が一水に濡れた場合でも高温のドライヤーで乾かさず、自然乾燥するまで待つ方が良いとされています。

自分でiPadを分解し修理する

iPadが起動しない場合、本体の故障を疑って自分で分解したり修理するのは避けましょう。分解や修理には専用工具が必要になるだけでなく、失敗に終わる可能性が高いです。

専門知識があれば自分で分解や修理することも不可能ではありません。しかし、失敗した際にかかる費用は高額になりやすいのが現状です。

また、自分でiPadに手を加えた時点でAppleの保証対象外となるため、専門業者に依頼した方がよいでしょう。

どうしてもiPadが起動しない場合の対処方法

ここでは、どのような方法を試してもiPadが起動しない場合の対処方法を解説します。また、iPadのモデルが古い場合は、買い替えも検討してみましょう。

修理店へ修理を依頼する

どのような方法を試してもiPadが起動しない時には、思い切って修理を依頼した方が良いケースもあります。「iPadの修理を依頼できる場所について」で詳細を後述しますが、iPadの修理を受け付けている場所はさまざまです。

修理の場所によっては、店頭だけでなく郵送に対応しているところもあります。どこに修理を依頼するか迷った場合は、費用や保証サービスなどを考慮して選びましょう。

iPadの修理を依頼できる場所について

iPadの修理を受け付けている場所は、主にApple正規修理店と非正規修理店の2種類です。それぞれメリットやデメリットがあるため、どちらに修理を依頼すべきか検討してみてください。

Apple正規修理店

Apple CareやApple Care+などのAppleの保証サービスに加入している場合は、正規修理店への修理依頼がおすすめです。購入から1年以内のiPadに起こったトラブルの修理は、基本的に無料となります。

ただし、正規修理店では、修理の際にデータの初期化を行います。そのため、正規修理店に修理を依頼する場合は事前にバックアップをとる作業を忘れないようにしましょう。また、混雑している可能性が高く、修理には1週間程度かかることも多いので注意が必要です。

非正規修理店

Appleの保証サービスに加入していない場合は、非正規修理店での修理がおすすめです。非正規修理店での修理費用は、正規修理店に比べてリーズナブルなケースが多いです。

また、正規修理店のようにデータを初期化しないため、iPadに保存されたデータを残したまま修理できる場合もあります。ただし、使用する部品はApple純正品ではなく互換品となるため、注意しましょう。

iPadが起動しない時は対処法を試してみよう

iPadが起動しない原因は、主に充電不足・OSの不具合・本体の発熱の3種類です。原因に応じた対処法を施せば、iPadの起動が正常に戻る可能性も少なくありません。

しかし、改善されなかった場合、本体の故障につながる可能性があるため、同じ対処法を何度も繰り返さないようにしましょう。上記で紹介した対処法ではiPadが起動しなかった場合、専門の修理業者に修理を任せた方が良いです。

iPadの修理を依頼するなら、即日修理にも対応しているスマホスピタルがおすすめです。修理後は保存されたデータそのままで返却されるため、バックアップをとる手間も省けます。

スマホスピタルに相談する

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