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Xperiaの充電口は意外と脆い?充電しづらくなったら要注意ですよ!! | スマホスピタル

最近当店によくお問い合わせいただくのが「Xperia〇〇(端末名)が急に充電出来なくなった」という内容。充電出来なくなるのはスマートフォンにとって死活問題です。電池が無いと電話も出来ませんしメールやLINEも使えません。更にはゲームも出来ないのでログインボーナスが受け取れないっっっ!!!と、これは私の個人的な問題でしたね(笑)ともあれ充電できなくなるのは生活していく上で一番困る故障かもしれません。「壊れたなら修理すればいいんじゃないの?ここって修理業者のブログでしょ?」と声が聞こえてきそうですが・・・おっしゃることはごもっともです。しかしXperiaに関してはそう簡単な話では解決しないのですよ・・・。本日はその作業の困難さをご説明していこうと思います。

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Xperiaの充電不具合は部品交換で直らない?原因は他の部分にあった!!

最近のXperiaってほとんどが「USB TYPE-C」を採用していますよね。確か「Xperia XZ」以降の機種はすべて「USB TYPE-C」を採用していたかと思います。それまでは「micro USB」を採用されており、この部品はメインの基盤に直接ハンダ付けされていました。正直申し上げますとこの「micro USB」の交換は今までお断りさせていただいておりました。ハンダで固定する箇所が細かすぎるのです・・・。基盤に直接ハンダを流し込むため、一歩間違えれば端末自体が使えなくなってしまうリスクが高いので基本的に基盤修理になるようなこの作業はご対応出来ませんでした。しかし「USB TYPE-C」に変更されてからは接続口がコネクタになったので部品交換が容易になりました。これでお客様からのご要望にお応えすることができるっ!!と思ったのもつかの間・・・。実はこのコネクタ式にも思わぬ落とし穴が隠れていたのです・・・!!

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「USB TYPE-C」の充電口部品と基盤を繋げるためのコネクタ部分・・・。充電口側は新品に交換するので問題なく動作するはずです。しかし交換しても全く充電しない端末が多いと報告が上がってきたのです。これには我々も頭を抱えました。一体どこが原因で充電出来ないのか・・・部品は新品に交換しているのだから大丈夫なはずなのに・・・。もしや基盤側に問題があるのではないかと思い充電口のコネクタが刺さる基盤部分を徹底的に調べました。するとどうでしょう、こま~~~かなハンダが無数にある中で、一箇所だけハンダが剥がれているではありませんか!!どうやら充電ケーブルを差し込んでいる際にケーブルの重みで部品に負担がかかり、蓄積されたダメージがハンダを剥がしてしまっているのだと推測されます。

先程も説明した通り基盤の修理はその他の機能を破損してしまう恐れがあるのでご対応出来ない修理内容・・・ただこれは接触の問題なので、取り付けやケーブルを差し込む角度さえ大丈夫であれば充電は行えることがわかりました。また少しのハンダ作業であれば我々でも可能です、しかし破損してしまうリスクが高いものになってしまうので、事前にお客様に詳しくご説明差し上げてご了承いただいた端末のみご対応させていただく事となりました。

Xperiaをお使いの方は充電口の破損にだけは十分ご注意ください。ここが破損してしまうと修理しても直らない場合がございます。完全に充電ができなくなる前に、バックアップ等をしっかり保存していざ壊れても対処できるようにされることをオススメいたします。店頭にお持ち込みいただければ修理が可能かどうか簡単な診断も行えますので、お困りのお客様は是非一度当店にご来店ください。

当店への道順をYouTubeにて公開中☆

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