皆さんはまず「リンゴループ」という言葉を聞いたことはありますか？

リンゴというのは、iPhoneの製造元であるApple(アップル)のロゴを指しています。

iPhoneやiPadを起動時にリンゴのマークが出ては消えの繰り返しの症状をリンゴループと呼んでいます。

iPhone利用者の中にはこのリンゴループになったことがあるという方もいらっしゃるかと思います。

今回は珍しい事例も含めて解説していきますので是非最後までご覧になって下さい。

リンゴループの原因

１.落下・衝撃・水没等によるiPhone本体の基板の故障

２.バッテリーの重度の劣化

３.iOSを含むソフトウェアの問題

４.iPhoneストレージ（容量）の8割以上使用

５.アップデート・バックアップ中の中断エラー

リンゴループの対処方法

ソフトウェアの問題であれば、PCに接続し、Appleが提供している「iTunes」というソフトを利用すれば改善される可能性があります。

操作手順

１．iPhoneをリカバリーモードに切り替える

iPhone５ｓ・ＳＥの場合

電源ボタン（右上上部）とホームボタンをリカバリーモードに入るまで同時に長押し

iPhone６/6Plus・６ｓ/６sPlusの場合

電源ボタン（右上サイド）とホームボタンをリカバリーモードに入るまで同時に長押し

iPhone７/７Plusの場合

電源ボタンと音量ボタン(下)を同時に長押し

iPhone８/８Plus・SE２・X以降の機種

素早く連続で

①音量ボタン(上)を１回押して離す

②音量ボタン(下)を１回押して離す

③電源ボタンをリカバリーモードに入るまで長押し

２.リカバリーモード突入後、アップデートまたは復元（初期化）を選択

アップデートで改善されれば、データは消えていない可能性が高いです。

アップデートで直らない場合やアップデート中にエラーが出た場合は初期化をせざるを得ません。

ただ、容量不足によるリンゴループの場合は、アップデートでは容量不足の解消にはならないため初期化処理になります。

また破損や水没等の物理的な障害の場合は復元（初期化）でも直らず修理店での修理となります。

リンゴループで慌てることがないように日頃からバックアップはとっておきましょう。

上記写真は通常は出てこない「データの回復を試みています」という表示が・・・

こちらはアップデートでも直らず何度か初期化してようやく直ったという珍しいケースでした。

もしデータの取り出し方が分からない、取り出せなくなったという場合でも当店ならデータ復旧・取出しサービスも行っております。

当店は米子市・鳥取市・境港市・倉吉市といった鳥取県内のみならず
安来市・松江市・出雲市等の島根県や山陰全域からのご依頼も多く
iPhoneだけでなくAndroid・iPad・ゲーム機の修理もさせていただいております。
特に最近では任天堂が3DS本体の修理受付を終了したため3DSが故障してお困りの方も多いかと思われます。
是非スマホスピタル米子をご利用下さい。