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Wi-Fiには種類がいくつかある!Wi-Fi6って何? | スマホスピタル

博多駅からキャナルシティー方面へ歩いて徒歩約5分iPhone・Android修理専門店スマホスピタル博多駅前店でございます。
2020年もすでに一週間が過ぎていますね。新しい年になって長年使用している機種から新しい携帯を購入しようかと検討している方々もいるかも知れません。
携帯の新機種もコンスタントに販売されておりますが携帯の新機種だけが新しくなるのではなく電波についても日々進化をし続けています。それでは今話題のニュースについて紹介させていただきます。

最近どんどんニュース等でも取り上げられているiPhoneの5G化ですが、最近どこからか6Gという文字が…この6GとはWi-Fiの6GHz帯のことのようです。現状Wi-Fiの周波数には大きく2種類が存在しています。これが2.4GHz帯と5GHz帯と呼ばれるものです。これらにはそれぞれ得意とする環境があり使用場所や用途によって回線を切り替えることでより快適に利用することができます。大半の方がこの時点で疑問符を浮かべると思いますが、ご自宅にWi-Fiルーターがある方はネットワーク名とパスワードが2つあったりしませんか?これらの接続を切り替えることでより快適にWi-Fiの環境を利用することが出来ます。それではここで現状のWi-Fiの回線についての紹介と、新しい6GHzとの違いや特徴を紹介していきましょう。

まず2.4GHz帯は障害物に強いです。ご自宅で使われる際には壁や扉越しでも電波が届きやすいため、Wi-Fiが途切れにくくなります。電波の届く範囲も広いのでルーターから離れている部屋でWi-Fi使う際には適していますね。しかし同じ周波数帯を使用する機器が多いため、5GHz帯に比べて、回線が混み合う可能性が高いです。他にも電子レンジを使うことによってWi-Fiが切れたという話をよく聞きますが、これは電子レンジの発する周波数がこの2.4GHz帯に近いため妨害されているようですね。電子レンジの電磁波は非常に強いものなので他の電波にはノイズとして認識されてしまい、それが影響して途切れたり回線速度が遅くなってしまったりするようです。自宅でレンジを使っていないのにというときに電波が悪くなってしまうときはご近所さんで使われている電子レンジが影響しているかもしれません。

次に5GHz帯です。5GHz帯は電波干渉を受けにくく回線はとても安定しています。そして5GHzには5.2GHz、5.3GHz、5.6GHz帯とまた細かい種類もあります。2.4GHzとは真逆に障害物に弱く範囲が小さいです。
5.2GHz、5.3GHz、5.6GHz帯にもそれぞれまた違いがありまして、基本的に屋外では5.3GHz帯が使うことができません。電波が単純に強いので他の電波に影響を与えてしまうため電波法で禁止されています。5.2GHz帯、5.6GHz帯は5GHzの中で屋外利用が条件付きで許されています。5.2GHz帯の条件は人工衛星に影響を与えない。気象レーダーに影響を与えないということです。その条件の上で車両内、船舶内、であれば総合通信局に登録をすると屋内とみなされ使用できるようです。5.6GHz帯は車両内、船舶内であれば屋内とみなされ通常通り使うことができます。しかし航空機内は5GHzのWi-Fiは全く使えません。離着陸時に電源を切ってくださいとのことでアナウンスがあると思います。飛行機は離着陸時が一番事故が多いらしく電波機器がその原因になり得るということで注意のアナウンスが流れているようです。国交省関係者は「管制官と機長の会話をするための航空無線にノイズが出る恐れがある」といことです。他にもラジコンやワイヤレスマイクの発する電波が着陸時の無線誘導を行うLOC(ローカライザ)といものに影響を与えてしまうことも理論上あり得るとのことです。

そしてWi-Fi6として利用できるようになる6GHzは今までの無線LANの課題点であった、俗に言う回線渋滞の原因が改善されるようです。従来までの無線LANはアクセスポイントとクライアントが1:1で占領していたためかなり効率が悪かったです。しかし今回のWi-Fi6ではアクセスポイントとクライアントが1:Xのため、1つに対しての接続数が多くなり効率が良くなりました。何を言っているのかわからない方に例え話で説明すると接続する側のクライアントを荷物としてアクセスポイント側が運搬業者だとします。従来までの運送業者は大きな2Tトラックに荷物をたったの200キロだけを積み込んで郵送をしていました。その理由は1つの依頼主の荷物だけしかまとめて運べないということのようでした。しかしこれでは非常に効率が悪いですし運搬業者も往復するのが大変です。これを効率化するなら小学生でもわかります。まとめて全部運べばいいじゃん!そのとおりです。そしてWi-Fi6の仕組みになります。簡単に話していますが複数のクライアントで接続すると電波同士が干渉しあっていたためこれを改善するのが難しかったようです。液体を入れ物なしで運んでいたようなものです。上記を全て解決することによって回線渋滞がなくなり接続ははやくなり、消費電力も抑えられるようになりました。1つの依頼主から運搬料金を全部取っていたのですからそれを複数人で分割すればお得ですね。

電波の話ついでに、電波が人体に影響を与えているかもといったことを耳にしたことがありますか?
これに関してはあまり耳にしたことがないかもしれませんが人体以外にも他の機器に影響を与えるということも多少は聞いたことがあると思います。心臓のペースメーカーなどは携帯電話が悪影響を及ぼすという話は有名ですね。これは半分正しいですが半分間違っています。私達が日常生活の中で使う電波には「電波保護指針」というものが策定されておりこのチェックを通ったもののみが普及されています。ですので私達が日常生活において浴びる電波は非常に弱く、電子レンジのように熱を感じたり、刺激を感じるようなレベルではありません。今回の6GHz帯のように今後新しい電波が出てくる際に強い電波を浴びる状況が出てくるかもしれません。ですが「電波保護指針」のような制度によって十分な安全性を保てるようにしてくれています。電波に関して不安感を抱いている方にはそんなことないですよ!と教えてあげてください。
新しい電波に関して色々出てきていますがただすごい!ってだけではなくいろいろ調べて見てください!

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