iPadが充電出来ない..その原因と対策 | スマホスピタル

iPadの充電口はiPadの部品の中でも最も

一日で使用される回数が多い部品になります。

iPadを充電する際にケーブルを抜き差しする部分なので、

摩擦や経年の劣化が現れやすく、修理の依頼が画面交換修理・

バッテリー交換修理に次いでご相談の多い箇所になります。

この充電口が故障すると、iTunesに接続して同期・バックアップを

取ることが出来なくなってしまいます。

「あれっ？充電出来ない。反応しない…」等の

不具合が出てきたら出来るだけ早くスマホスピタル尼崎店に

ご相談ください。

充電口が故障すると、どんな不具合が起こってしまうのか？

充電ケーブルがしっかり差し込めない

iPad充電口の故障の相談で「充電ケーブルがちゃんと差し込むことが出来ない」

という内容が一番多いです。iPadの充電口は塵・埃が入りやすく、普通に日常生活

の中で使用していく中で、充電口の汚れを毎日確認しようとはだれも思わないので、

気付かない内に大量の埃・小さいゴミが蓄積されて、充電ケーブルとiPadの充電口

接続を妨げていることがあります。この場合、スマホスピタルではお時間を

いただきiPadの電源を切り、充電コネクタの内部を清掃することでしっかりと充電

ケーブルが挿入できるようになり、正常な接続・充電が行えるようになります。

充電ケーブルはちゃんと挿入できているのに充電反応が出ない

〇充電ケーブルはちゃんとした純正品かどうか？

iPadの中には非純正品の充電ケーブルを接続すると「このアクセサリは使用

ません」とエラーメッセージが表示され、iPadが充電コネクタを認識できない・

充電出来ない不具合が表示されます。これはiOSのソフトウェアが原因です。

対策としては普段使用している充電コネクタを純正の充電コネクタに交換する

（非純正のコネクタと比べてお値段がちょっと高かったりします）

もしくはソフトウェアのアップデートで改善できるか試してみることになります。

純正の充電コネクタを使用しても改善しない、ソフトウェアを更新しても改善しない

となると充電口の部品を交換することになりますが絶対に改善できるとは

言い切れなかったりします。

〇iPadの充電口の交換

充電ケーブルを挿入してみても「エラーメッセージ」どころか全く反応しない

場合は充電口そのものの故障が考えられます。長い期間、iPadを使用してきた場合、

経年劣化による故障が考えられるのでスマホスピタルでは充電コネクタの

部品の交換を行い、不具合を改善できるか様子を見ます。

実際の修理事例

今回はiPad airの「充電ができない」症状のご相談で、

充電口の経年劣化による接触不良だったのでドックコネクタ（充電口）

の交換修理を行いました。

スマホスピタルでは〇iPadのナンバーモデル 〇iPadminiのモデル

〇iPadAirのモデル 〇iPadProのモデル 色々な修理に対応しています。

勿論「充電ができない」トラブルにも対応しているので、

ご相談ください！（ただすべてのiPadのモデルの部品を常に用意している

わけではないので、お問い合わせいただければ幸いです。すべてのiPadには

それぞれ背面に「A 数字4文字」のシリアルが記入してあるので、

お伝えいただけるとスムーズにご案内いただけます。

それではiPad Airの「充電ができない」症状ですが、

先ずは充電口内に「埃などのごみが溜まっていないか？ 破損は無いか？」

をしっかりと確認します。

充電口の接触部分は常に外気にさらされているので、埃がかなり溜まりやすく

なっています。ケーブル接触部分に埃が邪魔をするせいで

「充電が出来なくなっている」ことも意外とよくあるケースなんです。

しっかり掃除を行い、破損がない場合は充電ケーブルを差し込みます。

目視ではわかりずらいんですが、実際にケーブルを挿入したところ

かなり手ごたえが緩い感じです。（iPadの修理を何件もこなしていると

慣れているのですぐに分かるんですが、お客様からしたらあまり緩くは

感じないかもしれません）充電の反応がないので端末を分解して

充電口の部品（ドックコネクター）を交換していきます。

iPad Airのドックコネクターは基板に半田付けされているので、

最初は元のドックコネクターを取り外します。

この作業は動画サイトなどを見ると（見る人から見れば）

簡単に見えるかもしれませんが、慎重に行わないと基板上の端子を

痛めてしまいます。お客様ご自身での修理は絶対にやめるべきです。

古いドックコネクタを取り外した後は、新しいドックコネクターの部品を

半田付けします。

再度充電ケーブルをさしたところ無事に充電出来ました！

今回の「充電出来ない」故障はドックコネクター部分の損傷が

原因だったわけです。

iPadで充電出来ない場合の故障のパターン

iPadの端末で「充電ができない」症状が現れた場合、

以下のパターンが考えられます。

〇ドックコネクター部品の損傷・劣化

〇充電口の埃の詰まり

〇バッテリーの損傷・劣化

〇基板の損傷

〇ドックコネクターの部品の損傷・劣化

「充電出来ない」症状で一番多い原因がこの

ドックコネクターの損傷です。

この場合はPCと同期できないなど…

ケーブルをつないだままのiPadの使用を続けていたり、

落下して破損したりが多かったりします。

〇充電口の埃の詰まり

これは上記でも説明しましたが、外で（仕事などで）iPadを使用することが

多かったりすると充電口に埃汚れが溜まり、ケーブルを挿入しようとしても

しっかり刺さらない、刺さっても接触部分を埃が邪魔して充電反応が

出ないなんてことがあります。

〇バッテリーの損傷・劣化

iPadの場合はバッテリーの劣化・損傷が原因のパターンは

少ないです。まずバッテリーが劣化していると電力不足で端末が起動しません。

充電ケーブルをつないだ状態でもリンゴループで落ちてしまうことが多いです。

〇基板の損傷

最後が基板の損傷ですが結構多いです。

基板上にUSB接続を制御するU２ ICチップという部品がありますが

これが損傷してしまうと、「充電ができない」故障が起きてしまいます。

他にも多い症状としては不思議な事に充電ケーブルによって充電出来たり、

出来なかったりする症状が現れます。友達のiPadはこのケーブルは全然反応するけど

自分のiPadは反応しない…なんてことが起こったります。

これはApple純正のケーブルも一緒です。

そしてケーブルの向きによって充電出来たり出来なかったりします。

本来、接続方向に制限が無いはずの充電ケーブルですが、

実は表と裏があったりします。

「こっちのケーブルのこの向きだったら、充電が出来る」

みたいな現象です。この現象の原因はAppleの認可を受けていない

安いケーブルを使用していることが考えられます。

この基板が損傷していると、新しい充電コネクターの部品を

取り付けても「充電出来ない」症状は改善出来ません。

このような状態にならないようにするにするには

〇充電ケーブルを指したまま、使用しない。

〇純正の充電ケーブルを使用する。

事が大事です。是非心がけてみてください。

iPhone/Xperiaなどのスマホ・アンドロイド端末やiPadなどのタブレット端末。

Nintendo Switchや二ンテンドー３DSなどのゲーム機の修理も行っております。

「こんな故障は直せるかな？」なお問い合わせのみでも大丈夫！

修理スタッフが精いっぱいお答えさせていただきます！