リカバリーモード解除方法と復元 | スマホスピタル

今回『リカバリーモード』の解除方法と復元方法をご紹介したいと思います

iPhoneのリカバリーモードというのはどんなもの？

リカバリーモードとは、iOSが起動、書き換えをするときにトラブルが発生したため、iPhone、iPadなどのデバイスが操作できなくなり、初期化を要求するモードです。

リカバリーモードを実行されるとiPhoneはまた使えるようになりますが、全てのデータが消去されてしまいます。

主な原因としてiOSの不具合、最新バージョンのアップデートやバックアップ中にiPhoneのWi-Fi通信、或いは電源が切れてしまったことでリカバリーモードになってしまっています。

リカバリーモードになってしまったら下記のことを試してみてください。

対処方法①

〇iPhoneの強制再起動

初期化を避けたい場合は、強制的に再起動を繰り返すことでiPhoneをリカバリーモードに脱出する事ができます。

iPhoneの機種により再起動方法が違いますので、機種ごとの強制起動方法をご紹介します。

iPhone６s、iPhoneSE、およびそれ以前

スリープボタン（電源ボタン）とホームボタンを１０秒以上長押し

iPhone７シリーズ

スリープボタン（電源ボタン）と音量を下げるボタンを１０秒以上長押し

iPhone８、Xシリーズ以降

①音量を上げるボタンを押しすぐ放す

②音量を下げるボタンを押しすぐ放す

③Appleのロゴマークが表示されるまでサイドボタンを押す

対処方法②

〇iTunesでiPhoneをリカバリーモードから解除

iPhoneがリカバリーモードになってしまったら、iTunesでリカバリーモードから脱出でます。

この方法はiPhoneX、iPhone８シリーズ、iPhone７シリーズ、iPhone６・iPhoneSEおよびそれ以前などのデバイスをリカバリーモードから戻すことができます。

下記の手順を参考に行って下さい。

①iPhoneをパソコンに接続

iPhoneをパソコンに接続して、iTunesを実行してください

iTunesはiPhoneが問題ある事を検出できます

②iTunesでiPhoneからリカバリーモードを解除

「復元」ボタンをクリックし、iTunes上の復元オプションでiPhoneを復元することで問題を解決できます

ちなみに、iPhoneを復元するときは、iPhoneを新しいiPhoneとして設定すれば、iPhone上のすべてのデータが上書きされますので、ご注意下さい。

iTunesバックアップファイルからiPhoneを復元すると、元iPhoneに保存されているデータが上書きされますので、iTunesでiPhoneをリカバリーモードから解除するのは多少データを失う事になります。

データは残したまま解除したいという方は下記を試してください

〇iPhoneを復元しないでリカバリーモードから解除

すべてのiPhoneのデータを保存したままリカバリーモードから解除をしたい場合、サードパティのソフトウェアが必要です。

iPhoneのリカバリーモードを検出してくれる「iOSシステム修復」ツールを使用してみてください。

最後にちょっと豆知識？！

iPhoneのリカバリーモードとDFUモードの区別

リカバリーモードになると、ユーザーはiTunesを通して最新のiOSバージョンとファームウェアを利用する事でiPhoneを工場出荷状態に戻る事をサポートできます。

このモードはiPhone・iPad画面でiTunesのマークが表示、iTunesがiPhoneを認識できない問題を解決します。

DFU（デバイスファームウェアのアップデート）は最新のiOSをロードせずに、デバイスをiTunesとの接続することができるモードです。

このモードでは、デバイスを脱獄したり、SIMカードのロックを解除したり、iOSのアップデートしたりするときに利用可能です。

以上がiPhoneのリカバリーモード解除方法と復元方法でした。

当店では、修理以外のお困りごとも承っておりますので、お気軽にご相談下さいませ。