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要注意! iPhoneの「カレンダー乗っ取り」とは | スマホスピタル
iPhoneを使っていて、「ウイルスに感染している可能性があります」「あなたのiPhoneは保護されていません」といった内容の身に覚えのない通知が出てきているという方は、今すぐカレンダーの設定を見直しましょう!
これはカレンダー乗っ取りと呼ばれるもので、外部から勝手にiPhoneのカレンダーに予定を登録し、不安をあおるメッセージが通知に表示されるようにして、メッセージに書いてあるスパムサイトへ誘導しようとする手口です。
決してURLにはアクセスしないでください!!
カレンダー乗っ取りとは
独立行政法人 情報処理推進機構のセキュリティセンターの発表によると、2020年1月から3月にかけて、「iPhoneのカレンダーから、ウイルス感染しているという通知が出る」、「iPhoneのカレンダーに、身に覚えのないイベントが入っている」といった相談が複数件寄せられており、7月になって相談件数が55件と急増、その後も継続して報告があるとのことです。
なお、2021年3月には再度増加の傾向を見せており、件数は42件となっています。
これはiCloudやiPhoneのカレンダーの機能にある、他人と予定を共有する機能を悪用したもの。
手口は様々ですが、特定のWEBサイトにアクセスしたときにポップアップ表示される「照会」や「OK」などの選択肢をタップしてしまい、知らず知らずのうちに他人とカレンダーを共有する設定をONにさせられてしまうことが原因のようです。
こうした「○○しますか?」「○○を要求しています」などといったポップアップは、主にアダルトサイトにアクセスしたときに多く表示されるようです。アダルトサイトは人の欲望を逆手に取った様々な罠が張り巡らされているので、あまり安易にアクセスせず、よくわからないメッセージを安易にタップするのもやめておきましょう。
カレンダーが乗っ取られた時の対処法
この手口は、ターゲットのスマホに怪しい通知メッセージを表示し、不安を煽って罠にはめることを目的としたものです。
メッセージに書いてあるURLにアクセスすると、「あなたのスマホは危険な状態だから、セキュリティ対策アプリをインストールしましょう!」とか「セキュリティのために、電話番号やメールアドレス、クレジットカード番号をここに入力してください!」といったことを勧めてくるサイトに飛ばされます。
ここで言われるがままにアプリをインストールしたり個人情報を入力すると、電話番号やメールアドレス、クレジットカード番号といった重要な個人情報を抜き取られ、悪用される危険性があります。
怪しいメッセージが出ても惑わされず、書いてあるURLにはアクセスしないようにしましょう!!
もしもカレンダーが乗っ取られた場合、iPhoneのカレンダーに追加されたアカウントを削除することで乗っ取りを排除することができます。
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)のサイトに詳しい対処法が掲載されているので、乗っ取られたかも?と思ったら確認してみましょう
なお、スマホスピタル奈良店では、こうしたスマホの困り事に対する相談も受け付けております。
一人ではどうしたらいいのかわからないことも、スタッフがアドバイスしたり代わりに調査したり、出来る限りのことをいたします!何かお悩みがあればお気軽にどうぞ!
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