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スマホ画面は何故傷がつくのか? | スマホスピタル
最近はスマホのディスプレイに使われているガラスも「強度アップ」や「傷が付き難い」と堅固さを売りにしていることも多くなっており、最新のスマホを勝手からフィルムを付けない方も多いのではないかと思います。しかししばらく利用してから画面をよく見てみると細かい傷が・・・なんてこともあるかと思います。今回は何故傷がつくのか、そもそもディスプレイの強度とは何かを紹介します。
表面の傷付き難さは硬度で表される
物質の表面の傷の付き易さを表す指標の一つとして「モース硬度」というものがあります。有名なところでは硬度10で最も傷付きづらい物質はダイヤモンドです。硬度の高いものは低いものに対して容易に傷をつけることができ、低いものが高いものに傷をつける場合はかなりの力を必要とします。スマホのディスプレイに使用されているガラスのモース硬度は5~6程度と言われておりかなりのカッターでかなりの力を入れてやっと傷が付くかどうかといった具合です。
硬度と強度(衝撃耐性)は違う
最大のモース硬度を持つダイヤモンドでもハンマーでたたくと簡単に砕けてしまいます。一方でスマホディスプレイのガラスは化学処理で強化されており(強化ガラスと呼ばれる)ハンマーでたたいたとしても簡単には割れません。このようにスマホのガラスは比較的傷が付き難い素材を強化することで表面の傷と衝撃に強い機能を実現させています。
ではなぜ傷や割れが発生するのか
強化ガラスはポケットの中でコインが多少ぶつかったくらいでは傷ついたりはしません。それはガラスが金属類よりも硬度が高く、傷をつけるためには強い力を必要とするからです。ではなぜ細かい傷が付いてしまうのか?答えは単純で、ガラスよりも硬度の高い物質が表面を引っ掻いているからに他なりません。
傷の原因は砂?
普段の生活でも空気中には細かい粒子が舞っています。その中には砂も含まれていることがあり、ポケットの中にも入り込んでいるかもしれません。この砂の主成分に石英というものが含まれます。一般的には水晶と呼ばれることもあります。この石英のモース硬度は7、ガラスよりも硬いのです。つまり画面の傷は砂が大きな原因になっていると考えられます。
表面の傷が多くなると割れやすくなる
ガラスメーカーも傷によって発生する強度の低下を軽減するための対策は取っていますが、強化ガラスの性質上表面の傷は多かれ少なかれ強度の低下をもたらします。特に砂や石がある地面にディスプレイ側から落としてしまうと本来は問題ない高さでも傷と衝撃のダブルパンチで簡単に画面が割れてしまう可能性もあり得ます。
やはりディスプレイの保護は必要
どれだけ大切に使おうとディスプレイの傷を完全に防ぐことは難しく、傷は強度の低下をもたらします。結論的にやはりディスプレイの保護は必要です。普通のフィルムでディスプレイを覆うだけでもスマホ本来の堅固さを保持することができます。既に傷が付いてしまっている場合はガラスフィルムなどで強度を補完する方が良いでしょう。巷では傷消しのテクニックも存在しますが視覚的に傷を消せても強度は回復しないので注意が必要です。フィルムの見た目が気になる方はガラスコーティングという手もあり、スマホスピタルではガラスコーティングを承っております。画面の傷や割れ、表面保護でお悩みの場合は是非一度、お近くのスマホスピタルまで来店いただければと思います。
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