iOSのアップデートは、失敗して取り返しがつかない事態になる嫌な可能性を秘めています | スマホスピタル

題名からして、「じゃあ、アップデートはしない方がいいの？」と思われるかもしれませんが

そういう事ではありません。アップデートの役割はその時々でいろいろあります。

セキュリティー強化にアップデート

特に重要なのがセキュリティ性能の向上です。

一般的に、ハッキングや乗っ取りといった怖い存在から身を守るためにアップデートは

欠かせないものとなっていて、セキュリティーホールと言われる防御の穴を強化して

くれるものなのでむしろ可能な限り行った方が良いものです。

セキュリティーか他のメリットか

アップデートをしないメリットがあるとすれば

・お気に入りのアプリがアップデートしたら使えなくなる

・売る時に査定金額が変わることがある

・動作の軽さを維持できる（何代か古い機種の場合）

などがあります。

アプリについては事前に確認が必要ですが、アプリの管理者が管理を続けている限りは

あまり大きな問題ではないと思われます。

査定金額についてはよほど欲しがっている人が相手でない限り

何万円も変わるようなことは考えにくいのでこれも重要な部分ではないでしょう。

動作の軽さ（サクサク感）もセキュリティー面との重要性を考えると

圧倒的にセキュリティー面かと思います。

アップデートの成功率は100％と言えない

という事でやはり一般的にアップデートはお勧めなのですが

注意ポイントがあります。

特にしばらくアップデートしていなかった時のバージョンを大きく飛ばしての

アップデートでは、普通に失敗してしまう時があります。

失敗するとどうなるか？→起動できなくなります。

俗にいうリンゴループというやつです。

これになってしまうと最悪の場合、データを諦めざるを得ない状態になります。

そこで重要になってくるのが事前に行っておくデータのバックアップです。

キッカケがアップデートでなかったとしてもリンゴループはいろいろな原因で

発生しうる症状なのですが、最終手段は初期化しかありません。

当たり前ながら初期化するとすべてのデータが消えます。

やっぱり最後はバックアップが重要

ここでバックアップがあれば、後から復旧できるので深刻にならずに済みます。

もちろんリンゴループに限らず万が一のトラブルでもバックアップがあるか無いかで

その後の選択肢や気持ちは大きく変わってしまうのは言うまでもありませんね。

話を戻してつまりは、「取り返しがつかない事態＝データを失う」ことなので

アップデート前にはまずデータのバックアップをお勧めします。

加えて、重要なデータ（イベントの写真など）が増えた場合でもその都度

バックアップしておくことでリスクを少しでも回避できます。

リンゴループの復旧につきましてはまずお近くのスマホスピタルへお問い合わせ下さい。