iPhoneの充電が80%から増えない？！ iOSで最適化されたバッテリーの充電設定 | スマホスピタル

iOS 13にアップデートしたスマホやiPhone 11,

11 pro,11 Pro Maxに機種変更したお客様から最近よく

「iPhoneの充電が80%から増えずに満タンにならなくなった」と

ご相談されます。

一体何故満タン充電が出来なくなってしまったのでしょうか？

iPhoneの充電が80％から増えないのは故障？

このiOS13以降のiPhoneや11 シリーズに起こる

80％から充電増えない現象。

これはアップデートした不具合、新機種特有のバグだと

考えてしまいそうですが、原因は全く別のところにあります。

繰り返しになりますがこのバッテリー（80%以降）増えない現象が

iOS 13にアップデートしてから起こっているのであれば、

iOS 13で追加された新機能「最適化されたバッテリー充電」

の設定が関係している可能性が高いです。

iPhone 11シリーズの初期のコンピューターが

iOS 13なので同じく「最適化されたバッテリー充電」が

原因じゃないかと予想出来ます。

そんな設定触ってないよ？！と思う方もいらっしゃるかと思います。

ですがiOS 13アップデート後、初期設定の状態で「ON」に設定されています。

そもそも「最適化されたバッテリー充電」とは？

最適化されたバッテリー充電は、iPhoneのバッテリー劣化を

抑えるための機能です。（iOS 13になってから追加されました）

バッテリーの寿命は端末の使用状況や充電パターンなど

様々な要因が絡み、劣化が進んでいきます。

その中にはiPhoneを充電100％の状態でさらに

充電し続けることでもバッテリーが劣化してしまうことが分かっています。

この「最適化されたバッテリー充電」の設定を有効化していると

毎日充電している時間帯のデータをもとに

通常通り80％まで充電を行い、それ以上充電しないように

端末が働きかけます。

お使いのiPhoneの充電残量が80%から増えなくてお困りの方は

この設定を「OFF」にしてから充電してみて下さい。

最適化されたバッテリー充電は、バッテリーの劣化を抑える

便利な機能ともいえるので、気にならない方は基本的に

「ON」にしといてもいいんじゃないでしょうか？

不規則な時間帯でiPhoneを使用したり、充電する場合は

「OFF」で使っていくのも全然有りです。

個人個人の生活環境に合わせて端末の設定を変更し、

快適なiPhoneライフを送ってください(‘ω’)