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iPhone6sって防水?耐水? | スマホスピタル
アップルから毎年新機種が発表されていて、ドンドンスタイリッシュで洗礼されたデザインに変化していっているので
購入しないにしろ発表の記事を読むだけでワクワクしますね(^^♪
最近は端末自体に防沫性能、耐水性能、防塵性能がついているので安心して使用できるのもiPhoneの良さだと思います。
ではその機能はいつからついたのか。今回はそのことをお話します。
防沫性能、耐水性能、防塵性能とは
上記の言葉を聞いたことはありますか?
防沫性能はいかなる方向からの水の飛まつを受けても有害な影響がないもの
耐水性能はあらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がないもの
防塵性能はあらゆる大きさの固形物、粉塵が内部に侵入しないもの
という意味があります。
この性能がいつからあるのか。公式で発表されているのはiPhone7からです。
iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone X、iPhone XRはIEC規格60529にもとづくIP67等級に適合しています(最大水深1メートルで最大30分間)。
防沫性能、耐水性能、防塵性能は永続的に維持されるものではなく、通常の使用によって耐性が低下する可能性があります。
というようにAppleのサイトに表記されています。
ではそれまでの機種はどうだったのかという疑問が出ます。
iPhone6sに耐水性能はついていたのか
iPhone6sが発売されたとき、端末を水の中に入れてどれだけ耐えられるかという個人撮影の検証動画がたくさん上がっていました。
それもほとんどの動画でiPhone6sは大丈夫!防水だ!というような内容でした。
しかし、実際のところAppleの公式サイトにはそのような表記はないのです。
検証動画はたまたまうまくいっていたのだと思います。
“プクプク”と気泡が発生しながら、iPhoneの中に浸水していく様子がないことからiPhone6sから防水になったんだ!
と勘違いをされている方も多いと思います。
実際のところiPhone6sには画面と本体の間にiPhone6までの機種にはなかった黒い粘着があります。
これのおかげで過去のiPhoneより水が入りにくい構造になったので、多少水に強くなったのかもしれません。
しかしこの黒い粘着には防水の性能はないので動画で大丈夫だったからと安心して使用していると水没する危険があります。
多くのサイトでiPhone6sはやはり防水だった!というような文章を見かけましたが、それは事実でない可能性が高いですし、
気を付けることに越したことはないので、使用方法については十分お気を付けください。
耐水と防水の違い
実際のところiPhoneは耐水なのか防水なのかよくわからないとお客様に相談されることがあります。
耐水
広い意味で「水に強い性質」のこと。
その性能を数値化したのが”耐水圧”です。生地がどれだけ水を通さないかを示す目安となります。
防水
単純にいえば生地のすき間を埋めて「水を通さない機能」のことです。
「防水性」を備えた生地とは、水圧をかけても水が浸入しない、もしくはしづらいものをさします。
言葉の意味としてはほとんど変わりがありません。
電気機械器具において、耐水とは防水の保護力のレベルを示すものなのでどちらも正解なんです。
iPhone7から防沫性能、耐水性能、防塵性能が備わっているとお話ししましたが専門知識でいうと、
IEC規格60529にもとづくIP67等級に適合しています。
IP67というのはIEC規格の「水の浸入に対する保護等級」で7級レベルを意味します。
その7級レベルとは「一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがないもの(防浸形)」を表します。
つまり、iPhone 7は6級の耐水形を超えているので「耐水」と表記されているのでしょう。
ちなみに6級はあらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない(耐水形)
8級は継続的に水没しても内部に浸水することがない(水中形)=完全防水
結果としてiPhone6sもiPhone7以降も完全防水ではないので水没はしてしまします。
防沫性能、耐水性能、防塵性能は永続的に維持されるものではなく、通常の使用によって耐性が低下する可能性があります。
とアップルの公式に書いてあるんですが、記載されている通り経年劣化により耐性が低下する可能性があるので
なおさら防水だから・耐水だから安心というわけにはいかないんです。
水濡れによる損傷を防ぐために
iPhone6sまでの機種もiPhone7以降の機種も水を防ぐ機能が完全ではないのでいかに水没から守るかが大切になってきます。
・お風呂場や台所等水をよく使う場所での使用を控える
→女性は特にこの事故が多いので気を付けて下さい。
・サウナ等湿気が多い場所で使用しない
→湿気でも壊れる可能性があります。
・お手洗いに行った際にポケットに入れたままにしない
→トイレに落としたというご依頼が非常に多いです!要注意!
・端末が濡れた状態で充電しない
→端末がショートする可能性が非常に高いです!
・端末が濡れたからといってドライヤーや電子レンジで乾かそうとしない
→端末が再起不能になる可能性・発火する可能性があります。絶対にしないでください。
万が一水にぬれてしまった時は冷静に端末の電源を切り、バックアップを取っているか確認して下さい。
バックアップを取っていた場合はすぐに正規店に行き本体交換もしくはキャリアで機種変更をしましょう。
バックアップを取っていなかった場合は当店にご来店ください。
当店では水没復旧修理を行っております。
全てのものが復旧するわけではありませんが、データがどうしても必要という方にはお勧めです。
復旧修理をすることで一時的に使用できるようになり、バックアップを取ることができます。
当店ではiPhone・iPadはもちろん、androidやゲーム機の復旧修理を対応しています。
料金表に記載のない機種でも対応は可能ですのでお困りでしたら一度ご相談ください。
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