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iPadが熱くなる原因とは?対処法やNG行為も解説! | スマホスピタル
iPadが突然熱くなって壊れないか不安…という方もいるのではないでしょうか。iPadが普段よりも熱い場合、放置していると状態が悪化する可能性もあるので、早めに解決することをおすすめします。
本記事ではiPadが熱くなる原因について解説します。iPadが熱くならないようにするための方法やNG行為についてもまとめました。
本記事を読むことでiPadが熱くなった場合に正しく対処できるようになります。iPadがよく熱くなるという方は、ぜひ参考にしてください。
iPadが熱くなる原因と対処法
iPadが熱くなった場合、次の4つのいずれかが原因の可能性があります。
- 重いアプリの使用
- バッテリーの劣化
- ストレージ不足
- 充電器の問題
iPadが熱い場合、まずは原因を明らかにすることが大切です。原因を明らかにすることで、どのように対処すべきかも見えてきます。
1つ1つのiPadが熱くなる原因と対処法について詳しく解説します。
重いアプリの使用
スペックに合っていない重いアプリを使い続けると、iPadが熱くなる場合があります。アプリが起動するとメモリ(RAM)に情報が書き込まれていきます。重いアプリは書き込まれる情報が多く、メモリに負荷がかかります。そして、メモリに負荷がかかるとiPadが熱くなることがあります。
特に動画編集ソフトや処理が多いゲームなどをやっていると、iPadが熱くなることも多いです。高画質の動画をダウンロードしたりデータ復元を行っていたりする場合など、一時的に負荷が高まって熱くなるのはある程度仕方ないですが、常時熱くなるのは避けるべきです。
iPhone/iPadは一部製品を除き、メモリ容量が非公開になっています。そのため、メモリ容量をあまり気にせずに購入してしまう方も多いと思われます。
対処法1:アプリを終了させる
動画編集ソフトなどの重いアプリは気をつけて使うことが大切です。重いアプリを使う際は、バックグラウンドで動いているアプリの更新をオフにしておくことをおすすめします。オフにすれば、iPadへの負荷を最小限に抑えることができます。
対処法2:スペックの高いiPadを購入する
iPadで動画編集などを行う場合、スペックの高いiPadに買い替えるのも手です。Windowsパソコンなどはメモリを増設することも可能ですが、iPadではできないため、買い替えるしかありません。
最新のiPadは比較的スペックが高く、重いアプリも動かしやすいです。値段も上がりますが、その分作業効率を高めることができます。
バッテリーの劣化
バッテリーの劣化もiPadが熱くなる原因の1つです。バッテリーにはリチウム電池が内蔵されているのですが、これが劣化すると熱を持ちます。バッテリーはiPadのパーツの中でも寿命が短く、充電頻度が多い方なら2年未満で限界が来ることもあります。
iPadが最近熱くなるという方は、バッテリーの寿命が近くないか確認しましょう。iPhoneの多くの機種では、バッテリーの最大容量を調べることができますが、iPadの場合、最大容量を自分で確認することができません。バッテリー診断アプリを使う手もありますが、正確な情報とも限らないので、あくまで参考程度にしましょう。基本的には、充電の持ちが悪くなったと感じたら、寿命を疑った方が良いです。
対処法1:バッテリーの交換を行う
バッテリーの寿命が近い場合、バッテリー交換を行うことをおすすめします。バッテリーを交換することで、iPadが新品に近いような感じで使えることもあります。
バッテリー交換はAppleCare+に加入しており、かつバッテリーの最大容量が80%未満なら、無料で交換してもらえます。ただ、未加入の場合はAppleでの交換は高額になってしまうので、修理業者に依頼するのがおすすめです。
なお、iPadを長く使っているなら、バッテリー交換よりも買い替えがおすすめです。iPad自体の寿命は4〜5年程度なので、この程度使っているなら買い替えも検討しましょう。
対処法2:バッテリーの消耗を防ぐ設定を行う
バッテリーの寿命は2年程度と短いです。人によってはバッテリー交換にお金をかけたくない、という場合もあるでしょう。
その場合は、バッテリーの消耗を極力防ぐための設定を行うと良いです。iPadには低電力モードというのがあります。低電力モードにすると一部の機能が制限される代わりに、電力を抑えてくれるので、バッテリー持ちが良くなります。
低電力モードにする方法は次のとおりです。
- 「設定」アプリを開く
- 「バッテリー」をタップ
- 「低電力モード」を「オン」にする
後はGPSの使用を無効にするのも効果があります。GPSの使用は非常に電力を消費します。iPadではアプリごとにGPSを無効にできるので、使わないものは無効にすると良いです。
GPSの使用を無効にする方法は次のとおりです。
- 「設定」アプリを開く
- 「プライバシー」をタップ
- 「位置情報サービス」をタップ
- 各アプリごとにGPSの無効設定を行う
ストレージ不足
iPadが熱くなる場合、iPadのストレージがいっぱいになっている可能性もあります。ストレージ容量が不足していると、やはりiPadに負担がかかってしまいます。
ストレージ容量がどの程度あるか確認してみましょう。ストレージ容量の確認方法は次のとおりです。
- 「設定」アプリを開く
- 「一般」をタップ
- 「iPadストレージ」をタップ
空き容量が5GB未満になっていたら、対策を行う必要があります。
対処法1:不要なファイルやアプリを削除
ストレージの空き容量を増やすために、不要なファイルやアプリは定期的に削除した方が良いです。アプリが多いとストレージ容量を圧迫してしまいます。
また、iPadの機種によっては「設定」⇒「一般」⇒「iPadストレージ」から、ストレージ容量を減らすためのおすすめ方法リストが表示されることもあります。このリストに従ってアプリを削除していくのも良いです。
その他、ブラウザの閲覧履歴やキャッシュを削除するのも有効です。
ただし、キャッシュを削除するとログインしていたサイトからログアウトしたり、保存されていたデータが削除されたりすることもあるので、その点は注意してください。
対処法2:ファイルをクラウドストレージに移す
iPadのストレージ容量が足りない場合は、ファイルをクラウドストレージに移すのがおすすめです。たとえば、iPadではiCloudを使うことができます。iCloudは無料版でも5GBまでのデータなら保存することが可能です。
その他、USBメモリなどの外部ストレージにデータを移すのもおすすめです。
充電器の問題
iPadが熱くなる場合、充電器とiPadの相性が悪い可能性もあります。充電器によっては電力が強いものもあり、iPad側が処理しきれない場合もあります。処理しきれないと、負荷がかかって発熱することがあります。
対処法:Appleの充電器を使用する
充電器はiPadと相性が良いものを選ぶのがポイントです。どの充電器を使うべきか分からない方は、Appleの純正充電器を使うと良いです。純正の充電器はその製品を充電するために作られているため、相性が悪いこともなく安心して使えます。
純正の充電器はネットショップや家電量販店などで購入できます。
iPadが熱い場合にやってはいけないこと
iPadが熱い場合、次の3つは行ってはいけません。
- そのまま使い続ける
- 冷蔵庫で冷やす
- 充電したまま使う
これら3つを行うと、iPadが更に熱くなったり、動作が遅くなる・フリーズするなどの不具合が起きたりする可能性があります。最悪の場合、iPadの電源が入らなくなることもあります。各NG行為の詳細について解説していきます。
そのまま使い続ける
熱くなったiPadをそのまま使い続けるのは止めた方が良いです。熱くなったら一旦電源を切って使用を中断し、しばらくiPadを休ませましょう。使用を続けると、余計にiPadが熱くなる場合もあります。
iPadを休ませた後は、熱くなる原因を明らかにし、今後はiPadに負担をかけないようすることが大切です。原因が分からないなら、修理業者などに相談することをおすすめします。
冷蔵庫で冷やす
iPadが熱くなった場合に冷蔵庫で冷やす方もいますが、自己流の解決方法は基本的にNGです。iPadは急激な温度変化に耐えられるように設計されていません。
冷蔵庫に入れると、iPadが完全に壊れてしまう可能性もあります。iPadが熱くなっても、急激に冷やす必要はありません。常温でゆっくり休ませるのが最適です。
充電したまま使う
iPadが熱くなったときに、充電したまま使うのは止めた方が良いです。iPadが熱いということは本体に負荷がかかっているということです。その状態で充電すると更に負荷がかかってしまい、余計にiPadが熱くなってしまいます。
もし、「充電しながらでないとiPadが使えない」という場合、バッテリーがかなり劣化している証拠ですので、すぐにバッテリー交換を行うことをおすすめします。
iPadが熱くなる場合は修理も検討する
iPadが熱くなる原因が分からないなら、修理を検討することをおすすめします。場合によっては、iPad本体が故障していることも考えられます。
本体が故障している場合、自分で修理することはできませんので、専門家に診断・修理してもらいましょう。iPadの修理依頼先は次の2つに分けることができます。
- Apple正規店
- スマホ修理業者
サービス内容や修理料金は修理先によって異なるので、それぞれのメリット・デメリットを事前に把握することが大切です。各修理依頼先について詳しく解説します。
Apple正規店
Apple StoreやApple正規サービスプロバイダにiPadを持ち込むことで、修理を依頼することができます。また、AppleのサイトからはiPadの宅配修理を予約することも可能です。
Apple正規店の修理サービスのメリットは、AppleCare+に加入しているなら安くなることです。ただ、未加入の場合修理料金が高額になる場合も多く、買い替えた方が良くなることもあります。AppleCare+は月額料金が高いので、加入していない方も多いかもしれません。
また、Apple Storeは土日は混むので、予約が中々取れないこともあります。加えて、店舗数もそれほど多くなく、足を運ぶのが大変という方もいるでしょう。
スマホ修理業者
Apple Storeまで足を運ぶのが難しい方は、スマホ修理業者に依頼するのもおすすめです。修理業者はAppleとは関わりのない業者で、修理を専門に行っています。
修理業者の多くは、Appleよりも安く修理することが可能です。また、店舗にもよりますが予約が取りやすいことが多いです。
また、修理業者はデータを消さずに修理できるのもメリットです。Apple修理ではデータ保護を行っていないため、事前にバックアップを取るように言われることが多いです。
ただし、修理業者によってはiPhoneには対応しているもののiPadには対応していない、ということもあるので、事前に対応有無を確認することをおすすめします。
スマホスピタルはiPadにも対応している修理業者です。大手の修理業者であり、150万台以上の修理実績を持ちます。また、全国に店舗があるので、利用しやすいのもメリットです。
スマホスピタルは予約した方が優先ですが、予約なしで修理を行うこともできます。最短即日で修理できるので、iPadを早く使えるようにしたい方にもおすすめです。iPadが熱くなって困っている…という方は、スマホスピタルの利用もご検討ください。
iPad修理を依頼するならスマホスピタル
本記事ではiPadが熱くなる原因と対処法について解説しました。iPadが熱くなった場合どうすれば良いのか、またしてはいけないことは何か、お分かりいただけたかと思います。
iPadが熱くなった場合、まずは落ち着いて原因を特定することが大切です。iPadが熱くなる特に多い原因は、重いアプリの稼働やバッテリーの消耗です。重いアプリを稼働させる際は、バックグラウンドで動いているアプリを停止させることをおすすめします。
また、バッテリーが劣化してきた場合、バッテリーを交換することも検討してください。バッテリーの寿命は平均2年程度と短いです。
iPadが熱くなる原因が特定できない場合は、専門家に見てもらうことをおすすめします。スマホスピタルではiPadの修理も受け付けていますので、お気軽にご相談ください。
2014年より、日本PCサービス株式会社にて、年間700件以上のパソコン・スマホ・タブレット修理およびお困りごと解決を行うフィールドエンジニアとして活躍した後、IT人材の育成や事業責任者として業界に従事。2021年11月、同社取締役に就任。
同年12月よりスマホ・iPhone修理のスマホスピタルを運営する株式会社スマホスピタル 取締役として、全国のスマホ修理事業を統括。
2023年5月、特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事に就任。リテラシー格差、使い方やトラブル時の正しい対処法など、スマホの正しい知識の普及のためスマートフォン整備士検定の構築に携わるなど、スマホ・パソコンをはじめIT関連業界に10年以上従事。
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