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iPhoneの電源がつかない!電源が入らないときにすべき5つの対処法 | スマホスピタル
![iPhoneの電源がつかない!電源が入ら ないときにすべき5つの対処法](https://smahospital.jp/content/uploads/2024/03/04-01.jpg)
充電されているはずなのに、iPhoneの電源が突然つかない状態になると、故障を疑うかもしれません。たしかに故障が主な原因ですが、システムの故障と本体の故障では性質が大きく異なります。
原因によっては、お金をかけずに自分で復旧できるかもしれません。この記事では、故障の原因と自分でできる対処法を詳しく説明します。
また、後半では対処法を試しても復旧しなかった場合の、修理依頼先についても解説します。正規店と修理店のメリット・デメリットを比較しているので、ぜひ参考にしてください。
Contents
1.iPhoneの電源がつかない主な原因
![スマホを操作する女性](https://smahospital.jp/content/uploads/2024/03/04-02.jpg)
iPhoneの電源がつかない原因は「故障」です。ただし、システムの故障とiPhone本体の故障では症状の出方・タイミングに違いがあります。
該当する症状から原因を探っていきましょう。
1-1.システムの故障
まず疑うべきはシステムの故障です。 システムの故障であれば、自分でできる対処法で復旧できる可能性があります。
次のようなタイミング、または症状があるときは、システムの故障を疑いましょう。
タイミング | 症状 |
iOSのアップデート時 | アップデート後に再起動できない。 |
直射日光があたる場所、高温な環境下 | 本体が熱い。電源がつかない。 |
データ容量・通信容量の重いアプリのダウンロードまたは動作時 | 本体が熱い。電源が突然落ちて戻らない。 |
ウイルス感染の疑いがある場合 | 電源がつかない。ついてもすぐに落ちる。 |
iOSのアップデート中にWi-Fiが途切れてしまったり、充電が不足して、アップデートが正しく行われないと電源がつかなくなることがあります。このケースの対処法は後ほど解説します。
直射日光や高温の場所、重いアプリを動作させているときに本体が熱くなっている場合は、電源が落ちたまましばらく戻らなくなります。
これは、CPUをはじめ熱に弱い内蔵機器を守るために、安全装置が働くからです。このケースなら、放置して熱を逃がせば復旧する可能性が高いといえるでしょう。
ウイルスに感染しているケースはごく稀ですが、原因として挙げられます。不審なメールやサイトをクリックしてしまった記憶があれば疑ってみましょう。この場合の対処法は「初期化」です。この方法も後ほど詳しく解説します。
1-2.iPhone本体の故障
落下などの衝撃、または経年劣化で内部の部品や基板が故障した場合は、修理以外に直す術がありません。
ただし、修理する部品によって価格帯が異なるため、どのような部品の故障が考えられるのかを見ていきましょう。
1-2-1.バッテリーの劣化
iPhoneのバッテリーは消耗品です。寿命は使い方や機種によるため公式には示されていませんが、一般的に2年~3年が交換の目安と言われています。
3年でいきなり充電できなくなるというわけではありません。寿命に向かって徐々に充電が持たなくなってくるので、日々使っている中で予兆があるでしょう。
購入当初と比べて明らかに電池の持ちが悪い状況が続いていたのであれば、バッテリーの交換をおすすめします。
Appleの正規店でバッテリーを交換する場合、iPhone X以降の機種は8,140円(税込)、iPhone 6以前およびiPhone SE(第2世代)の機種は5,940円(税込)です。なお、 修理店であればもっと安く交換できる可能性があります。
※掲載価格は2021年10月時点のものとなります。
スマホスピタルでもバッテリーの交換を受け付けています。バッテリー交換の場合基本的に30分~1時間で対応可能です。下記よりお近くの店舗をお探しください。
![即日iPhone修理のスマホスピタルへ_店舗一覧](https://smahospital.jp/content/uploads/2011/11/8dd34f6f9945ba89afe15b17b634e070-1-1024x223.webp)
1-2-2.充電コネクタの不良
本体の充電コネクタに不具合があると、充電ケーブルを挿しても充電できなくなるため、電源がつかなくなります。コネクタ部分がグラグラ・ガタガタしているときは、これが原因である可能性が高いです。
コネクタ部分に緩みが出るのは、埃の詰まり、または摩耗による影響です。前者であれば自分で掃除することで改善する可能性がありますが、後者ならパーツ交換を修理専門店に依頼する必要があります。
後述する Appleの正規店では画面の破損以外の修理がパーツ交換ではなく本体交換の対応になります。機種によって3万円台~7万円台と高額の修理になる可能性があります。
スマホ修理専門店なら充電コネクタのみの修理にも対応しているので、出費を安く抑えられます。
1-2-3.電源ボタンの故障
システム、充電関連が原因の不具合の可能性が低い場合は、電源ボタンの故障を疑いましょう。
電源ボタンが故障していると、電源をつけたという指示が内蔵機器に伝わらないため、動作しなくなります。
これも充電コネクタの不具合と同様に、正規店なら本体交換になってしまいますが、スマホスピタルなどのスマホ修理専門店ならパーツ交換で対応できます。
1-2-4.iPhone本体の水没
本体内部に水が侵入し、基板がショートすることで電源がつかなくなります。また、水没後数日は使えても、時間差で不具合が出るかもしれません。
なお、風呂に落とす、飲み物をこぼすといった明らかな水没以外にも、内部に水が入り込むことがあります。主な注意点は気温差です。
iPhoneが過熱状態になったとき、すぐに冷やそうとして冷蔵庫に入れたり保冷剤を当てたりするのはやめましょう。
本体内部の水分を含んだ空気が、急激に冷やされることで水滴となり、基板を水没させる恐れがあるからです。
水没による故障は復活できない可能性が高いため注意しましょう。(データ復旧だけでも!という方お早めにスマホスピタルへご相談ください)
特に、Appleの正規店では本体交換になるためバックアップをとれません。普段からデータのバックアップを取っておくようにしましょう。
2.iPhoneの電源がつかないときにすべき5つの対処法
![スマホに充電ケーブルを差し込む](https://smahospital.jp/content/uploads/2024/03/04-03.jpg)
水没の疑いがある場合は電源をつけようとしないことをおすすめしますが、それ以外の原因の可能性が高い場合は、次の5つの対処法を試してみましょう。
パーツの不具合がない限り、復旧できる可能性があります。
2-1.iPhoneを1時間以上充電する
単純に充電が足りない可能性やバッテリーの劣化により充電に時間を要すこともあるため、まずは1時間以上充電してみましょう。
また、本体に問題がなくても、充電ケーブルやコンセントなどの充電機器側に問題があるケースも少なくありません。充電機器と場所を変えて試すことをおすすめします。
2-2.iPhoneを強制再起動させる
システムの一時的な不具合が原因と考えられる場合は、強制再起動することで復活する可能性があります。機種によって手順が異なるため、次の表を参照してください。
機種 | 強制再起動の手順 |
iPhone 8、iPhone SE(第2世代)、iPhone X、iPhone XS、iPhone XR、iPhone 11、iPhone 12、iPhone 13 |
|
iPhone 7 | 画面にAppleロゴが表示されるまで、音量を下げるボタンとスリープボタンを同時に長押しする |
iPhone 6s、iPhone SE(第1世代) | 画面にAppleロゴが表示されるまで、ホームボタンとスリープボタンを同時に長押しする |
2-3.リカバリーモードから復元する
アップデートが途切れてしまったことが原因の場合は、リカバリーモードで復元しましょう。
リカバリーモードとは、「iTunes(windows)」または「Finder(Mac)」を介して強制的に最新のiOSへアップデートさせる方法です。次の手順で進めましょう。
- PCにiTunesをダウンロードして開く(Macの場合はFinderを開く)
- PCとiPhoneをLightningケーブルで接続する
- PCがiPhoneを認識していることを確認する
- iPhoneを強制再起動する
機種ごとの強制再起動の手順は前述の通りです。iPhoneの画面にリカバリーモードが表示されるまで、強制再起動の長押しの手順を続けます。
ただし、リカバリーモードで復元する際は、iPhoneのデータが初期化されることに注意が必要です。PCにバックアップデータを保存していない限り、データは復元できません。
iPhone内のデータを失いたくないときは、Appleの正規店または修理専門店に相談しましょう。
2-4.DFUモードから初期化する
DFUモードは、リカバリーモードと同様にiOSを強制アップデートをするために使用するモードです。しかし、公式が認めている手法ではありません。
DFUモードでアップデートすると、Appleの保証対象外になりかねないため注意しましょう。
リカバリーモードで復旧できず、なおかつ緊急でiPhoneを起動しなければならない事情があるときの最終手段といえます。DFUモードでアップデート・初期化する手順は次の通りです。
- PCとiPhoneをLightningケーブルで接続する
- PCでiTunesを起動する
- iPhoneを強制再起動する
- iPhoneの画面には何も表示されず、iTunesで「デバイスを検出した」が表示されることを確認する
- この状態で強制アップデートの手順に進む
ただし、公式が認めていない以上、自己責任になってしまうことを理解したうえで対応しましょう。
2-5スマホ修理店に依頼する
上記の方法を試しても電源がつかない場合は、Appleの正規店またはiPhoneの修理を取り扱っている修理専門店へ依頼しましょう。
なお、データのバックアップが必要なときは正規店よりも修理店がおすすめです。
本体の状況にもよりますが、データの救出・復旧まで行ってくれる可能性があります。また、パーツの交換程度であれば、その場で修理してくれる場合もあります。
3.iPhoneの電源が入らないときに修理を依頼できる店舗
![スマホを修理するイメージ](https://smahospital.jp/content/uploads/2024/03/04-04.jpg)
修理が必要な場合、相談先の選択肢はAppleの正規店または正規代理店、またはiPhoneの修理を取り扱っている修理専門店です。
それぞれにメリット・デメリットがあるため、自分の希望に叶う相談先を選びましょう。
3-1.正規店、正規代理店に修理を依頼する
Appleの正規店または正規代理店(プロバイダなど)に修理依頼をする場合のメリットとデメリットは次の通りです。
メリット | デメリット |
純正品と交換できるAppleの保証対象から外れない | パーツ交換だけでも高額 修理に数日を要することが多い データの復旧・救出には対応していない |
3-1-1.メリット
正規店または正規代理店に修理を依頼した場合の主なメリットは次の2点です。
- 純正品と交換できる
- Appleの保証対象から外れない
修理に純正品を使用するのが大きなメリットです。そのため、Appleの保証対象から外れることもありません。
製品購入後の無償サポート期間内なら、まずは正規店に相談してみましょう。
3-1-2.デメリット
正規店で修理する場合の主なデメリットは次の3点です。
- パーツ交換だけでも高額
- 修理に数日を要することが多い
- データの復旧・救出には対応していない
最大のデメリットはもし保証プランのAppleCare+ for iPhoneに加入していない場合は修理代金が高いことです。画面割れ以外は本体交換になるため3万~7万円の費用がかかります。
バッテリー交換も修理店と比べると高額で、iPhone 11は14,500円(税込)、iPhone 8以前でも11,200円(税込)かかります。
※掲載料金は2024年3月時点の価格となります。
3-2.スマートフォン修理店に修理を依頼する
修理店に修理依頼をする場合のメリットとデメリットは次の通りです。
メリット | デメリット |
料金が安い 短時間で修理できる場合がある データの復旧・救出ができる可能性がある | 純正パーツではない Appleの保証対象から外れることがある 修理店の質にバラつきがある |
3-2-1.メリット
修理店に依頼する場合の主なメリットは次の3点です。
- 料金が安い
- その場ですぐに修理できる場合がある
- データの復旧・救出ができる可能性がある
修理店では各パーツのみの交換に対応しているため、本体交換になる正規店と比べると料金が安い傾向にあります。
また、充電コネクタやバッテリーの交換程度なら、30分~1時間で修理が完了することも少なくありません。
そして、電源がつかなくなったケースで最も助かるのが、データ復旧・救出をしてもらえる可能性があることです。
電源がつかないiPhoneから自力でデータのバックアップをとるのは難しいことですが、修理店ならプロならではの手法で対応にあたってくれるでしょう。
3-2-2.デメリット
修理店に依頼する場合の主なデメリットは次の3点です。
- 純正パーツではない可能性がある
- Appleの保証対象から外れることがある
- 修理店の質にバラつきがある
修理店の料金が安い理由の1つに、純正パーツを使用しないことが挙げられます。修理店独自の調達ルートで部品を仕入れているため、単価が安くなる可能性が高いからです。
なお、純正パーツではないと言っても、部品のメーカーや型番自体は正規店と同じ可能性があります。
このケースなら性能に差が出ないため、使用中に違和感を覚えることはないでしょう。
ただし、正規店に持ち込んだ際に純正パーツではないと発覚すればAppleの保証対象外になる可能性があります。
スマホスピタルは信頼できるiPhone修理サービスを提供しています
iPhoneの電源がつかなくなると、修理代金を抑えたい気持ちが高まり、自力で直そうとするかもしれません。
しかし、原因や症状によって対処法が異なるため「これで直る」という、絶対的な方法はありません。
また、水没をはじめ、電源を入れることで症状が悪化するケースもあります。不安なときはプロに相談しましょう。
修理専門店もさまざまなお店がありますが、信頼できる修理店に預けたい場合は、スマホスピタルをご利用ください。
「早く修理してほしい」「しかし、信頼できる所にしか預けたくない」という方は、スマホスピタルにご相談ください。
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