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スマホの低速充電とは?メリット・解除方法・充電時間について解説 | スマホスピタル

スマホの充電速度が低下する低速充電。スマホを日常的に使う人ほど充電はより早く完了させたいものですが、何が原因で低速充電になってしまうのか。

本記事ではスマホの低速充電の原因、メリットや充電時間、その解除方法などについて解説していきたいと思います。

スマホの低速充電とは?

スマホの「低速充電」とはその名の通り、充電スピードが通常よりも低速になっている状態・モードを意味し、バッテリー劣化を軽減させるための機能です。

Andorid端末は「低速充電中」と表示されることからモードの見分けは簡単。iPhoneも特定の条件を満たすと低速充電モードになります。

低速充電のメリット・デメリット

低速充電のメリットはバッテリー性能の維持です。バッテリーは0%で放置すると過放電、100%で放置すると過充電という状態になり、どちらもバッテリー劣化を促進します。日常的に使い続けるスマホは過充電になる可能性が高く、バッテリー最適化のためにスマホが自動で低速充電を行う場合もあります。

デメリットに関しては通常よりも充電に時間が掛かるという点です。こちらに関しては電池寿命を取るか、充電速度を取るかで人によって捉え方が変わる部分であり、一概にデメリットと言い切るのは難しい部分と言えます。

低速充電にかかる時間

スマホの充電(0〜100%)にかかる時間は、低速充電で約5時間、通常速度の充電で約2〜3時間、急速充電で約30分〜1時間。ただし、スマホに搭載されているバッテリー容量や使用状況、充電時に使用する電源によって実際の時間は異なります。あくまで目安としましょう。

スマホが低速充電になる原因

スマホが低速充電になる主な原因は以下のとおり。

  • ACアダプター・USBケーブルが急速充電に対応していない
  • 車やPCのUSBポートを使用している
  • USB変換器が急速充電に対応していない
  • スマホの仕様や設定

ACアダプター・USBケーブルが急速充電に対応していない

スマホの充電に使用するACアダプターはそれぞれ供給電力が異なります。

昨今は純正品のACアダプターが急速充電に対応しているものが多い一方、安価な社外製品であったり、マルチポートタイプのUSBコンセント製品の中には急速充電に対応していないものがあります。これはACアダプターに接続するUSBケーブルも同様で、それぞれ急速充電に必要な電力を供給できる製品を使用する必要があります。

見分け方としては「2.4A」「20W」などの表記がある製品が急速充電、「1A」などの表記がある製品は急速充電に未対応の製品となります。

車やPCのUSBポートを使用している

ACアダプターやUSBケーブルが急速充電に対応した製品であっても、そもそもの電源が必要な電力を供給できない場合は急速充電にはなりません。例えば、車やPCのUSBポートがその代表例です。

こういったUSBポートは音楽ファイルなどのデータ通信用に備えられているものであり、電力供給用に設計されているものではありません。基本的に急速充電はコンセントから行うものと覚えておくと良いでしょう。

ただし、車の場合は急速充電が可能です。具体的には車載のシガーソケットに「シガーソケット(オス)⇔USB(メス)」タイプのUSB変換器を使用することでスマホの急速充電ができます。

USB変換器が急速充電に対応していない

当然ですが、USB変換器が急速充電に対応していない製品であれば急速充電にはなりません。

USB変換器もデータ通信用に設計されているものがあり、急速充電に必要な電力を供給できない場合があります。

また似たような製品にUSBハブがありますが、こちらも基本的にはデータ通信用に設計されていることが大多数です。ただし、充電用のUSBポートを備えているものも中にはあり、供給電力次第ではスマホの急速充電も可能です。

スマホの仕様や設定

スマホの仕様によって一時的に低速充電になったり、設定で急速充電になっているケースもあります。

例えば、iPhoneは仕様として80%までを急速充電、それ以降は一時的に低速充電になる等の仕様が備わっています。こういった仕様が煩わしい場合は、ご使用の端末にもよりますが設定で常時急速充電にすることも可能です。

スマホの低速充電を解除する方法

スマホの低速充電を解除する方法はiPhone、Andoridでそれぞれ異なります。

ここではそれぞれの端末で低速充電を解除する方法について解説していきます。

iPhoneの場合

iPhoneは「バッテリー充電の最適化」機能をオフにすることで低速充電を解除することが可能です。

「設定」>「バッテリー」>「バッテリーの状態と充電」>「バッテリー充電の最適化:オフ」

「バッテリー充電の最適化」はiOS13に追加された機能であり、内容としては「80%までは急速充電を行い、それ以降はユーザーがスマホを使い始める時間まで低速充電を行う」というもの。ライフサイクルによってタイミングは個人で異なりますが、基本的には深夜帯で低速充電になりやすい傾向にあります。

Andoridの場合

Andoridは設定で「低速充電」「バッテリーセーバー」をオフにすることで低速充電を解除することができます。

「本体設定」→「電池」→「バッテリーケア」→「低速充電:オフ」
「本体設定」→「バッテリー」→「バッテリーセーバー:オフ」

ただし、モデルによっては上記設定が無い場合もあります。そういったモデルの場合はWi-Fi/Bluetoothのオンオフ、端末の再起動などで低速充電が解除できるか確認してみてください。

低速充電しかできない場合は?


急速充電に対応しているACアダプター・ケーブルを使用し、充電時の電源やスマホの設定にも問題がないのに低速充電しかできない。こういった場合はスマホそのものに問題がある可能性が考えられます。

ハードウェアが原因で低速充電しか出来なくなる代表例が「バッテリーの劣化」です。スマホに使用されているリチウムイオン電池の平均寿命は2〜3年。ゲームなど負荷の高いアプリを日常的に楽しんでいる場合は特に劣化が早く、平均よりも早くバッテリー寿命を迎える場合もあります。

実例として「低速充電しかできなくなっていたスマホが、バッテリーを交換したことで症状が改善した」というケースもあります。長期間スマホを使い続けていたり、日常的にゲームアプリを使用している方はバッテリー交換も視野に入れてみると良いでしょう。

関連記事:Galaxy Note9のバッテリー交換!劣化で低速充電しか出来ない症状が改善!

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2014年より、日本PCサービス株式会社にて、年間700件以上のパソコン・スマホ・タブレット修理およびお困りごと解決を行うフィールドエンジニアとして活躍した後、IT人材の育成や事業責任者として業界に従事。2021年11月、同社取締役に就任。
同年12月よりスマホ・iPhone修理のスマホスピタルを運営する株式会社スマホスピタル 取締役として、全国のスマホ修理事業を統括。
2023年5月、特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事に就任。リテラシー格差、使い方やトラブル時の正しい対処法など、スマホの正しい知識の普及のためスマートフォン整備士検定の構築に携わるなど、スマホ・パソコンをはじめIT関連業界に10年以上従事。

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