iPhoneの画面が緑色になった！原因と対処方法を解説 | スマホスピタル

iPhoneの画面が急に緑色になってしまった、という方もいるのではないでしょうか。実は、この症状はiPhoneのディスプレイに衝撃が加わったり、システムの不具合などで起こります。

本記事ではiPhoneの画面が緑色になった原因について解説します。また、緑色になった場合どのように対処すれば良いかについてもまとめました。

本記事を読むことで、iPhoneの画面が緑色になった場合どうすれば良いのかが分かります。画面が緑色になってしまい、iPhoneが使いにくくて迷っている方は参考にしてください。

iPhoneの画面が緑色になる理由とは？

iPhoneの画面が緑色になるトラブルはたまに起きることがあります。また、緑色になるといっても、さまざまな種類があります。

• 画面の一部が緑色になる
• 画面に緑色の線が入る
• 画面全体が緑色になる

なぜ緑色になるのかというと、iPhoneの画面の仕組みに原因があります。iPhoneの画面は、「赤」「緑」「青」の三色を組み合わせて映像を投影しています。その中でも緑は、配置場所の関係で、画面が損傷するなどの問題がおきた際に表に出やすいのです。

iPhoneの画面が損傷して緑色になった原因

iPhoneの画面が緑色になる原因には、次のようなものが挙げられます。

• 一時的なシステムの不具合
• iPhoneを落とした
• iPhoneを水没させた
• iPhoneに圧力をかけた

画面が緑色になった場合、これらの中に思い当たる点がないか確認してみましょう。1つ1つの原因について詳しく解説していきます。

一時的なシステムの不具合

一時的なシステムの不具合によって、画面が損傷しているわけではないにも関わらず、緑色の線が出ることもあります。この場合、再起動すれば直ることもあります。

ただし、再起動しても直らない場合、画面の損傷が疑われますので、メーカーや修理業者などに診てもらう方が良いでしょう。

iPhoneを落とした

iPhoneをうっかり落としてしまうことはよくあるかと思います。iPhoneを落とした場合、運が悪いと画面にダメージが入り、緑色になってしまうことがあります。

iPhoneを外で使う場合は、落とさないように気をつけることが大切です。また、気をつけていても落としてしまうことはあるので、保護フィルムやスマホケースでiPhoneをしっかり保護することも重要になります。

iPhoneを水没させた

iPhone内部に水が侵入による画面の損傷で、画面が緑になるケースがあります。最近のiPhoneには防沫性能・耐水性能が備わっています。しかしながら、これらは永続的に維持されるものではなく、使い続けると耐性が低下することもあります。

iPhoneはお風呂で使うのはもちろん良くありませんし、水やジュースをこぼさないように気をつける必要もあります。

特に水以外の液体の場合、内部に入った不純物が致命的な不具合を発生させる可能性もあります。iPhoneにジュースなどがかかってしまったら、すぐにその箇所を水道水ですすぎます。その後、電源をオフにして柔らかい布でiPhoneを拭き、風通しの良い場所で乾燥させます。乾いたら、念のため修理業者などに診てもらうと良いでしょう。

参考：iPhone 7 以降の防沫・耐水・防塵性能について – Apple サポート (日本)

iPhoneに圧力をかけた

iPhoneをポケットやカバンに入れた結果、画面に圧力がかかってしまうこともあります。「何もしてないのに画面が壊れた」という場合、これが原因かもしれません。

iPhoneをズボンの後ろポケットに入れるのは止めた方が良いです。立ったり座ったりする際に、画面に負荷がかかってしまいます。また、カバンにいれる際も、硬い物と一緒にいれると、画面が損傷する可能性があるので注意が必要です。

iPhoneの画面が緑色になったらバックアップを取ること

iPhoneの画面が緑色になってしまった場合は、早めに修理に出すことをおすすめしますが、すぐに修理に出せないといった際はひとまずバックアップを取りましょう。バックアップとはiPhoneに保存されたデータを別の媒体にコピーして保管することです。

画面が緑色になったiPhoneは、少なからず故障のリスクがあります。いきなり電源が付かなくなってしまう可能性もゼロではありません。iPhoneの電源が付かなくなると、データを取り出すのが難しくなってしまいます。

とはいえ、iPhoneのバックアップを取るのが面倒、という方も多いでしょう。そこで、簡単にバックアップを取れる方法を2つ紹介します。

• iCloudを使う
• iTunesを使う

バックアップを取る1つ1つの方法について詳しく解説していきます。

iCloudを使う

iCloudとはApple社が提供するクラウドストレージです。同じApple製品であるiPhoneと簡単に連携することができ、バックアップを取る目的で多く使われています。また、iCloudから新しいiPhoneにデータを以降させるのも容易にできます。

ただし、5GBまでしか無料で保存できない点は注意が必要です。有料プランにアップグレードすることで、保存できる容量を増やすことができます。

iCloudでバックアップを取る手順は次のとおりです。

1. Wi-Fiに接続する
2. 「設定」アプリを開く
3. 「ユーザー名」⇒「iCloud」⇒「iCloud バックアップ」を選択
4. 「今すぐバックアップを作成」からバックアップを始める

バックアップ中はWi-Fi接続をオフにしないようにしましょう。

iTunesを使う

iTunesはデータを移動させる際にも使うことが可能です。iTunesをインストールしたパソコンがあれば、iPhoneのデータをパソコンに移動させることができます。

iCloudの無料プランだけでは保存しきれない場合やクラウドストレージを使いたくない場合におすすめの方法です。ただし、容量に余裕があるパソコンが必要になります。

iTunesでバックアップを取る手順は次のとおりです。

1. パソコンからiTunesを起動させる
2. iPhoneとパソコンUSBケーブルで接続する
3. メニューバーなどに表示されたiPhoneマークを選択
4. 「今すぐバックアップ」を選択

iPhoneの画面が緑色になったときにやらない方が良いこと

iPhoneの画面が緑色になった場合、「これはやってはいけない」ということを紹介します。
やらない方が良いことは次の2つです。

• そのまま放置する
• 自己流で修理しようとする

このようなことをすると、余計に不具合箇所を増やしてしまう恐れがあります。1つ1つのやらない方が良いことについて詳しく解説していきます。

そのまま放置する

iPhoneの画面が緑色になったら、まずは再起動してみましょう。それでも直らない場合は、放置せず専門家に診てもらうことをおすすめします。緑色になっても使えるからといって、異常を放置するのは厳禁です。

画面がいつまでも緑色になっている場合、画面が損傷している可能性があります。画面の損傷を放置していると、緑色の箇所が増えていったり、画面がまったく見えなくなってしまったりする場合もあります。

また、落としたり水没させたりした場合、画面以外の箇所にダメージが入っている可能性もあります。iPhoneの内部パーツが損傷している場合、iPhoneが急に使えなくなってしまうこともあります。

修理に出すまでに時間がかかる、という場合も、バックアップはすぐに取りましょう。バックアップを取っておけば、ひとまず大事なデータを失うことはありません。

自己流で修理しようとする

iPhoneを落としたり水没させたりした場合、自己流の方法やSNSで知った方法などで修理しようとするのは良くありません。

たとえば、「iPhoneを水没した場合、生米に入れれば乾燥させることができて直る」という噂が過去にありましたが、根拠はないので止めた方が良いです。他には、ドライヤーで乾かすなどもNGです。iPhoneの故障箇所を余計に増やす原因にもなります。

iPhoneの画面修理を依頼する方法

iPhoneの画面がおかしくなった場合、もっとも良い解決策はプロに診てもらうことです。iPhoneの画面の確認・修理は、次の2つのいずれかに依頼することができます。

• Apple社に依頼する
• 修理業者に依頼する

Apple社と修理業者とでは、サービス内容も修理費用も大きく異なります。それぞれの特性を理解していないと、損をしてしまうかもしれません。

各修理依頼先の特徴やメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。

Apple社に依頼する

iPhoneの修理はApple社に依頼することができます。Appleの公式サイトからApple StoreやApple正規サービスプロバイダへの持込修理の予約や、宅配修理の依頼を行うことが可能です。

持込修理に関しては基本的には予約が必要です。また、予約が取りにくい時間帯もあるので注意が必要です。

Apple社に修理を依頼するメリットは、メーカー保証サービスを受けられる可能性がある点です。Apple製品には1年の保証がついており、ユーザー責任ではない故障に関しては無料で修理してもらえます。ただし、iPhoneを落としたり水没させたりした場合は、ユーザーの責任になるため、保証を受けられなくなってしまいます。

ただし、iPhoneの場合は「AppleCare+ for iPhone」に加入していれば、画面の損傷は3,700円（税込）、過失による損傷の場合にも一律12,900円（税込）で修理してもらうことができます。
※2023年9月時点

修理業者に依頼する

iPhoneの修理は非正規の修理業者に依頼することもできます。iPhoneの修理を受け付けている業者は全国に多くあります。

修理業者のメリットは、安く修理してもらえる点です。メーカー修理ですと、「AppleCare+ for iPhone」に加入していない場合は高くなることがほとんどです。

また、修理業者は修理スピードも早い場合が多いです。簡単な修理であれば、2〜3時間未満で完了することもあります。

スマホスピタルは150万台以上の修理実績を持つ修理業者です。総務省登録修理業者として厳しい技術・品質をクリアしているため、安心して修理をお任せいただけます。どこに修理を依頼して良いのか分からない方は、お近くのスマホスピタルにご相談ください。
※修理実績はiPhone、スマホ、ゲーム機の数値

iPhoneの画面修理にかかる費用

iPhoneの画面修理にかかる費用について解説します。

ここではスマホスピタル新宿アルタ店を例に解説します。

軽度のiPhone画面修理の修理費用は次のようになっています。

※2023年9月時点 スマホスピタル新宿アルタ店例
その他の機種に関しては以下のページを参考にしてください。

参考：iPhone画面割れ　交換修理メニュー | スマホスピタル【総務省登録修理業者】

iPhoneの画面が緑色になることを防ぐには

iPhoneを修理し終わったら、再度画面に不具合が発生しないように気をつけることが大切です。iPhoneの画面が緑色になることを防ぐためにも、次の3つを行いましょう。

• 保護フィルムを貼る
• スマホケースを活用する
• ストラップを活用する

これらを行うことで、落としたり水没させたりする可能性を下げることができます。iPhoneは安いものではありませんので、できるだけ長く使えるように対策しましょう。

まとめ

本記事ではiPhoneの画面が緑色になった場合の対処方法について解説します。iPhoneの画面は落としたり水の中に入れたりするだけで、簡単に不具合が発生してしまうことがあります。iPhoneを長く使っていくためにも、落下や水没の対策をしっかり行うことが大切です。

画面が緑色になってしまった場合は、ひとまずバックアップを取りましょう。その後、できるだけ早くメーカーや修理業者にiPhoneを診てもらうことをおすすめします。画面が緑色になっていると使いにくくストレスも溜まってしまいます。プロに相談して解決しましょう。