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iPhoneのリンゴループが多発!その原因と事前に行うべく注意点 | スマホスピタル
最近また「リンゴループ」になってしまう端末が増えています。
そこで、ほとんどの方の共通点や対策をご案内致します。
まずリンゴループというのは、文字通り「アップルのロゴマーク」が画面上で出ている状態で先に進まず、パスコード入力画面や使用可能な状態にならない事(ループ状態)を指します。
そして最も多い共通点は「容量不足」(ストレージ不足)とバックアップとアップデートの同時作業での失敗が多い傾向にあります。
これまでは、アップデート中に電源が落ちたり、部品の劣化等が多く、大半は容易に改善したりしていました。
ところが、「容量不足」になると基本的には「データを残しての復旧は困難になります」
その理由としては以下に簡単にまとましょう。
容量(ストレージ)とはOSや写真、動画、アプリケーション、セキュリティソフト等をまとめて保存し、アクセスする事で呼び出す箱や棚のような物です。
例えば、64GBのiPhoneであれば上記のデータの総量が64GB入るという考え方になります。
ここでいくつか注意点があります
①OSは当然削除する事が出来ません。その為実際にユーザーが使用できるのはこういう計算になります。(64GBーOSの容量)=使用できる容量です。さらに言えば、デフォルトのアプリ等が入っている為さらに少なくなります。
②端末を使用していると「キャッシュ」がたまります、キャッシュが溜まる事で多少ですが容量が減ります。
つまり、アプリをダウンロードしていない、写真を撮っていない状態でも意図しない容量が不意に増えたりするのはこの為です。そして残りの空き容量が5GB未満の状態「メモリ」が足りないほどの作業を加えると・・・容量に作業を振り分ける為、容量を瞬間的に圧迫し動作出来なくなるという事です。
リンゴループになるまでのイメージ
【iPhone容量64GB】ー【アプリ総容量30GB】ー【写真、動画総容量25GB】ー【OS容量5GB】=残り4GB(5GB未満)でアップデートデータ容量が2GBあるとすると残り2GB。これにメモリの変わりの作業を割当てをされると瞬間的に2GBを超過する可能性があり、超過した場合にiPhoneがクラッシュしリンゴループになってしまうというイメージです。
※メモリ2GBというのは1GBという奇数ではなく1枚が2GBからとなっている為5GBというのはありません。例:2GB、4GB、8GB、16GB、32GB、スマートフォンでは4GB、8GBが一般的です。パソコンでは最低でも8GBで販売されているので可能であれば16GBに変更しておけば十分です。(パソコンはメモリ増設が後でできるがスマホは出来ません)
さて、これでリンゴループになる可能性があるかどうかをお使いのスマートフォンでチェック出来ます。
おさらい
①空き容量は最低でも3GBから5GB以上
②アプリの連携作業を済ませておく
③通信状態が安定した場所で行う
④充電をしたまま行う
⑤万が一の為に予備の端末があれば用意しておく
⑥容量オーバーによるクラッシュは初期化しか出来ない
⑦リンゴループには物理的破損が原因の可能性もある
⑧リンゴループの原因が一時的な不具合であればデータがそのままで復旧する場合がある
これらを最低限意識しておいてバックアップやアップデートに望んでください。
まぁ、バックアップをとる為に繋いでクラッシュするのは本末転倒ですが・・・
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