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[iPhone]有機ELって何?修理する時も他と何か違うの? | スマホスピタル

みなさん!「有機EL」という言葉をご存知でしょうか?家電売り場にいくと「有機ELテレビ」という単語をよく目にすると思います。

簡単にいうと「ものすごい本体が薄く、画質がすごくいいテレビ」になります。近年、我々の生活にも欠かせないモノになってきた「有機EL」。

iPhoneシリーズにおいても「iPhoneX」「iPhoneXs」「iPhoneXsMax」「iPhone11Pro」「iPhone11ProMax」の5 機種に採用されています。風の噂では「iPhone12(仮名称)は有機ELを採用しているのでは?」といった情報も流れています。そこで今回は「有機ELディスプレイ」の説明と、修理の際気をつけるべきポイントをご紹介します。

そもそも有機ELとは何か

iPhoneシリーズでは「iPhoneX」から採用されている有機EL。「iPhone8より画質が上がっているだけじゃないの?」と思っている方が多いと思います。スペックや特性を 知らずに使用しているのはもったいないですよ。そこで有機ELの特徴を説明していきます。ちなみに「有機EL」と先程から記していますが、略さずに表すと「有機エレクトロルミネッセンス」というらしいです。

まず、有機ELパネルは自ら発光するのでバックライトが不要です!簡単に説明すると画素一つ一つが明るさと色を変更できるため、画質に関しても非常に細かい表現が可能となりました。特に黒色の表現が得意なのだとか。そしてバックライトを使用していないため消費電力も少ない。バックライト等が無くなることにより構造をシンプルにすることができるため、ディスプレイを薄く軽量化できるそうです。スマホのスペックが上がっているのに本体が薄くなっていく理由は有機ELを採用したことが大きく関係しています。

スマホはもちろんですが、駅やデパートの柱に電子看板(広告)が表示されているディスプレイも有機ELが採用されています。有機ELディスプレイは薄いだけではなく曲げることができます。実際に、2018年11月に中国で発表されています。グニャと曲げてUの字になっても大丈夫みたいです。

 

今までのiPhone液晶・スマホ液晶と比較

iPhone8まで使用されていた通常の液晶とiPhoneXから使用されている有機EL液晶の違いについて比較しながら説明していきます。

 

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有機ELのメリット

画質のクオリティについて

通常の液晶は、液晶の背面からバックライトで光を当て明るさや陰影をつけています。有機ELと違い赤・青・緑のカラーフィルターを通して色を再現しています。そのため細かい表現ができません。そのため有機ELを採用しているスマホの方が画質がキレイなのです。

消費電力について

有機ELはバックライトを使用しないためその分消費電力が抑えられます。しかも、パネルがコンパクトになればその分端末の重量を軽くすることができます。軽くなった分でバッテリーを大きくすることができます。そうすることでさらに電池の持ちが良くなります。最近のアプリは処理が重たいため、電池の消費が激しいです。(特に位置情報を使用するアプリ)そういった流れがあるため、有機ELの採用が始まったのかもしれません。

有機ELのデメリット

画面の焼き付き

有機ELを採用しているディスプレイでために発生してしまう「画面の焼き付き」。症状として表示していたページの残像がずっと残るような感じです。一つ一つが強く発光しているため起きてしまいます。長時間同じ画面を表示しなければ基本的に大丈夫です。

室内外だと少し画面が暗く感じる

メリットの方でバックライトが無いと説明しましたが、それが関係しています。有機ELは一つ一つの画素が光らせています。そのため、バックライトを使用している端末に比べて最大輝度が低くなってしまうこともあります。太陽が出ている時間帯に感じることが多いと思います。有機EL使用のスマホも、有機ELを使用したパネルで修理可能です。スマホスピタルでは有機ELを採用している端末の画面交換修理を承っております。そこで修理屋目線から有機ELの情報をご紹介します。

有機ELディスプレイのiPhone・スマホではどういう故障が多いのか

有機ELも通常の液晶も壊れ方に差はありません。耐久性もそこまで変わることはありません。しかし有機EL特有の症状はあります。それは緑色に強く発光することです。液晶が破損すると液漏れし黒い部分が出てきたり、線が数本入ることがあります。そうではなく画面が発光するのです。こうなると再起動などで消えることはありませんので画面交換が必要になってきます。

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修理すると有機ELではなくなることもあるのか?

iPhoneXなどの有機ELを採用している端末の修理で来店されたお客様から「修理して画面を交換すると有機ELじゃなくなるの?」と質問されることがよくあります。そんなことはありません!純正品と同等なスペックを持っているパネルと交換可能です。ですが、修理で使用できるパネルを2種類用意してある修理屋さんが実は多いです。

修理屋のHPなどで概要項目をみると「OLED使用パネル」「LCD使用パネル」があります。「OLEDパネル」というのが有機EL使用パネルとなります。このパネルと交換すれば以前と同じような感覚でスマホを使用することが出来ます。「LCDパネル」は通常の液晶を使用しているパネルになります。こちらを使用すると全体的に画面のスペックが下がります。上記の「今までの液晶と比較」と内容は同じです。

  • 画質が下がってしまいますので、写真や動画・アプリゲームなどを使用する方は違和感を少し感じるかもしれません
  • 消費電力に関しても有機ELではなくなるため増えていきます
  • 長い期間お手持ちのスマホを使用していきたい方であればOLEDパネルの取り付けをオススメします

LCDパネルに関しては買い替える予定が既にあったり、そもそもそこまでのスペックを必要としていない方向けになっています。別のお店の場合1種類のパネルのみ取り扱っている場合があります。店員さんに「有機EL使用のパネルですか?」と聞いた方が安心です。

有機ELディスプレイ端末の修理時間や難易度

有機ELのパネルだからといって修理時間が大きく伸びたり、難しい作業になる訳ではありません。基本的な修理時間は30分程度です。考えているよりお手軽に修理ができます。写真は修理後のiPhone11ProMaxです。

iPhone11 ProMax 画面交換

修理金額の違いについて

OLEDパネルとLCDパネルでは修理金額に差が生まれます。もちろんOLEDパネル使用と交換した方が料金が高くなります。LCDパネルの方はスペックが下がる分料金が低くなります。これに関してはスマホに限った話ではありません。テレビも有機ELを使用しているモデルの方が値段が高いです。

 

iPhone即日画面修理ならスマホスピタルへ

最新機種の修理も可能です!

iPhoneX以降の修理ももちろん可能です。最新機種である「iPhone11Pro」「iPhone11ProMax」の画面交換可能です。しかし、この機種に関してはまだ「LCDパネル」の用意が出来ておりません。

現状はOLEDパネルでの対応となります。基本的にリペアパーツが製造され始めるのが端末発売日から数か月後経過してからになります。

まずは画面やバッテリーといった交換が多いパーツが製造されていきます。その後バックカメラや充電口などの細かいパーツが手に入るようになります。

LCDパネルが手に入るのは約一年後ぐらいだと思われます。もう少しすると新しいiPhoneが発売されるらしいです。採用せれているパネルが有機ELだった場合は上記の内容を参考にしていただけると、購入や修理の際参考になると思います。お手持ちのスマホについて何か不安な所や不具合がありましたらご相談ください。お電話やメール等でもお答えさせていただきます!直接お持ちいただければ症状を把握し、分かる範囲で対応させていただきます!

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