「iPhoneは使用できません」とは？〇〇分後にやり直してくださいとiTunesに接続の違いとは？ | スマホスピタル

「iPhoneは使用できません 〇〇分後にやり直してください」

もしくは

「iPhoneは使用できません iTunesに接続」

という表示をご覧になった事はありますか？

iPhoneやスマホの修理でご来店されたお客様に聞かれる事も多く、
修理を希望されるiPhoneがそうなっている事もあるので、お話をすることも多いのですが

まず、iPhoneを使用する際のロック解除方法ですが
これには
・パスコード入力
・TouchID(指紋認証)
・FaceID(顔認証)
・ロックなし
の四種類があります。

パスコードは単独で設定可能ですが、
TouchIDとFaceIDは単独では設定できず、パスコードの設定も必要になります。

そして、このパスコードの入力回数には制限があります。
間違えても五回目まではすぐに入力可能ですが、
6回目を間違えると
「iPhoneは使用できません 1分後にやり直してください」
という表示になり、1分後までは入力も操作も出来ません。

1分経つと、再度入力出来るようになりますが、
ここで間違えると
「iPhoneは使用できません 5分後にやり直してください」
となって、先程同様に5分経つまでは何もできません。

それ以降は15分→60分→60分と増えていきますが
最後の60分経った後に入力を誤ると
「iPhoneは使用できません iTunesに接続」
となってしまい、初期化するしかありません。
故障したiPhoneも原因のパーツを交換すれば直ることが殆どですが、
このパスコードロックに関しては故障ではないので、現在の時点では解決方法はありません。

この状態になる理由としては

・パスコードを忘れてしまった

普段のロック解除の際、顔認証や指紋認証しか使っていないと忘れがちです。
何かのタイミングで変えたけど思い出せない…という方もいました。
本人しか分からない情報ですので、とにかく落ち着いて思い出しましょう。
この数字は試したかな？という事も多いので、試したパスワードはメモしましょう。
急いで入力するとタッチを受付けられていない事もあるので確認しつつゆっくりと！
iPhoneやスマホは初めて！という方は、キャリアとの契約書にメモしてある方もいました。

・パスコードを誰かに入力されてしまった

iPhoneを落としてしまった時に誰かに入力されていたり、
お子様のイタズラで…という方もおられました。
〇〇分後…なら間に合いますので、落ち着いて入力しましょう。
〇〇分後に…という時間は、何分進んでいても電源を切るとリセットされます。
また、その時間が経過した入力画面も普段の入力画面と全く同じです。
残り一回しか入力できないとしても、時間が経ってれば普段と同じなのでご注意を！

・iPhoneの画面の故障

当店に来られる中では最も多いケースです。
画面のタッチセンサーが暴走して入力されたり、
フリーズや真っ暗になった画面でもタッチ操作だけは受付けていて
その間に画面に触れていたのが入力になっている事があります。

「iPhoneは使用できません 〇〇分後にやり直してください」
なら、まだ入力出来るチャンスが残っているので、
時間が経つのを待って、ゆっくりと入力してください。

「iPhoneは使用できません iTunesに接続」
ですと、基本的に初期化するしかありません。
ここからでも何とかなる！という業者さんや広告も見るのですがどうするのか詳細は分かりません。

ご自分の為に覚えておいて頂きたいのは
・たまにでいいのでパスコード入力でロック解除！
・画面の表示やタッチ操作の反応に異常が出たらあまり触らない！
・パスコードを入力するときは確認しつつゆっくりと！
・分からない時は試したパスワードをメモしておく！

という所でしょうか。
この情報が役に立つ状況にならないようにしてくださいね。

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