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スマホのタッチはなぜ反応するのか? | スマホスピタル

 

私たちが普段なにげなく使っているスマートフォン

少し前まではフィーチャーフォン、いわゆるガラケーが主流でした。

ボタン操作から指操作に変わり、最近は顔認証も出てきているので、

いずれ目で操作できる時代もくるかもしれませんね・・・☆

今はまだ指操作の時代ですが、みなさんはタッチがなぜ反応するかはご存知でしょうか?

筆者は初めてガラケーからスマホに変わったとき、タッチで反応することに感動したのを今でも覚えています(笑)

今回はそんなタッチパネルの仕組みについて解説したいと思います!

タッチの秘密は「静電気」!

タッチパネルとは、画面に貼られた薄い膜のようなものです。

タッチパネルにはいくつか種類があるのですが、スマホには「静電容量方式」という静電気を利用したタッチパネルが使われています。

タッチパネルの表面は常に静電気で覆われており、触れると指が静電気を吸い取ります。

そうするとセンサーがどこの静電気が吸い取られたのかを読み取ってタッチされた場所を特定し、操作を実行するという仕組みです。

パネルに触れてというよりも、静電気に触れて反応するという方が正しいといえます。

手袋をつけていたりすると反応しないのは、指と違って電気を通さないからです。

手袋をつけていたり爪でタッチしても反応するスマホもあります!

さきほど解説した「静電容量方式」というのは、マルチタッチに対応しており、

2本の指を使って拡大、縮小したりできますね☆

マルチタッチができないスマホの多くは、静電容量方式ではなく「抵抗膜方式」を採用しています。

抵抗膜方式というのは二枚の膜の間に電流が通っており、触れると膜と膜がくっついて電流が通ったところをセンサーが読み取る仕組みです。

こういったタッチパネルの場合、電気を通す通さないに関係なく、手袋や爪で触れても反応します。

電気通さないものでも、触れたときの強弱を感じとるという性質上とくに問題ないからです。

ゲーム機ではこの方式がよく採用されています。

今や日常に欠かせないタッチパネル

今はタッチパネルがあらゆるシーンに普及しています。

静電容量方式はスマホなど携帯電話がメインですが、

抵抗膜方式だと、スマートフォンや携帯電話のほかに、PDA、カーナビ、ニンテンドーDS、ATMなど様々な場面で活躍しています。

静電気は体に溜まらないので安心してください!

先ほど静電容量方式の説明で、「指が電気を吸い取る」と説明しましたが、

スマホを触るたびに静電気を溜めているわけではありません!

電気は常にちゃんと体から放出されているので安心してくださいね☆

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