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iPhoneを高音質なaptxに対応させる方法 | スマホスピタル

皆様は無線で音楽を聴いていますでしょうか?iPhone 7以降イヤホンジャックが廃止されBluetoothで無線で音楽を聴く方が増えたかと思います。一口にBluetoothと言っても色々なコーデックがあります。「SBC」「AAC」「aptX」「LDAC」などがあります。以下でどういった違いがあるか説明します。

SBC 標準のコーデック。ほんとんどの機種で対応。遅延 220ms(±50ms)
AAC 主にiPhoneで使われているコーデック。高音質。遅延 120ms(±30ms)
apt-X 主にAndroidやWindows10で使われている。高音質で遅延少ないです。遅延 70ms(±10ms)

LDACソニーが開発したコーディックです。96kHz/24bitのハイレゾに対応しています。高音質だが遅延が大きい。 

 ※1秒=1000ms
この様にコーデックによって様々な違いがあります。他にもapt-xの遅延を更に少なくしたapt-x LLなどがあります。
上記でも言及していますが、iPhoneはAAC、Androidはapt-xが主流です。(Androidは機種によります)
音楽だけを聴く場合は単純に音質が良ければいいですが、NetflixやAmazon primeなどの動画配信サイトを視聴する場合やゲームをする場合、
遅延があるとかなり違和感があります。特にアクション性の高いゲームをする場合は致命的です。
Bluetoothで動画を視聴しているときに映像と音声のズレを感じたことはないでしょうか?
AACやapt-xなどのコーデックが登場する前はSBCが主流だったのですが、上記の通りかなり遅延が発生するので動画視聴には向いていませんでした。
ですので、bluetoothといえばズレが発生すると思っている方は多いのではないでしょうか。
しかし現在は進歩していて遅延もかなり少なくなってきております。しかし、iPhoneはAACコーデックなのでやはりまだ遅延が気になります。
iPhoneだけどapt-xを使いたい!!
とは思いませんか??
iPhoneでもapt-xに対応できる方法をご紹介します。
現状は、iPhoneに外部機器を接続して、コーデックに対応させるという方法しかありません。
オススメはREIYIN WT-HD06です。こちらはapt-xはもちろん、なんとapt-x LLやapt-x HDにも対応しています。(apt-x HDはハイレゾ対応)
使い方も簡単で、Apple純正のアダプタである、Lightning to USB Camera Adapterを充電口に挿してWT-HD06を繋ぐだけです。
その後はお使いのbluetoothヘッドホンなどとペアリングをするだけです。
お使い機器がapt-xや他のコーデックに対応してないとそのコーデックは使えませんので注意してください。
これであなたのiPhoneも最新コーデックに対応した機器に早変わり!!
良い音楽ライフを

2014年より、日本PCサービス株式会社にて、年間700件以上のパソコン・スマホ・タブレット修理およびお困りごと解決を行うフィールドエンジニアとして活躍した後、IT人材の育成や事業責任者として業界に従事。2021年11月、同社取締役に就任。
同年12月よりスマホ・iPhone修理のスマホスピタルを運営する株式会社スマホスピタル 取締役として、全国のスマホ修理事業を統括。
2023年5月、特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事に就任。リテラシー格差、使い方やトラブル時の正しい対処法など、スマホの正しい知識の普及のためスマートフォン整備士検定の構築に携わるなど、スマホ・パソコンをはじめIT関連業界に10年以上従事。

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