iPhone・スマホお役立ち情報
赤ロムにはご注意! | スマホスピタル
年々スマホの端末代も高くなってきている中、スマホ通信料も何だかんだで値下げは一切ないですよね。
通信費が高い!と感じる方は沢山いると思います。
そんな中、白ロム(中古携帯電話)を購入する人が増えてきているなと感じます。
節約したい人からしたら白ロムは魅力的ですよね。
しかし最近「赤ロム」という言葉が出てきました。
今回はこの「赤ロム」について書いていきたいと思います。
Contents
1.白ロムのおさらい
白ロムとは、SIMが入っていないスマホのことを指します。
そしてSIMを挿せば問題なく通信ができるので一般的な中古スマホは、この白ロムになっています。
よって、中古スマホを購入した後にキャリアと契約を結んでSIMを挿入すれば通常通りに使用することが可能です。
2.赤ロムとは
「赤」というワードから連想するものは何ですか?
「危険」や「停止」をイメージするかたは多くいると思います。
そう、赤ロムとは「ネットワーク利用制限」が掛かっているスマホのことです。
ネットワーク利用制限とはキャリアより通信制限がかけられて一切の通信をすることができない状態です。
ネットワーク利用制限をかけることが出来るのは販売キャリアです。
販売キャリアによって赤ロムになってしまったスマホを購入してしまうリスクが中古販売店では存在するのです。
赤ロムである中古端末を購入してしまった場合、販売キャリアの回線を使用することは不可能です。
同様に販売キャリアの回線を利用しているMVNOも使用不可です。
ただし、SIMロック解除されたスマホの場合は他社回線で使用することができます。
販売キャリアでは使用できないけれど他社キャリアの場合は使用可能です。
3.なぜ赤ロムになってしまうのか
では一体何故「赤ロム」になってしまうのでしょうか。
その主な原因か下記となります。
①盗難品
②紛失
③分割払いの滞納
①盗難品
意外とこの盗難品は存在します。
実際に私が対応したお客様でお尻のポケットにiphoneを入れていたら突然スマホが無くなっていたとのことでした。
そしてiphoneを探す機能を使用したらナイジェリアと表示されたそうです。
スマホが盗難された場合、キャリアに連絡をしてネットワーク利用制限をかけてもらいます。
そして「赤ロム」となります。
②紛失
こちらも盗難と同じく、紛失した場合はキャリアに連絡をするとネットワーク利用制限が掛けられます。
紛失してしまったスマホが転売されている、なんてこともあります。
最悪なのがスマホを売却した後に紛失扱いにしてキャリアの保証オプションを利用する人間がいるということです。
そんなことをつゆ知らず中古端末を購入したら…。
③分割払いの滞納
中古スマホ販売店では買い取り時に盗難品や紛失品をチェックしているので、これが原因の赤ロムを購入してしまうリスクは低くなりました。
しかし、分割払いの滞納による赤ロムを引いてしまう可能性は高いです。
スマホを売却後、元所有者がちゃんと代金を支払っていれば何も問題は無いのですが、途中で支払が滞納してしまうと赤ロムになってしまいます。
実はこの「分割払いの滞納」が原因で赤ロムになっている端末が世に沢山出回っているのです。
赤ロムの購入を防ぐには【赤ロム保証のある販売店で購入】と【購入前にキャリアのサイトでネットワーク利用制限の確認】があります。
4.赤ロム補償のある販売店で購入
大手中古販売店では「赤ロムだった、又は赤ロムになってしまった端末を交換や返品」をしてくれる保証があります。
この保証内容は販売店によって異なってくるので、できるだけ保証期間の長い中古販売店で購入することをお勧めします。
中には「赤ロム永久保証」を謳っている中古販売店があります。
5.キャリアのサイトで赤ロムかどうか確認
購入前に、欲しい端末が赤ロムかどうか判別することが各キャリア(DoCoMo、au、Softbank)のサイトで行えます。
大手中古販売店ではサイトにIMEI(製造番号)が記載されています。
各キャリアでの確認方法は下記の通りです。
各キャリアで確認
- 「○○(キャリア名) ネットワーク利用制限」でネット検索する
- 検索結果の1番上に「ネットワーク利用制限携帯電話機確認サイト」「ネットワーク利用制限携帯電話機照会」「ネットワーク利用制限」のいずれかが出てくるので、これをクリック
- IMEIをを入力して「確認する」をクリックする(DoCoMoのみ「画像認証コード」もあります)
- 結果を確認
結果は4タイプあります。
◯:ネットワーク利用制限の対象ではございません。
(不正契約が判明した場合や携帯電話機購入に関わる初期登録内容に変更が生じた場合などを除きます)
△:ネットワーク利用制限中ではございません。
今後、盗品および不正契約などが判明した場合や代金滞納となる恐れがあると当社が認めた場合には利用制限の対象となる可能性があります。
×:ネットワーク利用制限中です
-:製造番号が確認できません。ネットワーク利用制限中ではございません。
お気づきの方もいるかと思いますが、いくら検索結果が○でも犯罪目的で購入された端末だと×に転じることがあります。
また代金滞納された端末も×になることも。
1番安心なのは赤ロム保証をしてくれる大手中古販売店での購入ですね。
6.検索結果が△の端末は代金が安い傾向にある
同じ機種で同じ容量で同じ状態(ランク)でも値段に差がある物がありますよね。
これはネットワーク利用制限の状態が「○」か「△」の違いでもあるのです。
「△」であるメリットは「安い」「×にならない限り使用できる」です。
しかし将来的に×になる可能性があります。
そのため「△」の状態である端末は、他の端末より安く販売される傾向にあります。
しかし赤ロム永久保証つきの販売店であれば安心して購入することができますよね。
この場合はまめにバックアップを取っておきましょう。
7.赤ロムになってしまったら
いくら自分で最善をつくしても赤ロム化してしまうことがあります。
そのような時は上記に挙げたように中古販売店の保証を使用しましょう。
中には「永久保証」をしてくれる販売店が存在します。
また「2.赤ロムとは」で前述したように別キャリアの回線を入れて使用することができます。
8.まとめ
では今回のおさらいをしていきましょう。
白ロム⇒SIMの入っていない使用できるスマホ
赤ロム⇒販売キャリアからネットワーク利用制限がかかっているスマホ
(別キャリアの回線を入れれば使用可能)
赤ロム対策として「永久保証のある中古販売店で購入」「購入前にキャリアサイトでネットワーク利用制限の状態を確認」
9.最後に
今回は「赤ロム」をメインに書いていきました。
いかがでしたでしょうか?
節約したいからと中古端末を購入しても赤ロムだと意味が無いですよね。
途中で赤ロム化する可能性があるっていうのも怖いですよ~!
しかし対策をする術はありますからね。
このブログを通して、皆さまのスマホライフが快適になりますように。
私個人としては今まで大手キャリアを利用していた方にはあまりなじみのない言葉かもしれませんが最近はSIMフリーの端末と格安SIMの組み合わせでスマホを安くお得に運用する人が増えてきています。
大手キャリアの端末はその会社のSIMカードしか使えないものが多いのですが、どこのSIMカードでも利用できる端末であれば、大手キャリアから回線を借り運用しているMVNOで格安SIMを契約することにより安くできるのです。
端末とSIMカードを別々のものと考え、どこの会社のSIMカードでも使える端末がSIMフリーなのです。
SIMカードが契約できる会社はネットで調べれば多くヒットしますが、値段や通信の容量(3GBや5GBなど)は変わってきますが、最大通信速度は安いから低いとかではなく大手キャリアにしてもMVNOでもさほど変わりません。
要は使っている人が少なければ通信は早いですし、使っている人が多ければ遅くなるのです。
スペックがそこまで変わらないのなら、月々の支払いは安いほうが良いです。
しっかり調べて自分に合った会社やプランを考えて端末やSIMを契約しましょう。
そして、物理的な破損でしたらスマホスピタルをご利用になって下さいね!
iphoneの他にもGalaxyやHUA-WEI、Xperiaなどの一部のAndroid端末にも対応しております。
他にはipad、任天堂switchなどのゲーム機も修理しております。
ご予約のお客様が優先となっており即日お渡し可能でございます!
では、また次回お会いしましょう!
SIMカードって一旦なんだったんだろうかとう方もこの記事でSIMカードについてご理解いただけたら嬉しいです。このSIMカードを理解すれば色々な契約ができたり考えたりできるのでこれを知っておくだで周りから一歩リードしていると言えるでしょう。
CONTACT
お気軽にお問い合わせください
ご使用中のスマホの故障・水没・再起動の繰り返しなど、不具合に関するご質問やスタッフ募集、フランチャイズ加盟店募集、法人契約についてなどお気軽にお問合せください。確認次第、メールでご返信させていただきます。