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バッテリー状態の見極め!iPhoneのバッテリー寿命を把握する方法 | スマホスピタル
iPhoneに限らずバッテリーの持ちというのは気になってしまいますよね。
特に最新機種などに興味がなくてもバッテリーの持ちが悪くて、仕方なしに機種変更を検討してみたことがある人は多いのではないでしょうか。
しかし、iPhoneに限った話ですが、ここ数年の新機種についてはバッテリーの性能は上がっており、そのぶん高性能になっているので消費電力も多いのではないかと感じますが、実は省電力に対してもしっかり対策されています。
画質が格段に上がった有機ELパネルも従来の液晶パネルより消費電力が少なく、iOS13から実装されたダークモードや省データモードなどでも消費電力を抑えようという動きがあります。
Contents
バッテリー状態の見方
iPhoneのバッテリー状態は、以下の方法で確認することができます。
1.「設定」から「バッテリー」をタップする
2.「バッテリーの状態」をタップする
3.「最大容量」の数値を確認する
バッテリーの状態の数値について解説
この章ではバッテリーの数値はどれくらいが交換が目安なのかについて解説していこうと思います。
この数字はそのユーザーの使い方によって足りないと感じてしまう感覚が分かれるので数字ごとにまとめてみました。
90~100%
この数値ならまずバッテリーの交換は必要ありません。
この数字で早く充電が終わってしまう・電源がいきなり落ちてしまうという症状が出たら(一概にもそうだとは言い切れませんが)バッテリーの異常ではなく単純に端末に何らかの問題がある可能性が高いです。
その場合は新機種や買ったばかりであれば初期不良の可能性があるのでメーカーに言って交換してもらいましょう。
中古端末やバッテリー交換をしたばかりの場合は、機種変更か中古端末を購入するなどの対策が必要です。
85~89%
この数値はヘビーユーザーにとっては少し使いにくい数値になります。
youtubeや動画アプリなどでドラマや映画を通勤中にみるユーザーだと1日持つかギリギリのラインになってきます。
とはいえバッテリーの交換が必要になってくるのかというとヘビーユーザーの方はどのみち1日持つのか怪しいのでバッテリーの交換は強いストレスを感じなければ必要はないと言えるでしょう。
80~84%
この数値はヘビーユーザーにとっては1日は確実に持ちません。
ヘビーユーザーでなくても地下鉄や圏外など電波状況が悪いところなどバッテリーの消費が激しい所にいる方は1日持つか怪しいラインになってきます。
また、大体の方が1年半くらい使用するとこの数値にはなるので交換時期の数値となります。
基本的にiPhoneのバッテリーは1年半から2年が寿命と言われております。
80%以下
この数値はヘビーユーザーにとっては行きの通勤の電車の中でほとんど消費して昼休みにはもう使えなくなる数値です。
通常ユーザーも職場や車で充電が必要な使い方を強いられるでしょう。ほとんど使わない年配の方でもギリギリ使えるかというレベルです。
ストレスを感じるレベルで急激に減っていきますし、酷い状態になると勝手に電源が落ちる、再起動を繰り返すなどのケースもでてきます。
バッテリーの寿命が短くなる使い方はコレ
バッテリーの寿命を縮める行為については何度か記事にしてきましたが、再度解説します。
電圧が変化する充電をする
iPhoneに限らず、電化製品は一定の電圧での充電や電力供給を想定して製造されています。
電圧に変化があるとメイン回路などに負荷がかかって故障の原因となり、最悪の場合は二度と使えなくなることもあるようです。
電圧が変化する充電方法
・モバイルバッテリー
・車のシガーソケットからの充電
・PCからの充電
どれも身近で必要性の高い充電方法ですので、完全になくすことは難しいでしょう。
バッテリーの寿命を伸ばすためには、これらの充電方法をなるべく避けるよう心がけることが大切です。
充電がなくなって長い期間放置する
意外かもしれませんが充電がなくなって長い期間放置するとバッテリーにはダメージがあります。
実はiPhoneの電源が落ちてもバッテリーの残量は完全に無くなっている訳ではなく、バッテリーは少量残っているのです。
しかしながら、放置すると完全放電されてしまい内部の素材が劣化しやすくなり、しまいには充電ができないというケースもあります。
100%の状態でも充電し続ける
俗にいう過充電と呼ばれる状態です。過充電もバッテリーに負荷がかかる状態ですので結果としてバッテリーの劣化が早まることになります。
しかし、寝ている間に充電するという方も多いため難しい問題です。
iPhoneのiOS13以降には「バッテリー充電の最適化」という機能が追加されており、過充電の時間を短くすることが可能です。
この機能は、寝ている間などの充電でバッテリーが80%に達したときに作動し、100%になるタイミングを遅らせることで過充電を防ぎます。
過充電が原因でバッテリーが劣化の原因と思われる方は、この設定を活用してみてください。
バッテリー充電の最適化の設定方法は以下の手順で行います。
・「バッテリー状態」にある「バッテリー充電の最適化」を有効化する
バッテリーは約2~3年で交換が必要
バッテリーを交換する目安について解説します。
バッテリー交換の目安
バッテリーは消耗品でもあり、充電を繰り返すと劣化していきます。
フル充電サイクルを500回行うとバッテリーが最大容量の80%まで劣化するといわれています。フル充電サイクルは、バッテリーを100%消費するごとに1回と数えます。100%消費するペースによって異なるものの、約2〜3年程度で交換を検討するタイミングになります。
ただし、交換目安はバッテリーのパフォーマンスをある程度維持することを想定しているため、完全に充電できなくなるまで使う場合は除きます。
充電の持ちが悪いと感じたら交換タイミング
先に紹介した交換目安に達していなくても、自身が充電の持ちに不便さを感じ始めたら、バッテリー交換のタイミングかもしれません。
100%充電したにもかかわらず1日持たなくなった、常にモバイルバッテリーを持ち歩かなければ不安など、充電に不満が出てきた場合はバッテリーの状態を確認してみましょう。
バッテリー交換をするなら
バッテリー交換は、メーカーや修理ショップに依頼することで対応してもらえます。それぞれの特徴について紹介します。
メーカー(Apple)に持ち込む
メーカーへの持ち込みの場合、保証の対象範囲内であれば無料または低料金でバッテリーを交換してもらえる可能性があります。信頼性が高く、安心して任せることができるのもメーカーの魅力です。
しかし、保証対象外の場合は、非正規のショップと比べると金額が高くなります。
また、保証期間内であっても、Appleからバッテリーが劣化していると判断されない場合は、保証対象外になります。たとえば、バッテリーの最大容量が80%未満になっていないと保証対象外とみなされます。
また、iPhoneだけではなくさまざまなApple製品の修理も行っていることから、対応までに時間がかかる可能性があり、問い合わせてもすぐに交換してもらえない可能性もあります。
修理ショップに持ち込む
修理ショップにも正規店と非正規店がありますので、それぞれの特徴について解説します。
正規店
Apple公認の正規店ですので、信頼性が高くバッテリー交換など修理によるトラブルの心配はほとんどありません。安全性や安心感を優先する人は、正規店での交換がおすすめです。
ただし、メーカー同様に費用は高額になりやすく、対応までのスピードも遅い可能性があります。少しでも交換費用を安く抑えたい場合や、すぐにでも交換したい人は次に紹介する非正規店の利用を検討しましょう。
非正規店
非正規店は、純正部品以外も取り扱っていることもあり、費用が安いことが大きなメリットです。
そして、メーカーや正規店に比べて対応スピードも早く、タイミングが良ければその日のうちに作業が完了します。ただし、非正規店に依頼すると、メーカーや正規店で修理を受け付けてもらえなくなることがあり、場合によっては保証も外れる可能性が高いです。
また、iPhoneXR以降は非正規店で交換したバッテリーだと最大容量の表示ができなくなる仕様となっています。 iOSの仕様で表示されなくなるもので、バッテリーそのものの品質は問題ありません。
バッテリー交換ならスマホスピタルへ
「スマホスピタル」は、高い技術と豊富な実績で全国に展開するスマホの修理店です。データを残したまま修理が可能で、iPhone以外にもさまざまな機種に対応しています。
ホームページから修理の費用と時間の目安が確認でき、見積もりの依頼や問い合わせも専用フォームから簡単にできて手間もかかりません。バッテリー交換を検討中の方は、ぜひ「スマホスピタル」にご相談ください。
iPhoneのバッテリーは、一般的に約2〜3年で劣化するため、快適に使い続けるには交換する必要があります。充電の持ちが悪いと感じたら、設定からバッテリーの状態を確認してみましょう。
数値が低くなっていた場合は、メーカーや修理店でバッテリーを交換することをおすすめします。
更新日:2023/05/25
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