iPhoneのパスコードロック解除が将来は可能になるのか。 | スマホスピタル

「iPhoneのパスコードロックの解除ができなくなったのでデータを取り出してください。」という依頼が月に何件か依頼を頂きますが、答えは「できません。」です。

もちろん「できません。」の一言で終わらせる事はありませんが、仕様によりできないなどしっかりと説明をします。

中には、どうしてもお願いしたいと言われることもあるので「FBIでも解除は無理です。」と何度かお伝えした事があるのですが、大抵笑われますが事実です。

小学生が嘘をつくときに大きく出た「１００万円あげる」並の嘘つきに感じますが、実際には2015年アメリカでの銃乱射事件でFBIはAppleに犯人のiPhoneのパスコードロックの解除を依頼しましたが、それを拒否なのかできないなのかどちらかわかりませんが結論できず。

その際にFBIは天才ハッカーに日本円にして１億円の依頼金を払って解除したとも言われております。

このようにiPhoneのパスコードロックはFBIでも解除できないので世の男性陣は少し安心した事でしょう。

かなり心配性の方は数字だけではなく、オプションで文字も入れるとセキュリティー度合いは高くなり、盗み見られても覚えられる人はそんなにはいるわけでもないので、暗記の達人やCIAエージェントが相手だった時はもはや諦めましょう。

②この問題に大統領が出てきた。

実はこの問題について世界のドン。アメリカ合衆国の大統領トランプさんがAppleに対してロック解除を要請したのです。

今までFBI・裁判所の要請も拒否？してきましたが今回はどう動くでしょうか。

しかし、アンサーは「No」恐るべき強さのAppleですね。この一貫した姿勢こそが時価総額世界一たる由縁かもしれませんが、この姿勢について大統領トランプさんは名指しでツイッター上で批判しております。

この件が後々Appleに災いが起きなければいいなと、iPhoneとmacbookの１ユーザーである私は願っております。

③どうなる今後のiPhoneのパスコードロック！？

実は最近ではFBIもiPhoneをパスコードロックを解除できるとも言われております。

しかしながらAppleに要請して解除してもらうわけではないので、自前で解除しないといけないため、かなりのコストをかけて解除しているという噂もあります。

おそらくトランプさんが出てきたあたりでこの費用が莫大に登るためこの費用をどうにかしたいという思惑なのではないかと考えられます。

Apple自身も法的機関であっても一度でも前例を許してしまうと、今後は法的機関のみならず民間までもできてしまう可能性があり、iPhoneのセキュリティー性というイメージの崩壊にも繋がらないのでここは企業の姿勢が出たところですね。