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楽天モバイルがキャリア参入(MVO)すると携帯料金はどうなるのか? | スマホスピタル

楽天モバイル 参入

2017年の年の瀬に楽天の三木谷さんが「楽天モバイルをMVO・キャリア化する」と発表したのを覚えているでしょうか?

覚えている人もいれば「そんなこと言ってたな・言ってたような」という方もいるでしょう。

または、今楽天モバイルがあるのに今更何を参入するのだ?と疑問に思う方もいるでしょう。

このキャリア化・MVOにするというのは、簡単にいうと楽天モバイルが今後、au,docomo,softbankと同じく自社回線を持ってサービスを展開していきますよというものです。

現在の楽天モバイルはau,docomoの回線を借りて運営しております。

つまり「格安SIM」業者ないしMVNOという立ち位置になります。

この自社回線を持つという事は今後楽天モバイルが格安SIMのデメリットだった混雑時間帯の回線速度の遅さや安定性の改善がなされるという事です。

数年前まではdocomo,auの2社が実質的に国内シェアを獲得して来ましたが、Softbankの孫さんが参入を表明して驚異的な営業力で国内シェアを3分割するまでに至りました。

そう言った営業力が楽天にあるか別として今後この楽天モバイルがキャリア参入して来た際にはどう携帯料金や生活に影響を及ぼすのかをスマホ修理やが予想して見ました。


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①まず、料金は安くなる可能性がある
携帯料金 安くする方法

まず、楽天は現在総務省を連携して国内の料金を下げることに注力しております。

思い出していただければと思うのですが菅官房長が「国内の携帯料金を4割下げる」と発言したのを。この言葉は翌日の新聞の1面にでかでかと載るほど世論にインパクトを与えました。

確かに、日本のスマホ料金は先進各国に比較すると割高な方ではあります。しかし、現在は3大キャリアによってシェアはほとんど寡占されており月額料金を一定数に保っており下がる気配はありません。

前の記事でも書きましたが少しずつではありますが格安SIM・スマホが普及して料金は下がっておりますが、先進国を見ると通常の早い回線でも料金は日本より安い金額で使用しております。

話を戻すとこの「国内の料金4割下げる」発言ですが楽天モバイルのキャリア参入を背景に発言したとも考えられます。

現に楽天の三木谷さんも「乞うご期待」と発言しており、料金の安さをメインに打ち出す事は間違いないようです。もしこれで楽天モバイルがこの料金を武器にシェアを奪うようなことがあれば他のキャリアも料金を下げざるを得ない状況になるでしょう。

しかし、個人的な意見ではありますがdocomoはもともとNTTで国営企業でもありましたのでなかなか料金を下げるということに踏み切る可能性は低いと言えるでしょう。

NTTには他にも商材が豊富で固定回線や格安SIMの多くはdocomo回線を使用しておりそこの回線利用料の売上もあるので簡単に値下げ商戦に売ってくるかというと疑問符がつくところです。

②楽天経済圏にいる人は結構お得になる
楽天経済圏 楽天モバイル

楽天モバイルのメリットとしては楽天経済圏をよく利用する人にとっては一番メリットを享受できるでしょう。

楽天がここまで大きな勝負に出るという事は楽天モバイルを使うことによって楽天市場などで割引で買えたり楽天ポイントでの大幅還元が期待ができます。

現在でも楽天ではクレジットカード・銀行口座さらには証券口座を紐付けるとポイントの倍数が増える仕組みになっております。この楽天が一勝負にでた楽天モバイル加入者にも大きなメリットを享受できることでしょう。

話はそれますが先日Softbankの傘下の会社がLINEとZOZOを買収しました。(買収ないしは提携)でこれはおそらく楽天対策とも言え、今後Softbank経済圏にYahooショッピンとZOZOタウンなどECサービスがSoftbankユーザでも優遇されることが予想されます。

同じくpayなどおQR決済・スマホ決済でも楽天は楽天pay・softbankはpaypayとLine payを傘下に収めましたのでpayなどのQR決済でのサービスの激化も予想されます。

このキャンペーン合戦も上手く使えばユーザーは得するものかなと思います。

③とは言え、楽天モバイルは出鼻をくじいている
料金 4割 安くなる

当初楽天モバイルのキャリア化の第一弾として2019年10月でしたが現在2019年12月現在も開始はされていない状況です。

さらに言うと、先月楽天全体で大きな通信障害も起き、かなり出鼻をくじいた状態とも言えるでしょう。

それにより総務省からも突かれているようでここから巻き返すのには結構な力が必要となりそうです。

菅官房長も「楽天の新規参入により通話料金が下がる」旨と発言しており期待されていた楽天で、総務省も料金を下げるべくスマホ分離プランなどの後押しもありましたが、これは3大キャリアが法の抜け目をかいくぐって上手く交わしておりますので今回の騒動は3大キャリアの方が一枚上手だったと言えるでしょう。

2020年3月までに基地局整備を目指している状態ですがこの目標が達成されなかった場合は結構今後も尾を引きをうな損失になる事は間違いありません。

しかし、楽天モバイルの新規参入はユーザーにとってはかなりメリットがあるものと言えるでしょう。競争が激化して料金が下がるのですからメリットしかないと言えるでしょう。

おそらく、Softbankの参入時にもありました特定の位置では繋がりにくいなどそういった問題も出てくると思いますが徐々にブラッシュアップして行くとおもますので期待して楽天モバイルの動向を見ていきたいですね。

【追記】

今年の4月から楽天の新プラン、「楽天 UN-LIMIT」が開始されました。

アンリミテッドではなく、アンリミット(=制限なし)ですので、間違えないようお気を付けてください

さて、今回始まったUN-LIMITですが、元々楽天を使ってる方にお知らせが行ったようです。

母が楽天ユーザーで、今回、このUN-LIMITに申し込んでました。

始まったばかりのプランだから、どこかしらに穴や不具合があるかもしれない事、ここが嫌だな。と感じたらすぐに別会社に乗り換えられる事、そういった内容をきちんと話した上で、申し込みました。

まだ使い始めて間もないですが、無料電話の楽天Linkで相手の声は聞こえるが、自分の声が聞こえない、という不具合が出ているようです。

速度も三大キャリアに比べると遅いですが、今まで格安SIMを使っていた母に聞いたところ「違いが分からない」と言っていました。なので、格安SIMと使っている方でしたら、乗り換えてもいいかもしれないですね!

また、先着300万人の方は1年、基本料金が無料になるらしいです

また、推奨端末にiPhoneが掲載されていませんが、これはAPN設定をきちんとしてあげると問題なく使用できるようになります。

他のSIMフリー端末に関しては端末の対応バンド帯によっては使えないものも出てきてしまうので、気を付けましょう。

楽天 UN-LIMITの対応バンド

対応バンド帯:3(パートナーエリアで18)

パートナーエリアはauに回線を借りている状態になり、地下や首都圏外がこの18に対応しています

今はまだ、バンド帯が少ないですが、今後全国展開が進むにつれて増えていくかと思います。

個人的には一刻も早く19に対応していただきたいですね。

スマホの新規参入はかなり資金力と影響力がない企業でないと成し遂げられない事業である事は間違いありません。

Softbankが新規参入してきた時のように新しいプランや割引制度が出る事を狙えればおこずかい稼ぎにはなりそうですね。毎月の必ずかかるランニングコストですので安くなったらいいですね。

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