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片通話の原因いろいろ | スマホスピタル
こんにちは、スマホスピタル博多駅前店です。
本日のご依頼で通話中に自分の声が相手に届かない、というものがありました。
片通話と表現することもあり、様々な原因が考えられます。
まずは電波状態の問題。これは場所を変えたり、時間を空けることで改善するので端末の故障ではありません。
次に相手端末の問題。特定の相手だけ片通話になる場合は電話以外で相手に確認してみたり、
他の人と電話して問題ないか確認すると良いでしょう。
意外と気づかないのが消音ボタンを押してしまっている場合。
普通、通話中は頬や耳が触れてもタッチと誤認識しないよう近接センサーが働き、
画面を消すことでタッチと認識しないようになっています。
この近接センサーが落とした衝撃などで破損し機能しなくなっていると、画面がついてタッチが効く状態のままになります。
近接センサーが効かない端末で通話中画面に顔を密着させると……
消音ボタンに触れたらこちらの声は相手に届かず、通話終了ボタンに触れたら気付かないうちに通話が終了してしまいます。
Siriを起動したり通話中に、耳を当てる部分を手で覆うと、近接センサーが機能していれば画面が暗くなるので
『もしかしてこれが原因では?』という方は上記を試してみて下さい。
そしていずれも該当しなければ、いよいよ端末故障が考えられます。
今回のお客様も、これらを確認して端末故障という結論に至りました。
iPhoneのマイクはドックコネクタ隣で、ドックコネクタやイヤホンジャックと一体化したパーツとなっています。
これを交換したら無事片通話が解消されました。
一体パーツなのでドックコネクタやイヤホンジャックの反応がない場合も、同じパーツを交換することになります。
逆に言うとこれらが一度に使えなくなった場合は、基盤と接続するコネクタ部分破損の可能性が高いと考えられます。
近い位置にあるので内部構造を知らなくてもなんとなくイメージしやすいですね。
端末故障が疑われる場合はお気軽にお問い合わせください。
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