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Xperiaが発熱する原因や対処法は?発熱しにくい使い方も解説 | スマホスピタル

Xperiaを使っていて、発熱が気になった経験はないでしょうか。多少の発熱は問題ありませんが、高熱の状態が続くと本体の動作に影響が出ます。さらに故障の原因になったり、爆発や発火したりする危険性もあるため、適切な対処が必要です。

この記事では、Xperiaが発熱する原因や対処法を紹介していきます。さらに修理を依頼する際、修理先の賢い選び方も解説します。Xperiaの発熱が気になる方はぜひチェックしてください。

Xperiaが発熱する6つの原因

まず、Xperiaが発熱する原因を6つ紹介します。正しい対処を行うためには、原因を知っておく必要があります。この機会に、Xperiaはどのような原因で発熱するのか理解しておきましょう。

原因1:CPUに負荷のかかる使い方をしている

Xperiaなどのスマホは、CPUに負荷のかかる使い方をしていると発熱します。特に次のような使い方は負荷が大きいため注意が必要です。

  • グラフィック処理の負荷が大きいゲームのプレイ
  • 高解像度の動画視聴
  • 高解像度の動画撮影
  • 写真の連写
  • 動画や音楽の長時間ストリーミング再生

最近は実写と見間違うほど、キレイなグラフィックのゲームが増えました。しかし、このようなゲームはグラフィック処理の負荷が大きいため、CPU発熱の原因になります。高解像度の動画視聴や撮影も、高いCPU処理能力を要するため、発熱しやすくなります。

多くのスマホ端末に搭載されている写真の連写機能も、CPUの負荷は大きめです。サブスクリプションで動画配信サービスや音楽配信サービスを楽しんでいる方も多くいますが、長時間のストリーミング再生もCPUが発熱する原因になりやすいため注意しましょう。

原因2:暑い環境で使用している

気温が高い場所で使用している場合は、その影響でXperia本体も熱くなります。そのため、夏はXperiaが熱くならないように注意しましょう。

特に夏の車内は熱くなりやすいため要注意です。気温があまり高くなくても、長時間、直射日光が当たるような場所は避けるのが安全です。

原因3:充電しながら使用している

充電しながらの使用は、バッテリーに負荷がかかるため発熱しやすくなります。複数のアプリを同時に使用すれば、CPUにも負荷がかかり、さらに発熱していきます。

バッテリーが劣化する原因にもなるため、充電しながらの使用はなるべく避けましょう。

原因4:「急速充電」をしている

急速充電は、通常よりも高い電力を供給することによって、短時間で充電できる機能です。最近では、急速充電対応の充電器もさまざまな会社から発売されており、多くのスマホが急速充電に対応しています。短時間で充電できるため、忙しい方にも大きなメリットがある機能です。

しかし、急速充電はバッテリーに負荷がかかるため、発熱しやすいデメリットがあります。それだけではなく、バッテリーの劣化を早めてしまうリスクもあります。急速充電は急いでいるときだけ使用するなど、通常の充電と急速充電を場面に応じて使い分けるのがおすすめです。

原因5:バッテリ-が劣化している

バッテリーの劣化が原因で、発熱することもあります。劣化したバッテリーは、放電と充電の頻度が高くなるからです。Xperiaなどのスマホに採用されているリチウムイオン電池は、熱に弱い特性を持っています。そのため、発熱すればさらに劣化が進んでしまいます。

Xperiaのバッテリー寿命は約2年です。もし2年以上、Xperiaを使っていてバッテリーの減り方が早いと感じる場合は劣化している可能性があります。そのような場合は、バッテリーの交換を検討しましょう。

バッテリー交換は最寄りのスマホ修理専門業者でも依頼できます。専門業者のスマホスピタルでは、Xperiaのバッテリー交換を承っております。ご来店前にご連絡をいただければ、お待たせすることなく即日での交換も可能です。バッテリー交換をご検討されている場合は、ぜひ一度スマホスピタル にご相談ください。

→スマホスピタルに相談する

原因6:Xperiaのシステムに不具合が起きている

Xperiaのシステム不具合が原因で発熱している可能性もあります。発売以来、人気のXperiaですが発熱に関する報告事例が複数寄せられました。これは、Xperiaで特定の使い方をした場合に発生するもので、ファームウェアを最新バージョンにアップデートすることで改善されます。

ファームウェアのアップデートが配布されるのは、機能改善やセキュリティ機能の向上のほか、不具合の解消が目的の場合も多くあります。そのため、ファームウェアのバージョンは常に最新にしておくのが理想的です。

発熱したままXperiaを使い続けるリスク

Xperiaが発熱したら、一旦使うのを止めて冷却しましょう。発熱したまま使い続けるのは、リスクが大きいためおすすめできません。ここからは、発熱したままXperiaを使い続けると、どのようなリスクがあるのか紹介します。

Xperiaやアプリが正常に起動しなくなる

Xperiaは、発熱が原因でアプリが起動できなかったり、使用中のアプリが強制終了したりします。画面がフリーズして、操作を受け付けなくなる場合もあります。このような状態になったら、基本的に再起動するしかありません。

自分で再起動しなくても、勝手に再起動を繰り返すケースもあります。いずれにしても、再起動したら保存していないデータは失われてしまいます。

Xperia本体の寿命が短くなる

発熱によって、Xperia本体のパーツやバッテリーの劣化が進んでいきます。Xperiaなどのスマホには熱に弱いパーツが多く使われているため、発熱が続くとXperia本体の寿命が短くなってしまいます。

故障するリスクも高くなるため、発熱した状態でXperiaを使い続けるのは、できる限り避けましょう。

発火や爆発の危険性がある

触ることもできないほど高熱になったXperiaは、本体内部のパーツが発火したり爆発したりする可能性があるため危険です。劣化したバッテリーも、破裂したり爆発したりする可能性があります。

実際に、使用中のXperiaから火花が発生して、重度の火傷を負ってしまった事例もあるため十分な注意が必要です。

Xperiaが発熱したときの4つの対処法

Xperiaが発熱したときに実行できる対処法を4つ紹介します。Xperiaが発熱したら、原因に応じて適切な対処ができるようにしておきましょう。

対処法1:起動中のアプリを終了させる

発熱を冷ますためには、冷めるまで本体の電源を切っておくのが理想的です。それが難しい場合は、CPUの負荷を下げるために、起動中のアプリを終了させます。複数のアプリを起動している場合は、負荷のかかりやすいアプリから終了すると良いでしょう。

バックグラウンドで実行されているアプリがないかも要チェックです。ユーザーが気がつかないうちに実行されているアプリが、CPUに負荷をかけている場合もあります。バックグラウンドで不要なアプリが起動していた場合は終了させましょう。

対処法2:充電をストップする

正常な状態でも、充電をすれば多少は発熱します。そのため、バッテリー残量が少なくても、Xperiaが高熱状態になったら、いったん充電を止めましょう。

そのまま充電を続けると、さらに熱を持ってしまう可能性があるため危険です。本体が冷めたら、充電を再開しましょう。

対処法3:涼しい環境に置いて放熱させる

風通しの良い場所や、涼しい場所に置いて放熱させるのも効果的です。金属など、高い熱伝導効率の素材の上に置くと放熱効率が上がります。スマホカバーやケースを取り付けている場合は外しましょう。扇風機などで、風を当てるのも効果的です。

ただし、保冷剤を使ったり、冷蔵庫に入れたりして急速に冷却するのはNGです。急速に冷却させると、Xperiaの本体内部に結露が発生する可能性があります。本体内部の結露は、故障の原因になるため注意しましょう。

対処法4:XperiaのOSを最新版にアップデートする

以前、Xperiaのファームウェア不具合が原因で発熱する事象がありました。最新バージョンでは、その問題は解消されています。そのため、ファームウェアが最新ではない場合は、アップデートすれば発熱しなくなる可能性があります。Xperiaの手動アップデート方法は次のとおりです。

  1. 「設定」をタップ
  2. 「システム」もしくは「ソフトウェア更新」をタップ
  3. 「システムアップデート」もしくは「ソフトウェアアップデート」の項目に「アップデートを利用できます」と記載されていたらタップ
  4. 「ダウンロードとインストール」もしくは「今すぐ更新」をタップ

上記の手順を実行すると、アップデートファイルのダウンロードが始まります。そして、ダウンロード完了後、自動的にアプリが最適化されます。「今すぐ再起動」の指示が出た場合は、その指示に従って再起動してください。

Xperiaを発熱させないための賢い使い方

使い方次第で、Xperiaが発熱しにくくなります。そこで、ここからはXperiaを発熱させないための賢い使い方を紹介します。ぜひ普段から、ここで紹介する使い方を意識してみてください。

充電中は使わない

Xperiaに限らず、スマホは充電を行えば、本体が多少発熱するのは避けられません。そのうえ、充電だけではなく映像視聴やゲームなどCPU負荷の高い処理を同時に行うと、バッテリーの発熱と相まって加熱の原因となってしまいます。

充電中のXperiaで他の作業を行わないことで、発熱を最小限に抑えられます。Xperiaの充電は、なるべく使わないときに行いましょう。

不要なアプリや通信はオフにしておく

自分では気がつかないうちに不要なアプリが起動していたり、処理が行われていたりすることがあります。まず、不要なアプリが起動していたら終了させましょう。アプリだけではなく、通信機能なども必要ないものはオフにしておきます。

Bluetoothは、Bluetooth通信をするときだけオンにする、GPS機能も位置情報が必要なときだけオンにするのがおすすめです。Wi-Fiも使わないときはオフにしましょう。このように、こまめにオンとオフを切り替えることによって、発熱する可能性を軽減できます。

定期的にバッテリー交換する

Xperiaなどのスマホに搭載されているバッテリーは、日々の使用で劣化していきます。徐々に充電できる容量も少なくなっていき、やがて寿命を迎えます。そのため、バッテリーは定期的に交換するのが望ましいです。Xperiaに搭載されているバッテリーの寿命は2年が目安とされています。

Xperiaのバッテリーを交換するためには、分解する必要があります。自分で交換すれば修理費用はかかりませんが、すべて自己責任となってしまうため、業者に依頼するのがおすすめです。

発熱による故障やバッテリー交換の依頼先

Xperiaの修理やバッテリー交換は、キャリアのサポートや専門業者に依頼できます。ここからは、それぞれに依頼するメリットやデメリットを紹介します。どのようなメリットやデメリットがあるのかを知ったうえで、Xperiaを修理したいときには最適な修理先を選べるようになりましょう。

Xperiaを購入したキャリアのサポート

Xperiaの修理やバッテリー交換は、購入したキャリアのサポートに依頼できます。購入したキャリアの保証サービスなどに加入している場合は、割引を受けられたり無償で対応してもらえたりすることもあります。

キャリアのサポートに修理やバッテリー交換を依頼する場合は、Xperiaを一時的に預ける必要があることに注意しましょう。修理中は代替え機を貸し出してくれるキャリアもありますが、Xperia以外の機種しか貸し出してもらえない場合もあります。

もし、代替え機の貸し出しを希望する場合は、貸し出し可能か、機種は選べるかなどを事前に確認したうえで修理を依頼しましょう。

スマホ修理の専門業者

スマホ修理の専門業者に依頼するのも選択肢のひとつです。Xperiaを購入したキャリアは正規店、スマホ専門業者は非正規店という扱いになりますが、それぞれにメリットとデメリットがあります。

非正規店ならではのメリットもあるため、自分にとってどちらに依頼するのがよいか見極めることが大切です。

正規店と非正規店の違い

正規店は、純正パーツでの修理が可能です。保証期間内であれば、安い料金で修理してもらえたり、新品交換してもらえたりする場合もあります。しかし、修理に出したスマホのデータは消えてしまうほか、修理に要する期間も比較的長めです。保証対象外の場合は、料金も高い傾向があります。

また、正規店に修理を依頼する場合は、基本的に予約が必要です。なかなか予約が取れない場合もあるため注意しましょう。

一方、非正規店は、コピー品や再利用品のバーツを使って修理します。予約不要で即日対応可能なのは、専門業者に依頼する大きなメリットです。また、比較的、正規店よりも安い料金で修理できる傾向があります。データを消さずに修理してもらえるのも非正規店の大きなメリットといえるでしょう。

スマホの専門業者の選び方

現在、さまざまな専門業者が営業しています。業者によって修理の品質や技術、料金、サービス内容、修理に要する時間などが異なるため、どの業者に依頼するかが重要です。専門業者を選ぶ際には、次の点に注目しましょう。

  • Xperiaの修理実績はあるか
  • 高い技術力を持っているか
  • 実際に店舗があるか
  • 修理に使用するパーツの品質
  • 明確に料金を表示しているか
  • 修理保証があるか
  • 法令を遵守しているか

Xperiaの修理実績が豊富にあれば、安心して修理を依頼できます。また、修理を依頼するのであれば、技術力が重要です。なかには修理依頼後に連絡がとれなくなる専門業者もありますが、店舗がある業者でしたらその点も安心できます。

Xperiaのご相談はスマホスピタルへ

スマホスピタルは、Xperiaに関するさまざまな修理に対応可能で、技術力や実績にも自信があります。全国に80店以上の店舗があるため、来店して修理を依頼したい方にもおすすめです。ご来店するのが難しい場合は、郵送での修理も受け付けています。

XperiaなどAndroid端末のバッテリー交換は最短15分で承っています。事前にお問い合わせいただいて、機種や症状などをお伝えいただくとおおよその料金をお伝えできます。

お見積りやお問い合わせを随時受け付けておりますので、Xperiaに関することでお困りでしたら、まずはお気軽にご相談ください。
Xperiaの修理費用などの詳細はこちら>>

Xperiaの発熱は放置せず適切な対処をしよう

Xperiaが発熱したら、原因を特定して適切な対処をすることが大切です。発熱した状態が続くとさまざまなリスクがあります。充電中など、普通に使用していれば多少の発熱はありますが、「熱い」と感じるほど高熱になってしまうと故障のリスクが大きくなります。

発熱後の対処だけではなく、普段から発熱させない使い方を実践するのがおすすめです。もし、Xperiaが発熱したら、放置せず冷ましましょう。もし故障が疑われる場合は、修理を依頼する必要があります。

スマホスピタルは、Xperiaのさまざまな修理に対応可能です。Xperiaのトラブルでお困りでしたら、ぜひお気軽にご相談ください。
Xperiaの修理費用などの詳細はこちら>>

 

2014年より、日本PCサービス株式会社にて、年間700件以上のパソコン・スマホ・タブレット修理およびお困りごと解決を行うフィールドエンジニアとして活躍した後、IT人材の育成や事業責任者として業界に従事。2021年11月、同社取締役に就任。
同年12月よりスマホ・iPhone修理のスマホスピタルを運営する株式会社スマホスピタル 取締役として、全国のスマホ修理事業を統括。
2023年5月、特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事に就任。リテラシー格差、使い方やトラブル時の正しい対処法など、スマホの正しい知識の普及のためスマートフォン整備士検定の構築に携わるなど、スマホ・パソコンをはじめIT関連業界に10年以上従事。

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