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【Xperia修理】赤く点滅するだけでXperiaが充電できない場合の原因は? | スマホスピタル

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 Xperiaで多い充電できない故障

SONYが開発するXperiaエクスペリア)は、
Androidスマホの中でも国内外で人気の高い機種です。

スマホスピタルの多くの店舗でもXperiaの修理を行っておりますが、
ご相談いただく内容として多いものに「充電ができない」という症状があります。

充電ができなくなってしまうと、減っていくバッテリー残量を回復させることができません。
残っている残量がなくなってしまえば、それ以上使うことができなくなってしまいます。

残量が空になると、電源を入れようとしても赤いランプが点滅するだけで起動せず、
充電ケーブルを接続して何時間待っても起動することができないといった状態で
データを見ることもできず、困ってしまったという方は少なくありません。
また、バッテリーの内部電力が完全にゼロになってしまっていると
電源ボタンの操作をしてもランプの点滅すらしないという場合もあります。

メーカー修理に出すとデータがリセットされてしまうことは多いため、
なんとか引き継げるように直せないかどうかということでご相談も多くなっています。

スマホスピタルでも何度もご依頼をいただいており、データを消さずにそのままで
修理ができた事例も多くございますので、まずは一度ご相談いただければと思います。

Xperiaが充電ができなくなってしまう原因

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充電できない」という症状でお持ち込みいただき、修理をさせていただいた事例で
原因となっていることが多いものに「バッテリー」と「ドックコネクター」があります。

また、本体の故障以外では充電ケーブルの断線や、
コンセントに接続するアダプタの故障ということもございます。
まずは使用しているケーブル類に異常がないかご確認下さい。
別のケーブルを試してみたり、買い替えても症状が変わらない場合、
スマホそのものに何らかの以上が発生している可能性が高くなってきます。

バッテリーが原因となっているケース

近年のスマホのほとんどは、バッテリー内蔵型となっています。
ガラケーのように簡単に脱着することができなくなってしまっており、
バッテリー劣化が起こってしまってもユーザーでの交換ができないのが現状です。

内蔵されているリチウムイオンバッテリーは、使い続けると必ず劣化するものです。
これは電池の構造上避けることができないため、長く使っていく場合には
いずれかのタイミングでバッテリー交換を余儀なくされることが多いです。

バッテリーは、その使用頻度にもよって変わってきますが、
毎日充電して使っているものであれば2年ほど経つと
多くの端末で劣化症状が感じられるようになってきます。

使用できる限りは使おうとそのまま放置していると
どんどん劣化は進み、最終的には充電できない・起動しない等の
重大な動作不良となってしまうことがあります。

バッテリーの劣化が進むと、充電の減りが早くなる症状や、
風船のように膨らみ、内部膨張が起こるケースもあります。
電池残量が十分残っているはずなのに強制終了してしまったりと
スマホの動作が全体的に不安定になりやすくなります。
そして、充電しても全く反応しないということも起こりえます。

また稀なケースではありますが、落下等による大きな衝撃が本体に加わった際に、
内部バッテリーが破損して動作しない状態となってしまったり、
コネクタが脱落して(ケーブルが抜けてしまって)
充電できず起動しなくなっていたという事例もございます。

 

ドックコネクター(充電口)が原因となっているケース

ドックコネクターとは、主にスマホの充電口となっているパーツのことを指します。
スマホは非常に小さく薄い端末のため、内部パーツも非常に小さいものです。
充電口のパーツひとつをとっても、
機種によってはボリュームボタン、スピーカー、バイブレーター、液晶表示など
さまざまな機能が一体型のモジュールとなっていることも少なくありません。
そのため、ドックコネクターは同じ部品名でも機種によってその機能が異なります。
ほとんどのスマホはそれぞれの機種に対する専用のパーツが必要となりますので、
同じ充電ケーブルの形であっても、内部パーツは機種ごとに用意する必要があります。

充電ケーブルを抜き差しすることで、端子同士が擦れ合い摩耗していきます。
真っすぐ抜き差しできていなかったり、端子ではなくケーブルを引っ張って抜く行為なども
ドックコネクターへの負担が大きくなりやすく注意が必要です。

また、充電中にケーブルや本体を動かしたりすると端子に負荷がかかり、
変形してしまったり、ピンが曲がってしまったりすることもあります。
こうなってしまうと、充電ケーブルを差し込んでも接触不良となってしまい、
なかなか反応しなかったり、全く充電がされないといった症状に繋がります。

 

Xperiaが充電できないときの原因の見分け方

何が原因かを明らかにするためには、分解調査が必要になることも多いですが、
症状によってはちょっとした作業で原因をある程度絞ることもできます。

まず、電源ボタンを長押ししたときの反応を見てみます。
赤ランプが点滅する場合、バッテリー残量がごくわずかとなっているため
充電されない限りは起動することができませんが、残っている少ない電力で
LEDだけは光らせることができている状態です。
15分ほど充電してみていただければ、起動できる場合があります。
電源ボタンを押してもランプがつなかったり、
長時間充電をしても起動できないのであれば故障の可能性が高くなります。

また、電源ボタンと音量の+ボタンを同時に長押しすることで強制終了が可能です。
本体がフリーズしてしてしまっていたり、システムが一時的に不安定になっている場合などに
画面が映らず充電がされていないようにしか見えなかったりすることもあります。
強制終了の操作をしたときに、本体のバイブレーターが動く場合は、
少なくとも操作を受け付ける状態のため、起動していた可能性があります。

バイブレーターが動いたり、ランプが点滅したりといった反応があるのに
画面が表示されず起動できない場合は、バッテリーの故障や
稀ではありますが液晶パネルの不具合が起こっている事例もございます。

自分では判別できないという場合は、修理店にて診断をお願いしてみましょう。

 

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2014年より、日本PCサービス株式会社にて、年間700件以上のパソコン・スマホ・タブレット修理およびお困りごと解決を行うフィールドエンジニアとして活躍した後、IT人材の育成や事業責任者として業界に従事。2021年11月、同社取締役に就任。
同年12月よりスマホ・iPhone修理のスマホスピタルを運営する株式会社スマホスピタル 取締役として、全国のスマホ修理事業を統括。
2023年5月、特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事に就任。リテラシー格差、使い方やトラブル時の正しい対処法など、スマホの正しい知識の普及のためスマートフォン整備士検定の構築に携わるなど、スマホ・パソコンをはじめIT関連業界に10年以上従事。

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