スマホが充電できない
スマホのバッテリーについて
iPhoneSEのバッテリーが突然膨らむ!?
2019.02.06 スマホスピタル西宮北口 バッテリー交換修理 , スマホのバッテリーについて
この記事はiPhone・スマホ修理のスマホスピタル西宮北口店が作成した記事です。
みなさんはiPhoneが突然膨らむ現象をご存知ですか?
ある朝起きたらiPhoneの画面と本体に隙間が出来て光が漏れてる・・・
実はこれ、iPhoneの中の電池自体が膨らんでしまっているんです。
この現象はiPhoneだけでなく、ほぼすべての精密機器で起こりうる可能性があります。
というのも、ほとんどすべてんの精密機器に使われている電池の種類がリチウムイオンバッテリーだからなんです。
このリチウムイオンバッテリーは大体のスマートフォン、あとはパソコンなどの精密機器にも採用されているもの。
早く充電でき、質量も従来に比べて軽量化されたために、とても使い勝手が良いのです。
しかし、良いことばかりではありません。
このリチウムイオンバッテリーは、経年劣化により膨張してしまう可能性があるのです。
理由としては、リチウムイオンバッテリー内部の電解質が劣化に伴い
ガスが発生するという性質があるんです。
バッテリー内部にガスが発生する事によって、バッテリーの形状自体が変わってしまい、
酷い場合であればぷくーっとお餅が膨らむようにバッテリー自体が膨張してしまうんです。
これをいわゆるバッテリー膨張と呼んでいます。
このバッテリー膨張は非常い危険で、最悪の場合本体自体が死んでしまう事もあります。
バッテリーが無理に膨らんでしまう事で、下から画面を無理な力で押し上げてしまう事により、
画面が壊れてしまったりあるいは電子基板への負荷も考えられるからなんです。
また、バッテリー膨張してしまった端末の修理をしたがる修理店は少なく、
正規代理店などでは修理自体を受け付けてくれず本体交換になることも多いんだそうです。
もちろんバッテリー膨張するほどに元の電池が劣化している事実は変わりませんので
修理自体にリスクが全くないと言えば嘘になります。
しかし、基本的には新しい電池に交換してあげることで改善が見込めるはずです。
バッテリーが膨張している事での修理の注意点は、
既に画面への負荷がかかりすぎてしまっているので慎重に画面を取り外すこと。
それから電池自体が発火しない様に出来るだけ慎重に電池を本体から外すことです。
え?電池が発火?
と思われるかもしれませんが、これはリチウムイオンバッテリーが搭載されている以上
可能性として決してゼロではないんです。
リチウムイオンバッテリーが発火してしまう理由としては、大きく分けて2つあります。
まずは電気的な要因が引き金となってしまう場合。
たまにニュースなんかに取り上げられる、突然スマホが爆発した、なんてものです。
原因としては電池の過充電(100%まで電池が溜まっていてもずっと充電し続ける事)や
過放電(100%から0%になるまで電池を使い続ける事)となる場合が挙げられます。
特に過充電は過放電よりも危険な状態となる場合が多いようです。
要は、リチウムイオン電池に対して急激な電気的負荷を与え続けてしまう事により、
リチウムイオン電池自体が正常に保てなくなってしまい、発熱や発火を引き起こしてしまうという訳なんです。
ですので、例えば傷んでしまったケーブルは新しいものに買い替える、
タコ足配線で充電しない、充電が100%にまで溜まったら充電をやめる、
また充電しながら長時間iPhoneを操作しない、などなど
普段から気を付けることで防ぐことができます。
次に機械的な要因が引き金となってしまう場合。
バッテリー自体を覆っている絶縁体(電気が流れないようにするためのもの)が
バッテリーを外す作業中に剥がれてしまう事で、バッテリー内部の正極と負極が短絡してしまう場合があります。
短絡してしまう事で短絡部分に非常に大きな電力が流れてしまい、発熱が起きて発火に繋がってしまうという訳です。
タイトルにもあるように、特にこの症状はiPhoneSEなどのiPhone5系に多く見受けられます。
やはり電池自体が他のiPhoneの機種に比べてサイズが小さいために内部の電圧や電池容量自体も少ないので
電池自体への負荷がかかりすぎてしまい、極端に劣化してしまうケースが多い様です。
iPhoneの電池は本体に沿って専用のシールで貼りついているのですが、
このシールが綺麗に撮れる場合とそうでない場合があるんです。
バッテリーが膨張するほどに劣化しているので、当然バッテリー自治が何度も発熱していることになります。
この発熱の影響によって、貼りついているシールの粘着が極端に劣化してしまい、綺麗に剥がせなくなってしまうという訳なんです。
そのシールは当然バッテリーの下にありますので、綺麗に剥がせなかった場合には
バッテリー自体を少し持ち上げ、その下にあるシールに到達する必要があります。
しかし正常ではない形状にまで膨張してしまっているバッテリーですので、
慎重に作業を行ってもかなり大きな負荷がかかってしまいます。
下手をすれば作業中にバッテリーが発火してしまうことももちろんあります。
ですので、上記にもあるように修理自体をお断りしている修理店もあるという訳なんです。
しかし当店は修理のプロ。
修理の技術はしっかりあります!
ですので安心して修理を依頼していただければと思います。
例えばiPhoneSEのバッテリー交換Airれば基本的にはおよそ30分程で仕上がります。
修理の予約状況やバッテリーの膨張具合によってはもう少しお時間を頂く可能性もありますが、
それでも基本的にはその日中にお返しが出来ると思います。
バッテリーが膨張しているだけで、あとは正常に使えるのに
本体交換や機種変更はできれば避けたい・・・
もっと本体を長く使っていたい・・・という方も多いと思います。
特にiPhoneSEはiPhone5系最後の端末です。
このサイズ感が好きな方にとっては、機種変更はあまりしたくないというのが本音だと思います。
当店では壊れてしまったパーツだけを交換するパーツ交換修理店ですので、
基本的には内部のデータもそのままに修理させて頂く事が可能となっております。
ですので、諦める前に一度当店にぜひご相談いただければと思います。
詳しくはお電話でも、実際にご来店頂いても大丈夫です。
スタッフがしっかり対応させて頂きますのでいつでもご相談下さいませ^^
iPhone・スマホ修理のスマホスピタル西宮北口店の詳細・アクセス
〒 663-8035 西宮市北口町1-2 ACTA東館1館外部店舗101号室
営業時間 10時〜19時(定休日:なし)
電話番号 0798-81-5235
E-mail info@iphonerepair-nishikita.com
オンライン予約 スマホスピタル西宮北口店 WEB予約 >>
<<前の記事
スマホのタッチが反応しなくなる原因とは?-
次の記事>>
iPhonexの発熱がひどい!?
