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その他・珍しい故障について
突然iPhoneが起動できなくなってしまう“リンゴループ”とは!?
2020.12.01 スマホスピタル 高槻 リンゴループ , その他・珍しい故障について
この記事はiPhone・スマホ修理のスマホスピタル高槻店が作成した記事です。
毎年新しいiPhoneが発表され、今年も例にもれず最新作であるiPhone12シリーズが発売されました。
今回のiPhone12シリーズはこれまでのiPhoneシリーズのデザインからは一新され、しかも5Gに初めて対応したiPhoneということで大きな話題を呼びました。
新しいiPhoneが出るごとにデザインなども勿論ですが、内部のシステム面や新機能なども追加され日々iOSも最新のものがリリースされたりもしております。
このiOSはiPhoneのベースから支えているものでここが破損してしまったりおかしくなってしまうと根本的にiPhoneが故障してしまうものになっており、
それによりiPhoneが正常に起動できなくなったりします。
この正常に起動できない状態のほとんどが通称“リンゴループ”と言われているもので、ロゴマークが出たり消えたりするだけでいつまでたってもホーム画面に辿りつけなくなってしまう故障になります。
今回はこの正常に起動できなくなった時の多い原因や解決方法などをご紹介します。
“リンゴループ”が起きてしまうよくある原因とは!?
iOSのアップデートの失敗
iPhoneを使用していると【設定】のところにたまに通知が来ていることがあると思います。
よく見たことがあるかとは思いますがソフトウェア・アップデートに通知が来ていて新しいiOSがリリースされていたりもすると思いますが
このソフトウェア・アップデートの設定を自動アップデートにしている方が殆どです。
自動アップデートに設定している場合、充電をしている+Wi-Fi環境下で深夜に行われるものになっております。
新しいアップデートが来るたびにiOSの細かいバグがその都度修正されたりするので新しいデータをiPhone内にインストール必要が出てきます。
新しいデータを入れるためにはある程度の空き容量が必須になり、アップデート時に空き容量が無くパンパンになってしまっている状態でアップデートをしてしまうと
結構な高確率で起動不良もといリンゴループになってしまいます。
新しいデータが入りきらず起動するのに必須なデータが中途半端に残ってしまう事により起動ができなくなってしまい、
一度このリンゴループに陥ってしまうと起動ができなくなってしまいiPhoneとしては使い物にならなくなってしまいます。
iPhoneのソフトウェア・アップデートに必要な容量はその都度変わるもので、特に大型アップデート等の場合は注意が必要になります。
アップデートは基本的には任意のタイミングでするほうがより安全であったりもしますし、アップデートをする前には必ずバックアップを取っておくほうが良いですね!
iOSのアップデート失敗が原因でリンゴループになっている場合の解決方法としては“iTunesに接続してPCでアップデート(更新)や復元をしてシステム自体を復旧する”ことになります。
iOSのアップデート(更新)で無事起動することができるようになれば内部のデータなどはそのままで起動することができます。
ただ、アップデート(更新)ができなくエラーが出てしまい修復できない場合も結構あります。
その場合はもう一つ方法として復元という手段になるのですが、復元とは書かれておりますが内容としては“データを1から全てインストールする”ことになり、
つまり“データを全て消して空き容量を作ってからアップデートをする”ことになりますので初期化をすることになります。
初期化=データは真っ新な状態になってしまうので尚更普段からのバックアップが大事かという事が分かります…
iPhone内蔵バッテリーの経年劣化
iPhoneに内蔵されているバッテリーはリチウムイオン電池というものが使用されており、このバッテリーは充電と消費を繰り返しできるものなので
使ったからと言ってすぐに交換する必要はないものになります。繰り返し使用できるという点でとても重宝されております。
ただ、このバッテリーも長年使い続けることによりパフォーマンスが低下していくので永久に使用できるものではないというのが注意点で、
おおよそですがiPhoneのバッテリーの場合約2年ほどが寿命と言われております。
2年経ったときに急に使用ができなくなるわけではないのですが、バッテリー自体が弱ることにより電力供給が不安定になってしまうことがあります。
この電力供給が不安定になってしまう事が原因でうまく起動ができなくなってしまうこともあり、それが原因となってリンゴループする事例もございます。
特にバッテリーの劣化が進みすぎると“バッテリーの膨張”が起きることも珍しくはなく、膨張した場合は本当に寿命が尽きてしまう状態になってしまっていることが多く
膨張している場合はより一層不安定な状態になってしまっていることも少なくはないです。
iPhoneのバッテリーもある程度の年数で新しいものに交換する必要があって交換をすればまた安定して電力供給ができるようにもなるので、長年使っているiPhoneの場合交換をしておくのも良いかと思います。
水没した影響でパーツ破損からの起動不良
こちらの水没の場合、水に落としてしまってからリンゴループになることも稀にあり、
特にiPhone7やiPhone8系のホームボタンが水濡れによっておかしくなってしまった場合リンゴループになることもあります。
iPhone7やiPhone8などの場合、指紋認証機能付き(Touch ID)ホームボタンと本体が紐づけされているのが原因でうまく起動プロセスが踏めなくなってしまっているのが原因とされております。
iPhoneX以降のFace ID搭載の機種も同様で、iPhoneX以降もインカメラ付近のパーツがiPhone7やiPhone8のホームボタンと同じく本体と紐づけされているので
水没によりFace ID関連のパーツが破損してしまった場合リンゴループになってしまう事もあります。
Touch IDの機能、Face IDの機能として動作しているパーツを使用不可能な状態(ケーブルを抜く)などをすると一時的に起動するようになることもあったりします。
ただ根本的に上記の機能は使用できなくなってしまうので一時的にデータを抜くなどの目的であればこの方法で改善されることもございます。
お持ちのiPhoneが急にリンゴループになってしまった際は、是非当店へご相談ください
今回はiPhoneユーザーであれば起きてしまう可能性も高い故障のリンゴループについて簡単にご紹介をさせて頂きました。
このリンゴループは急に起きてしまう事も少なくはないので非常に厄介です。
iOSのアップデートをする際、iPhoneに結構な負担がかかりやすい作業になるのが影響して新しい大型更新されたiOSがリリースされた際はリンゴループのご相談が一気に増えます。
新しい機能が増えていき便利な機能が追加されることは喜ばしいことですが、もう少し安定したアップデートができるように改善してほしい所ではございます。
大型アップデートをする際はもちろん、細かいバグ修正のソフトウェア・アップデートをする際なども必ずバックアップは取ってからする方がより安心していただけるかと思います。
なのでバックアップは普段からしっかり取っておくようにしてください!
万が一リンゴループが起きてしまったりしてお困りであれば
スマホスピタル高槻店へ一度ご相談いただければと思います!お気軽にお問い合わせくださいませ!
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