iPhone・スマホお役立ち情報
通話できない?そんな時考えられる原因とは。
2019.02.06 スマホスピタル栄 iPhone・スマホお役立ち情報
この記事はiPhone・スマホ修理のスマホスピタル名古屋栄店が作成した記事です。
スマホは、もう小さなパソコンのような位置付けの端末になってきていますね。
SNSの普及もあり、電話をするということ自体が少なくなってきているかもしれません。
格安SIMなどの普及で標準の通話アプリを使うよりLINE等のSNSアプリで
通話することの方が圧倒的に多くなっている方のほうが大多数ではないでしょうか。
でも通話に必要なスマホ内の部品は何ら変わりません。
お手持ちのスマホで通話ができない場合、症状によって考えられる原因
いくつかありますし、原因部品を特定するのは交換を試してみるほかありません。
ただ、大体の見当がつくのと全くわからないのでは不安感が違うと思います。
今回はスマホ修理で多いiPhoneの場合でお伝えしていきます。
★端末本体の損傷がない場合
・相手の声が聞こえない
こちらの声は相手に伝わるものの、相手の声が聞こえない時についてです。
耳に当てる部分のスピーカー(イヤースピーカーまたはレシーバーともいわれます)が
壊れてしまってしまっているかそのスピーカーに信号を送るための部品(フロントカメラ)に
不具合が発生している、情報処理している基板に問題があるなど、可能性が挙げられます。
外観的な破損がない状態では部品を組み換えを試して改善するかどうかで
原因を判断します。可能性の高い順に、イヤースピーカー > フロントカメラ > 基板 となります。
しかし、破損があったり、落下の衝撃によって発生した場合は状況により異なります。
・こちらの声が相手に届かない
さっきとは逆に相手の声は聞こえるのに、こちらからの音声が相手に届かないときです。
音を出すがスピーカーなら集音するのがマイクです。iPhoneのマイクはドックコネクター
(充電の挿し込み口)と一体部品の一部として組み込まれています。
集音した音の信号も、基板に送られ処理されて電波に乗っていきますので基板に不具合が
発生している可能性もあります。
この場合も不具合の可能性は、ドックコネクター > 基板です。
・電話はつながるが音声が聞こえないし、相手にも届かない
これはレアな症状です。部品の不具合で発生しているなら前述の2つの症状が
同時に発生しているか、iPhoneがイヤホン接続されていると勘違いしている状況かも
しれません。
イヤホン接続の不具合であれば、音量調節をしたときにイヤホン接続をしていないのに
ヘッドフォンと表示されます。
イヤホンジャックもドックコネクターの部品と一体なので
ドックコネクター交換で改善できるかもしれません。
ちなみに、ヘッドフォン挿していないときの表示は↓の状態です。
もちろん基板故障の可能性も捨てきれません。
・そもそも電波が立たず圏外になる、または不安定
一度も修理したことが無い端末に限って言うと部品交換で直ることはほとんどありません。
iPhone7では、Apple公式サイトで基板故障の可能性も挙げられています。
稀にSIMカードの不具合があるようですが、SIMについては契約しているキャリアショップ
でしか発行できないため、修理店ではチップの接触面を清掃することくらいしかできません。
・アプリによって通話できるものとできないものがある
序盤でも挙げたように最近では標準通話アプリ以外にもSNSアプリで通話もできますよね。
むしろ、普通の電話はほぼ使わない方も多いのではないでしょうか。
そうなるとあり得るのがiPhone本体が原因でなく使用するアプリが原因という可能性です。
特定のアプリだけで通話不具合の場合は、アプリのアップデートをしてみるほかに
バックアップを行ったうえでアプリを削除、再インストールしてみる方法もあります。
ただ、それで直るかどうかはあくまで可能性があるレベルです。
・番外編
故障ではなく、そう勘違いしてしまう状態になっていることもあります。
通話は集音したデータを送信、受信したデータを出力してを相互に行っており
それぞれ、マイクとスピーカーの部分にはフレームやガラスに穴が開いています。
この穴をふさいでしまうことで正常な通話ができなくなることがあります。
購入したときのフィルムを貼ったままだったり、汎用のフィルムを使うと
相手の声が出力される穴をふさいでいることがあります。
ケースも同様に専用品を使わないとマイクの部分にある穴をふさいでしまうことがあります。
また、長期間使用しているうちにホコリや皮脂が穴に詰まって塞いでしまうことあります。
この場合は突然というより徐々に悪化していく感じを受けると思われます。
★落としてから、または外観的な破損がある場合
外からの衝撃により不具合が発生するというのは当然でもあります。
加えて破損となると内部部品にまでダメージがいっていても
何ら不思議なことではないですよね。
そして覚えておいてほしいのは、衝撃を受けてすぐ壊れるとは限らないという事です。
部品そのものが見た目からして壊れるのであれば、すぐ症状が出るのはわかると思います。
ただ、そこまで壊れるとなれば、相当なダメージを受けているので通話どころではないはずです。
忘れたころに影響してくることもあるようですし、何が起きるかはわかりません。
お気を付け下さい。
影響してくるのは通話だけではありません。
交換可能な部品の不具合であれば修理できますが、基板が壊れるとどうにもなりません。
取り出せなくなっては困るデータがあるのであれば、可能な限りデータのバックアップを
最優先にして下さい。データのバックアップさえあれば、最悪、直せなくても端末の替えが
ききます。データの替えはバックアップが無ければききませんからね。
ただし、水没したときは例外です!水分が内部やドックコネクター内にある状態での
通電、通信は状態悪化につながります。
防水機種でも水分がついているときにはしっかりふき取り、乾燥させてくださいという旨の
事が取説にあるほどですし、濡れたままの使用や操作、通信は故障の原因になることを
覚えておきましょう。お風呂へ日常的に持ち込んだいる場合は要注意です!
話が脱線してしまいました。でも、お気を付けいただきたいので書かせていただきました。
修理のご希望はまずお問い合わせください。
飛び込み受付もしておりますがお預かり品の数により所要時間が異なります。
予めご了承頂きますようお願いいたします。
iPhone・スマホ修理のスマホスピタル名古屋栄店の詳細・アクセス
〒460-0008 名古屋市中区栄三丁目9-10 アスカヰビル 3c号室
営業時間 11時〜20時(無休)
電話番号 052-684-8626
E-mail info@iphonerepair-sakae.com
オンライン予約 スマホスピタル名古屋栄店 WEB予約 >>
<<前の記事
iPhoneがフリーズしてしまう原因は様々かもしれません!-
次の記事>>
iPhone8は防水している!でも水没してしまうかも💦
